楽天モバイルのデメリットは、屋内や地下で電波が不安定になることがある点、通話を無料にするには「Rakuten Link」アプリからの発信が必要な点、月に3GB未満しか使わなくても1,078円かかる点の大きく3つです。
では「やめたほうがいい」ほどの欠点なのか、田舎でも使えるのか、9月末が期限だったauローミングは10月以降どうなるのか。判断が分かれるのは、この3つが自分の使い方に当てはまるかどうかです。
目次
【結論】楽天モバイルは使う場所と使い方で向き不向きが分かれる
楽天モバイルは避けるべきサービスではなく、生活圏の電波環境と月のデータ量によって向き不向きがはっきり分かれるサービスです。データ無制限が月3,278円という料金は他の携帯キャリアにない水準である一方、実測速度は大手3キャリアに届かず、地下や屋内では不安定になる場面が残っています。
数あるデメリットの中で、この記事が「大きな3つ」として扱うのは、該当する人の範囲が広いものです。電波は全利用者、Rakuten Linkは通話する人全員、料金の下限は月3GB未満の人全員に関わります。店舗の少なさやiPhoneのキャリア決済非対応は、該当者が限られるため注意点として扱います。
- 下り実測の全国平均は95.67Mbpsで、携帯キャリア7社中7位(2026年9月9日時点)
- 標準の電話アプリから発信すると30秒22円がかかる
- 月1GBしか使わなくても1,078円。年間では12,936円になる
- 月のデータ量が3GB〜無制限まで変動し、月ごとに料金を変えたい人
- 発信を「Rakuten Link」アプリに切り替えられる人
- 自宅と職場にWi-Fiがあり、日中は屋外の移動が中心の人
- 生活圏が都市部で、すでに楽天回線エリアに入っている人
- 毎月Wi-Fi中心で、データ使用量が1GB前後にとどまる人
- 仕事の通話が多く、標準の電話アプリの通話品質と履歴が必要な人
- 地下街や地下鉄、大型商業施設の奥で毎日長時間通信する人
- 地方・郊外に住んでおり、ローミング縮小の対象になるか読めない人
後悔しやすい側に2つ以上当てはまるなら、いま契約すると不満が出やすい使い方です。当てはまらない側が多いなら、無制限3,278円という料金がそのまま利点になります。
\ データ無制限が月3,278円 /
楽天モバイルの大きなデメリットは3つ
楽天モバイルの3つのデメリットは、どれも「自分の条件次第で問題になるかが変わる」性質を持っています。電波は使う場所、Rakuten Linkは通話の頻度、料金の下限は月のデータ量で、影響の大きさが変わります。逆に言えば、条件が合えば3つとも実害がほとんど出ません。
屋内・地下・繁華街で電波が不安定になることがある
楽天モバイルの電波は、地下街や鉄筋コンクリートの建物内、人が集中する繁華街で不安定になることがあります。みんなのネット回線速度に投稿された直近3ヶ月・9,856件の測定結果では、下り平均95.67Mbps、上り26.37Mbps、Ping49.52msで、携帯キャリア7社中7位でした(2026年9月9日時点)。
| 回線 | 下り平均 | 楽天との差 |
|---|---|---|
| NTTドコモ | ◎ 164.88Mbps | +69.21Mbps |
| au | ◎ 151.92Mbps | +56.25Mbps |
| ソフトバンク | ◎ 127.88Mbps | +32.21Mbps |
| 楽天モバイル | ○ 95.67Mbps | − |
最速のドコモとの差は69.21Mbpsで、約1.7倍の開きがあります。時間帯で見ると、最も落ちるのは昼の51.04Mbpsです。
| 時間帯 | 下り | 上り | Ping |
|---|---|---|---|
| 朝 | ◎ 107.11Mbps | 29.32Mbps | 49.73ms |
| 昼 | ○ 51.04Mbps | 18.61Mbps | 53.72ms |
| 夕方 | ○ 64.92Mbps | 22.08Mbps | 50.18ms |
| 夜 | ○ 79.51Mbps | 25.45Mbps | 50.43ms |
| 深夜 | ◎ 199.30Mbps | 42.60Mbps | 46.83ms |
昼の51.04Mbpsは深夜の199.30Mbpsと比べて約3.9倍の差があり、混雑の影響を受けやすいことがわかります。一方で、この昼の数値でも動画視聴やSNSが止まる水準ではありません。
全体平均の95.67Mbpsという水準は、同じ集計における格安SIM全体の平均96.5Mbpsとほぼ同じです。大手3キャリアには届きませんが、格安SIMからの乗り換えであれば速度が落ちる水準ではありません。
屋内・地下については、2026年2月に公開された「東京地下鉄強化計画」で対策が進んでいます。東京メトロ・都営地下鉄の主要駅は順次強化が完了しており、2026年9月時点で残っているのは「2026年8月以降順次」に区分された駅です。
- 東京メトロ南北線:目黒駅、白金高輪駅、麻布十番駅、六本木一丁目駅、四ツ谷駅
- 東京メトロ丸ノ内線:西新宿駅、赤坂見附駅/有楽町線:地下鉄赤塚駅、要町駅
- 都営大江戸線:飯田橋駅、大門駅、新宿駅、東中野駅/新宿線:九段下駅、浜町駅、森下駅/三田線:日比谷駅
本エリアにおけるネットワーク強化は順次実施中です。
出典:楽天モバイル「東京地下鉄強化計画」(2026年2月2日更新/2026年9月9日確認)
混雑対策としては、2026年6月19日に「楽天モバイルWiFiスポット」の提供も始まりました。対象プランの契約者が追加料金なしで使える公衆Wi-Fiで、このWi-Fi経由の通信は月々のデータ利用量に含まれません。
ただし提供は東京・千葉・神奈川・群馬の8施設から順次拡大する段階で、対応端末もiOS 26.4以降のiPhoneか、Google Wi-Fi Provisionerを搭載したAndroid 11以降に限られます。地下や屋内の不安を今すぐ解消する手段としては、まだ範囲が狭いのが実情です。
問題になりやすいのは、地下街・地下鉄・大型商業施設の奥まった場所で毎日長時間通信する人です。屋外の移動と自宅Wi-Fiが中心の使い方であれば、影響は小さくなります。
通話を無料にするにはRakuten Linkからの発信が必要
楽天モバイルの国内通話が無料になるのは、専用アプリ「Rakuten Link」から発信した場合に限られます。スマホに最初から入っている標準の電話アプリで発信すると、30秒22円の通話料が発生します。
| 月の通話時間 | 標準アプリで発信 | Rakuten Linkで発信 |
|---|---|---|
| 10分 | 440円 | 0円 |
| 30分 | 1,320円 | 0円 |
| 60分 | 2,640円 | 0円 |
月30分の通話でも、発信アプリを間違えるだけで1,320円の差が出ます。データ無制限プランの3,278円に対して約4割の上乗せになるため、アプリの使い分けは料金に直結します。
一方で、Rakuten Linkから発信すれば通話時間の制限なく無料になり、追加のかけ放題オプションを契約する必要がありません。通話量の多い人ほど、この仕組みは有利に働きます。他社のかけ放題と比べたい場合は通話かけ放題最安プランの比較もあわせて確認してください。
- 0570などのナビダイヤル、0180から始まる番号
- 災害用伝言ダイヤル(171)、消費者ホットライン(188)など一部の3桁番号
- 海外の電話番号への発信(国・地域ごとに料金が異なる)
対象外番号の詳細は楽天モバイル公式FAQに一覧があります。発信の習慣をアプリ側に変えられる人なら、実質的な負担はほぼ発生しません。仕事の着信が多く、標準アプリの履歴管理や通話品質が必要な人にとっては、無視できない制約になります。
使わない月でも1,078円かかる
Rakuten最強プランは使った分だけ料金が変わる段階制ですが、下限は3GBまでの1,078円です。データを1GBしか使わなかった月でも1,078円が請求され、年間では12,936円になります。
| 月のデータ量 | 月額 | 年額(12ヶ月) |
|---|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 | 12,936円 |
| 〜20GB | 2,178円 | 26,136円 |
| 20GB超〜無制限 | 3,278円 | 39,336円 |
比較対象になるのが、基本料0円で必要な分だけ購入するpovo2.0のような方式です。ほとんどWi-Fiで生活し、月1GBも使わない人であれば、年間で1万円以上の差がつく可能性があります。
オンライン専用。180日超の継続利用に一定の条件有。
出典:povo2.0 公式サイト(2026年9月時点)
ただしpovo2.0の基本料0円には、一定期間ごとにトッピングを購入する条件があります。「完全に0円で放置できる」わけではない点は、比較する際に押さえておく必要があります。
一方で、月によってデータ量が大きく変動する人にとっては、この段階制が有利に働きます。旅行や出張で20GBを超えた月でも上限は3,278円で止まり、プラン変更の手続きなしで自動的に料金が切り替わるためです。毎月1GB前後で安定している人には割高、月ごとの振れ幅が大きい人には割安、という線引きになります。
契約前に知っておきたい楽天モバイルの注意点4つ
ここからの4つは、該当する人だけに影響する注意点です。全員に関わるわけではありませんが、当てはまる場合は契約後に「聞いていなかった」となりやすい項目でもあります。特に1つ目は2026年8月5日に完了した変更のため、それ以前の情報とは条件が異なります。
- 契約管理アプリがRakuten Linkに一本化された
- キャンペーンの特典は期間限定ポイントで、条件も細かい
- 1年以内に解約すると最大1,078円の事務手数料がかかる
- iPhoneではキャリア決済が使えない
契約管理アプリがRakuten Linkに一本化された
データ利用量や請求額の確認に使っていた「my 楽天モバイル」アプリは、2026年8月5日に提供を終了しました。契約内容の確認・変更、オプションの申し込みといった機能はすべてRakuten Linkアプリに移り、通話と契約管理を1つのアプリで行う形になっています。
2026年7月30日をもちまして、my 楽天モバイル アプリの全機能をRakuten Link アプリへ統合いたしました。
出典:楽天モバイル「my 楽天モバイル アプリのRakuten Link アプリへの統合に関するご案内」(2026年7月30日更新)
統合が完了した今、契約前に確認が必要なのは対応OSです。Rakuten Link バージョン4.0.0以降では、Android 9以下・iOS 15以下の端末はアプリを利用できません。手持ちのスマホをそのまま使う予定なら、OSを更新できるかを申し込み前に確かめておく必要があります。
- 使う予定の端末がAndroid 10以上、またはiOS 16以上か
- my 楽天モバイル アプリ内のお知らせ履歴は引き継がれない
- アプリを使わない場合はWeb版のmy 楽天モバイルで手続きできる
一方で、通話と契約管理が1つのアプリにまとまったことで、アプリを行き来する手間はなくなりました。統合後もWeb版のmy 楽天モバイルは利用できるため、アプリを使いたくない人の逃げ道は残っています。
キャンペーンの特典は期間限定ポイントで、条件も細かい
楽天モバイルのキャンペーン特典は、現金や料金割引ではなく楽天ポイントで還元されます。しかも多くが有効期限のある期間限定ポイントで、複数回に分けて付与される形式のため、受け取ったあと使い切れずに失効するケースがあります。
特典の受け取りにも条件が設定されています。申し込んだだけでは対象にならず、開通後に指定された期間内でRakuten Linkアプリから発信するといった手順を踏む必要があり、この条件はキャンペーンごとに異なります。
条件と付与スケジュールは申込窓口によって変わるため、契約前に該当するキャンペーンの規約を確認してください。当サイトでも三木谷キャンペーンの適用条件と受け取り手順を個別に整理しています。
1年以内に解約すると最大1,078円の事務手数料がかかる
楽天モバイルには契約期間の縛りや違約金はありませんが、2025年4月1日以降に申し込んだ回線を1年以内に解約すると解約事務手数料が発生します。金額はプラン料金の月額最低利用金額1カ月分で、Rakuten最強プランなら最大1,078円です。
| 申し込み時期 | 利用期間 | 解約事務手数料 |
|---|---|---|
| 2025年4月1日以降 | 1年以内 | 最大1,078円 |
| 2025年4月1日以降 | 1年以上 | 0円 |
| 2025年3月31日まで | 期間を問わない | 0円 |
2025年4月1日(火)より、一部のお客様につきまして、回線契約の解約に伴う解約事務手数料の請求方針を変更いたします。
出典:楽天モバイル「一部のお客様における解約事務手数料の請求方針変更について」(2025年3月7日/2025年10月1日更新)
短期間だけ試して他社に戻る前提で申し込むなら、この1,078円は見込んでおく必要があります。
手数料を0円に抑える方法は3つあります。回線の利用開始から1年を超えてから解約するか、申し込みから8日以内の初期契約解除を使うか、2025年3月31日までに利用を開始した回線であることです。利用開始日はWeb版のmy 楽天モバイルの契約内容から確認できます。
1年を超えて利用すればMNPで他社へ転出する際の手数料もかかりません。他社にみられる2〜3年の契約期間や高額な違約金と比べると、合わなかった場合に抜ける負担は小さい部類です。
iPhoneではキャリア決済が使えない
楽天モバイルのキャリア決済は、楽天回線対応のAndroid製品でのみ利用できます。iPhoneでは利用できないため、App Storeでの支払いを毎月の携帯料金にまとめることはできません。
iPhoneで楽天モバイルのキャリア決済をご利用いただくことはできません。
出典:楽天モバイル公式FAQ(2026年9月時点)
影響を受けるのは、クレジットカードを持たずにアプリ内課金やサブスクの支払いをキャリア決済でまとめたいiPhoneユーザーです。楽天ペイは実店舗やネットショップで使えますが、キャリア決済とは別のサービスで、用途の範囲が異なります。
楽天モバイルのauローミングは10月以降も一部で継続する
楽天モバイルのauローミング(パートナー回線)は、2026年9月30日に全国一律で終了するわけではありません。楽天モバイルは2026年8月12日、自社回線でのカバーに時間を要するエリアでは10月以降もローミングを継続し、十分にカバーできているエリアでは縮小していく方針を発表しました。
楽天モバイルがカバーに時間を要するエリアに関しては、ローミングは10月以降も継続します。
出典:楽天モバイル「ローミングに関して」(2026年8月12日)
9月30日はKDDIが案内する現行契約の提供期間の期限であり、10月以降の扱いは両社の協議で決まります。
| 時期 | 発表元 | 内容 |
|---|---|---|
| 2019年10月1日 | KDDI | ローミング提供を開始。提供期間は2026年9月30日までとし、さらなる延長は両社協議の上で決定 |
| 2026年8月7日 | KDDI(決算会見) | 現行契約は9月末で終了する方針。一部の人口の少ないエリアは期間を区切って提供を継続すると説明 |
| 2026年8月12日 | 楽天モバイル | 契約は詰めの協議中。カバーに時間を要するエリアは10月以降も継続、十分カバーできているエリアは縮小 |
| 2026年9月5日 | 楽天モバイル | 公式サイトのお知らせで同じ方針を改めて案内。対象エリアの具体名は示されていない |
契約前に押さえておきたいのは、どの地域が「継続」でどの地域が「縮小」なのかが、2026年9月時点では公表されていないことです。市区町村や施設単位の線引きは示されておらず、自分の生活圏がどちらに入るかは現時点では確定していません。
影響を受けやすいのは、自社基地局の整備が進んでいない山間部や郊外です。すでに楽天回線エリアになっている都市部は、もともとローミングに依存していないため影響が限定的です。
楽天モバイル側は基地局の建設を続けています。2026年度第2四半期の設備投資額は393億円で、社内の人的リソース集中と工事工程の内製化により建設を加速させる方針が示されました。あわせて、700MHz帯のプラチナバンド整備と、2026年第4四半期に予定されている「Rakuten最強衛星サービス」が、エリアを補う手段として進められています。
判断材料になるのが、都道府県単位の実測データです。みんなのネット回線速度では都道府県別に楽天モバイルの測定結果が公開されており、自分の地域の実際の数値を確認できます。全国平均の95.67Mbpsだけで判断せず、居住地の数値を見てから決めるのが確実です。
不安が残る場合は、自宅Wi-Fiを併用する構成にして、外出時のデータ量を抑える運用も選択肢になります。
それでも楽天モバイルが向いている人の条件
ここまでの弱点を踏まえてもなお楽天モバイルが選択肢になるのは、次の4つの条件に当てはまる場合です。いずれも電波や通話アプリとは別の軸で、契約の入り方・料金の優先順位・楽天サービスの使用量・回線の持ち方に関わります。
短期で試して、合わなければ抜けたい人
楽天モバイルには契約期間の縛りと違約金がなく、1年を超えて利用すれば解約事務手数料も0円になります。MNPで他社へ番号を持ち出す際の転出手数料もかからないため、口コミを読み比べるより実際に使って判断したい人に向いています。
1年以内に解約した場合でも負担は最大1,078円です。これはRakuten最強プランの3GBまでの月額と同額で、1ヶ月分の料金を上乗せするだけで撤退できる計算になります。電波が不安で踏み切れない場合、この撤退コストの小ささが判断を助けます。
ただし端末をセット購入した場合は残債が別に残ります。撤退の可能性を残したいなら、端末は購入せず今使っているスマホをそのまま持ち込む形が確実です。
速度より月額を優先したい人
楽天モバイルのデータ無制限は月3,278円、最強家族割を適用すると3,168円です。データ量が20GBを超えた月も自動的にこの上限で止まり、プラン変更の手続きは必要ありません。
最強家族割は各段階から110円引きで、3GBまでなら968円、20GBまでなら2,068円になります。家族3回線をまとめて無制限で使う場合、割引前との差は月330円、年間3,960円です。
この料金を選ぶということは、実測で携帯キャリア7社中7位という順位を承知したうえで契約するということでもあります。速度の順位と月額を天秤にかけて月額を取れる人にとっては、無制限が3,000円台前半で収まる点が決定打になります。
楽天市場で毎月まとまった買い物をしている人
楽天モバイルを契約すると、楽天市場での買い物に付くポイントが+4倍になります。エントリーが必要で、毎月の獲得上限は2,000ポイントです。
上限の2,000ポイントは、3GBまでの月額1,078円のおよそ1.8ヶ月分にあたります。楽天市場での買い物が毎月まとまった額になる人ほど、通信費の実質負担が下がる構図です。
ただし付与されるのは期間限定ポイントで、有効期限内に使い切らなければ失効します。楽天市場や楽天ペイをふだんから使っていない人が、この上乗せを理由に契約しても回収しきれません。条件と上限の詳細は楽天モバイル公式のSPUページで確認できます。
今の回線を残したまま試したい人
楽天モバイルはeSIMに対応しており、今使っている回線を解約せずに2回線目として追加できます。かんたん本人確認を使えば最短3分で審査が完了し、Rakuten Linkアプリからそのまま開通手続きに進めます。
eSIM対応製品でeSIMをお申し込み後、最短3分で本人確認審査が完了
出典:楽天モバイル「eSIMだから実現する 簡単・手軽な申し込みスタイル」(2026年9月時点)
公式のサポートページでは、主回線を楽天回線のeSIM、副回線を他社回線のeSIMとするデュアルeSIM構成が案内されています。物理SIMとeSIMを組み合わせる構成にも対応しているため、今の番号と回線を残したまま、楽天モバイルの電波を自分の生活圏で実際に確かめられます。
この使い方なら、地下や屋内でつながらない場面が出ても元の回線に切り替えて通信できます。ローミングの縮小対象になるか読めない地域でも、いきなり主回線を移さずに済むということです。詳しい設定手順は公式のデュアルeSIM設定ガイドで公開されています。
\ データ無制限が月3,278円 /
楽天モバイルが向いているか5分で判定する3ステップ
楽天モバイルが自分に合うかは、口コミを読み比べるより、自分の生活圏を3か所調べたほうが確実にわかります。所要時間は5分程度です。
- STEP
公式エリアマップで自宅・職場・乗換駅を確認する
楽天モバイルのサービスエリアマップで、自宅・職場・毎日使う駅の3か所を検索します。楽天回線エリアかパートナー回線エリアかで、10月以降のローミング縮小の影響の受けやすさが変わります。
- STEP
通勤路線が地下鉄なら強化状況を確認する
東京地下鉄強化計画のページで、通勤で使う路線・駅がネットワーク強化の対象になっているかを確認します。「2026年8月以降順次」の区分に入っている駅は、まだ強化の途中です。実際の通信状況は利用場所や時間帯によって変わるため、対象駅・区間を個別に確認しておきましょう。
- STEP
住んでいる都道府県の実測値を確認する
みんなのネット回線速度では都道府県別の測定結果が公開されています。全国平均の95.67Mbpsではなく、自分の地域の数値で判断してください。
3つとも問題がなければ、デメリットの大半は自分に当てはまりません。1つでも不安が残る場合は、次に挙げる代替案を検討してください。
楽天モバイルが向いていない場合の代替案
楽天モバイルが合わない理由は、「通話と安定性」「データを多く使う」「データをほとんど使わない」の3つに分かれます。理由によって選ぶべき代替手段が変わるため、優劣ではなく振り分けで考えるのが確実です。
通話品質と安定性を優先するならahamoかLINEMO
仕事の通話が多い人や、地下・屋内での安定性を最優先する人は、docomo回線のahamoかSoftBank回線のLINEMOが選択肢になります。みんなのネット回線速度の実測では、docomoの下り平均が164.88Mbpsと4社中で最も高い数値です(2026年9月9日時点)。
- 標準の電話アプリで発信し、通話品質と履歴を重視する人
- 地下鉄や地下街での通信が毎日発生する人
- 専用アプリを使い分ける運用を避けたい人
それぞれの料金と注意点は、ahamoのデメリット解説とLINEMOの評判まとめで個別に整理しています。
データ量が理由なら自宅Wi-Fiとの組み合わせを検討する
データを大量に使うことが乗り換えの動機なら、スマホ側の無制限にこだわらず、自宅にWi-Fi環境を用意してスマホは3GBまでの1,078円に抑える構成のほうが総額を下げられます。自宅での通信をWi-Fiに逃がせば、楽天モバイルの電波が不安定になりやすい屋内の問題も同時に解消できます。
- データ消費の大半が自宅での動画視聴やゲームの人
- 家族が複数人おり、回線を共有したほうが安くなる人
- 屋内での電波の弱さを回避したい人
工事なしで導入したい場合は自宅Wi-Fiのおすすめ比較、持ち運びも兼ねたい場合はポケット型WiFiのおすすめを参考にしてください。
ほとんど使わない月があるなら基本料0円系も検討する
Wi-Fi中心の生活で月1GBも使わない月があるなら、下限1,078円の段階制よりも、povo2.0のように基本料0円で必要な分だけトッピングを購入する方式のほうが総額を抑えられます。年間で1万円以上の差がつく可能性があります。
- 自宅・職場ともWi-Fiがあり、外でほとんど通信しない人
- 通話用のサブ回線として最低限の維持ができればいい人
- 使う月と使わない月の差が極端な人
ただし基本料0円の維持には、一定期間ごとにトッピングを購入する条件があります。完全に放置できるわけではない点は、あらかじめ確認しておいてください。
楽天モバイルのデメリットに関するよくある質問
Q
10月以降にauローミングが縮小されたら、契約中の回線は圏外になりますか?
A
全国一律で切り替わるわけではありません。楽天モバイルは2026年8月12日の発表で、カバーに時間を要するエリアは10月以降もローミングを継続し、十分にカバーできているエリアは縮小すると説明しています。縮小の対象になるのは自社回線が届いている地域なので、その場合は楽天回線に切り替わって通信が続きます。ただし継続・縮小の具体的な対象エリアは2026年9月時点で公表されていないため、契約前に公式のサービスエリアマップで自分の生活圏がどちらの区分かを確認してください。
Q
楽天モバイルは潰れる・危ないという声がありますが大丈夫ですか?
A
全契約回線数は2026年6月末時点で1,075万回線に達し、1年間で178万回線の純増です。楽天モバイル単体の売上収益は1,013億円(前年同期比11.9%増)、EBITDAは59億円の黒字で、サービスが近く終了するような状況ではありません。ただしモバイルセグメントのNon-GAAP営業損失は331億円が残っており、黒字化は道半ばです。「人気がない」と言われるのは、2020年開始の後発で契約規模が先行3社に届いていないためで、利用者自体は増加が続いています。
Q
iPhoneで楽天モバイルを使うデメリットはありますか?
A
キャリア決済が使えない点と、対応OSの制限の2つです。楽天モバイルのキャリア決済は楽天回線対応のAndroid製品専用で、App Storeの支払いには利用できません。またRakuten Linkアプリはバージョン4.0.0以降でiOS 15以下が対象外となったため、古いiPhoneではiOS 16以上への更新が必要です。
Q
Rakuten Linkアプリを使わずに楽天モバイルを契約できますか?
A
契約自体は可能で、契約内容の確認や変更はWeb版のmy 楽天モバイルから行えます。ただしアプリを使わない場合、国内通話は標準の電話アプリ経由となり30秒22円が発生します。通話をほとんどしない使い方でなければ、料金面で不利になります。
まとめ:デメリットは3つ、いずれも条件で回避できる
楽天モバイルの懸念点は、次の5点に整理できます。
- 下り実測の全国平均は95.67Mbpsで、携帯キャリア7社中7位(2026年9月9日時点)
- 標準の電話アプリから発信すると30秒22円がかかる
- 月1GBしか使わなくても1,078円、年間12,936円がかかる
- 2025年4月以降の契約は、1年以内の解約で最大1,078円の事務手数料
- auローミングは10月以降も一部で継続するが、対象エリアは未公表
このうち電波はエリアマップと地下鉄強化計画の確認で事前に判定でき、通話はRakuten Linkからの発信に統一すれば回避できます。料金の下限が問題になるのは月1GB前後で安定している人だけで、月ごとの変動が大きい人にはむしろ有利に働きます。
どうしても不安が残る場合は、通話重視ならahamo・LINEMO、データを多く使うなら自宅Wi-Fiとの併用、ほとんど使わない月があるなら基本料0円系に切り替えるのが現実的です。1年を超えれば解約事務手数料は0円になるため、まず試してから判断するという選び方もできます。
\ データ無制限が月3,278円 /
