関東(東京電力エリア)で世帯を問わず電気代の総額がいちばん下がるのはTERASELでんきの「超TERASEL東京B」で、東京電力の従量電灯Bと比べて一人暮らしで月193円、4人世帯で月918円安くなります(2026年9月分・燃料費調整額まで含めた総額)。
ただし、都市ガスとまとめたい、オール電化、車に乗る、10Aで契約したい、といった条件が加わると最適解は入れ替わります。そもそも建物によっては切り替え自体ができません。
| 電力会社 | こんな人におすすめ | 月額(2人暮らし) |
|---|---|---|
| \全世帯で最安/TERASELでんき | 世帯を問わず、まず候補にしたい人 | 8,955円 |
| \使うほど安い/ミツウロコでんき | 在宅時間が長く、電気を多く使う人 | 9,005円 |
| \車にも効く/idemitsuでんき | ガソリン代も一緒に下げたい人 | 9,045円 |
| \ガスセットで逆転/ENEOSでんき | ENEOS都市ガスもまとめて契約する人 | 9,062円 |
| \基本料金が最安/CDエナジー | 電気とガスの請求を1本にまとめたい人 | 9,067円 |
| \ガス契約中なら/東京ガス | すでに東京ガスでガスを契約している人 | 9,201円 |
| \縛りが一切ない/エネワンでんき | 解約金も契約期間の縛りもなくしたい人 | 9,297円 |
目次
【結論】関東でおすすめの電力会社は世帯人数と「今の暮らし方」で決まる
関東で電気代の総額がいちばん下がるのはTERASELでんきで、一人暮らしからファミリーまで4世帯すべてで最安でした。
ただし差額は月193〜918円で、ENEOS都市ガスをまとめる人はTERASELより安くなります。以下は目的別の7社です。
- 世帯を問わず確実に下げたい人:TERASELでんき
- 在宅時間が長く電気を多く使う人:ミツウロコでんき
- 車に乗る人:idemitsuでんき
- ENEOS都市ガスもまとめて契約する人:ENEOSでんき
- 電気とガスの請求を1本にまとめたい人:CDエナジー
- すでに東京ガスでガスを契約している人:東京ガス
- 契約の縛りをなくしたい人:エネワンでんき
世帯を問わず確実に下げたい人:TERASELでんき
TERASELでんきの「超TERASEL東京B」は、一人暮らし・2人・3人・4人の4パターンすべてで総額が最も安くなったプランです。
基本料金は東京電力と同額のまま、120kWhを超えた分の単価だけを下げる設計になっています。
- 第2段階(121〜300kWh)が34.26円で、東京電力より2.14円安い
- 第3段階(300kWh超)が35.64円で、東京電力より4.85円安い。使うほど差が開く
- 基本料金は東京電力と同額のため、切り替えで固定費が上がらない
東京電力(従量電灯B)との差は、一人暮らし(30A・210kWh)で月193円、4人世帯(50A・410kWh)で月918円です。
年額にすると4人世帯で11,016円になります。なお契約できるのは20A以上で、10A・15Aでは申し込めません。
在宅時間が長く電気を多く使う人:ミツウロコでんき
ミツウロコでんきの「従量電灯B」は、使用量が多いほど有利になる段階設定のプランです。
2人以上の世帯では総額2位に入りますが、一人暮らしでは8社中6位まで落ちます。
- 第2段階が33.13円と8社中で最も安く、東京電力より3.27円下がる
- 第3段階も35.79円で、東京電力より4.70円安い
- 2人暮らし(40A・300kWh)で月9,005円と、TERASELに次ぐ2位
注意したいのは第1段階(〜120kWh)が31.91円で、東京電力より2.11円高いことです。
使用量が少ないほどこの差が効くため、一人暮らし(210kWh)では月6,322円となり、東京電力との差が41円まで縮みます。
月200kWh以下の人には向きません。
車に乗る人:idemitsuでんき
idemitsuでんきの「Sプラン」は、電気代とガソリン代の両方を下げられる点が他社にない特徴です。
電気単体の総額は2人暮らしで月9,045円と3位で、TERASELとの差は90円にとどまります。
- 第2段階34.76円・第3段階37.10円で、基本料金は東京電力と同額
- 「クルマ特割」でアポロステーションの給油代が割引になる
- EV・PHEVを持つ人向けの「EVコース」があり、電気料金から値引きされる
クルマ特割の対象はSプランとオール電化プランで、低圧電力プランは対象外です。車に乗らない人は、この強みを使えないぶん実質的な差がなくなります。
その場合は同型の設計で第2段階が0.50円安いTERASELのほうが有利です。
解約金はかかりませんが、引越しを伴わない解約をした場合、半年以内の再契約を断られることがあります。
短期間で出入りを繰り返す使い方は想定されていません。
ENEOS都市ガスもまとめて契約する人:ENEOSでんき
ENEOSでんきの「東京Vプラン」は、電気単体では2人暮らしで月9,062円の4位ですが、ENEOS都市ガスとのセット契約を加えるとTERASELより安くなるプランです。
8社のなかで、TERASELの総額を下回る条件を持つのはENEOSだけでした。
- でんきガスセット割で電気料金が毎月100円割引(東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガス管内)
- 「にねん とく2割」で1〜2年目は0.20円/kWh、3年目以降は0.30円/kWh引き
- ENEOSカード払いでガソリン・軽油・灯油が1L 1円引き(最大150L/月)
2人暮らし(40A・300kWh)で計算すると、にねん とく2割の1〜2年目が月60円、ガスセット割が月100円で、合計160円下がって月8,902円。
TERASELの8,955円を53円下回ります。3年目以降は割引が0.30円/kWhに上がるため月8,872円になり、差は83円に広がります。
ただしこの逆転はガスセット割が前提です。ガスをまとめない場合は3年目以降でも月8,972円で、TERASELより17円高くなります。
また「にねん とく2割」の適用期間中に解約・割引廃止をすると1,100円(税込)がかかります。
電気とガスの請求を1本にまとめたい人:CDエナジー
CDエナジーダイレクトの「ベーシックでんき」は、8社のなかで基本料金がいちばん安いプランです。
40Aで1,107.60円と、東京電力より月139.40円低く設定されています。
- ベーシックでんきの基本料金は30Aで830.70円と、東京電力より104.55円安い
- ガスセット割で基本料金と電力量料金の合計から0.5%割引(燃料費調整額は対象外)
- 解約金・初期費用が0円で、合わなければ費用なしで抜けられる
2人暮らしの総額は月9,067円で、東京電力より274円・年3,288円安くなります。
ガスセット割を加えると月55円下がって9,012円ですが、TERASELの8,955円には届きません。
CDエナジーを選ぶ理由は最安であることではなく、電気とガスの請求と問い合わせ先が1つになることです。
プラン選びには注意が必要です。一人暮らし向けに見える「シングルでんき」は単価が東京電力より高く、毎月100円の割引で埋める設計になっています。
210kWh使う人ではベーシックでんきのほうが月58円安く、シングルでんきが有利になるのは月152kWh以下の場合です。
ガス側の料金はCDエナジーの都市ガス料金の解説にまとめています。
すでに東京ガスでガスを契約している人:東京ガス
東京ガスの「基本プラン」は、2人暮らしの総額が月9,201円で、東京電力より140円安いプランです。
単価の差は小さく、選ぶ決め手はガスとのセット割引と請求の一本化になります。
- 第1段階が29.70円と8社で最も安く、月120kWh以下の世帯では単価面で有利
- ガス・電気セット割の対象で、すでに東京ガス契約中ならガス側の手続きが不要
- 解約金がなく、契約期間の縛りもない
弱点は300kWh超の第3段階が39.50円と高いことです。TERASELの35.64円より3.86円高いため、4人世帯(50A・410kWh)では月13,112円となり、TERASELとの差が670円まで開きます。
使用量が多い世帯ほど不利になります。
支払い方法で払込書を選ぶと、月220円の発行手数料がかかります(設定完了後3か月は無料)。
年間2,640円で、東京電力との差額140円×12か月=1,680円を上回るため、クレジットカードか口座振替を選んでください。
契約の縛りをなくしたい人:エネワンでんき
エネワンでんきは、2025年7月1日の約款改定で解約事務手数料3,300円と契約期間の自動更新をどちらも廃止した会社です。
いつ抜けても費用がかからないため、まず試してみたい人でも損をしません。10Aから契約できる「エネワンダフル」もあり、20A以上を条件とするTERASELが使えない世帯でも選べます。
- 2025年7月1日に解約事務手数料3,300円が廃止され、契約期間の縛りもなくなった
- エネワンダフルは10Aから契約できる(600kWhまで35.57円の一律単価)
- 電気料金200円(税抜)ごとにPontaポイントが1ポイント貯まる
主力の「エネワンハッピー」は、電力量料金の3段階すべてが東京電力の従量電灯Bと完全に同じ単価です。
差は基本料金だけで、30Aなら月33円・年396円、40Aでも月44円・年528円にとどまります。
節約額を目的に切り替える会社ではありません。
貯まったPontaポイントをエネワンでんきの支払いに充てることはできず、再エネ賦課金も付与対象外です。
ポイントは電気代の値引きではなく、Pontaを日常的に使う人への上乗せと考えてください。
申し込む前に確認する2つの条件
関東で電力会社を切り替えられるかどうかは、住所と建物の2点で決まります。
住所が東京電力エリアの外なら、この記事で紹介する会社の多くはそもそも契約できません。
建物が高圧一括受電なら、住所が該当していても個人の判断では切り替えられません。
料金を比べる前に、この2つを先に確認してください。
住所が東京電力エリアに入っているか
東京電力エリアは、行政区分でいう「関東地方」とは範囲が一致しません。
東京電力エナジーパートナーは供給区域を次のとおり定めています。
栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都(島嶼地域を除く)、神奈川県、山梨県および静岡県(富士川以東)
出典:東京電力エナジーパートナー「燃料費調整単価等一覧」(2026年9月時点)
つまり山梨県と静岡県東部は東京電力エリアに含まれ、関東地方ではないのに対象になります。
逆に、東京都でも伊豆諸島・小笠原諸島は対象外です。
判断に迷いやすいのは次の4ケースです。
| お住まいの地域 | この記事の7社を契約できるか |
|---|---|
| 山梨県 | ◎ 東京電力エリアのため契約できる |
| 静岡県(富士川以東) | ◎ 沼津市・三島市・富士市などは契約できる |
| 静岡県(富士川以西) | × 中部電力エリアのため対象外 |
| 東京都の島嶼地域・各エリアの離島 | × 供給区域から除外されている |
離島が対象外である点は各社共通です。
エネワンでんきの電気契約種別定義書には「電気事業法第2条第1項第8号イに定める離島には適用いたしません」と明記され、idemitsuでんき・CDエナジーも供給区域から離島を除いています。
検針票の供給地点特定番号があれば、申し込み画面で対象エリアかどうかを判定できます。
建物が高圧一括受電になっていないか
高圧一括受電は、マンション1棟分の電気を管理組合や管理会社がまとめて高圧で購入し、建物内の変圧設備で低圧に変換して各戸へ供給する方式です。
この方式の建物では各戸が電力会社と直接契約していないため、入居者が個人の判断で切り替えることはできません。
分譲・賃貸を問わず該当します。
自分の建物が該当するかは、次の3ステップで確認できます。
- STEP
電気の請求書・検針票の差出人を見る
東京電力エナジーパートナーや新電力ではなく、管理会社・マンション名義・一括受電事業者名で請求が来ている場合は、高圧一括受電の可能性が高くなります。家賃と電気代がまとめて請求されているケースも同様です。
- STEP
供給地点特定番号が記載されているか確認する
新電力への申し込みには供給地点特定番号が必要です。検針票やマイページのどこにも記載がない場合は、各戸が一般送配電事業者と直接つながっていない可能性があります。
- STEP
管理会社・大家に「一括受電かどうか」を直接聞く
1と2で判断がつかない場合は、管理会社に確認するのが確実です。分譲マンションでは管理組合の総会資料に導入の経緯が残っていることもあります。
- 高圧一括受電は建物単位のため、契約アンペアの見直しや使い方の工夫で電気代を下げる
- 都市ガスは電気と別契約のことが多く、ガス会社の切り替えなら可能な場合がある
- 引っ越しの予定があるなら、内見時に「電気は個別契約か」を確認しておく
なお、新築住宅もそのままでは申し込めない会社があります。
ミツウロコでんきは公式のよくある質問で新築住宅の契約を受け付けていないと明記しており、いったん地域の電力会社と契約してから切り替える手順になります。
関東(東京電力エリア)の電力会社8社を総額で比較
関東で契約できる主要8社を、2026年9月分の燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金まで含めた総額で比較しました。
単価表だけを並べた比較では順位が変わってしまうため、実際に請求される金額で並べています。試算条件は2人暮らし(40A・月300kWh)です。
| 電力会社 | プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 | 2人世帯の 月額 | 東京電力 との差 | 特に向く世帯 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| \全世帯で最安/TERASELでんき | 超TERASEL東京B | 1,247.00円 | 29.80円 | 34.26円 | 35.64円 | 8,955円 | ▲386円 | 全世帯 |
| ミツウロコでんき | 従量電灯B | 1,247.00円 | 31.91円 | 33.13円 | 35.79円 | 9,005円 | ▲336円 | 2人以上 |
| idemitsuでんき | Sプラン | 1,247.00円 | 29.80円 | 34.76円 | 37.10円 | 9,045円 | ▲296円 | 車に乗る世帯 |
| ENEOSでんき | 東京Vプラン | 1,247.00円 | 29.80円 | 34.85円 | 36.90円 | 9,062円ガスセット割時 8,902円 | ▲279円 | ENEOS都市ガス利用世帯 |
| CDエナジー | ベーシックでんき | 1,107.60円 | 29.90円 | 35.59円 | 36.50円 | 9,067円 | ▲274円 | 都市ガス利用世帯 |
| 東京ガス | 基本プラン | 1,246.96円 | 29.70円 | 35.69円 | 39.50円 | 9,201円 | ▲140円 | 東京ガス契約中 |
| エネワンでんき | エネワンハッピー | 1,203.00円 | 29.80円 | 36.40円 | 40.49円 | 9,297円 | ▲44円 | 縛りを避けたい世帯 |
| 東京電力EP | 従量電灯B | 1,247.00円 | 29.80円 | 36.40円 | 40.49円 | 9,341円 | 基準 | - |
8社すべての燃料費調整単価は▲10.96円/kWhで統一しています。
各社が大手電力と同じ算定方式を採用しているためで、結果として総額の差は基本料金と電力量料金の設計差にそのまま一致します。
この記事で比較の土台がそろうのは、8社の燃調の基準が同じだからです。
上位5社に絞ると次のようになります。
| 電力会社 | 年間の節約額 | 選ぶ決め手 |
|---|---|---|
| TERASELでんき | 4,632円 | 世帯を問わず最安。迷ったらここ |
| ミツウロコでんき | 4,032円 | 使用量が多いほど有利 |
| idemitsuでんき | 3,552円 | ガソリン代も下がる |
| ENEOSでんき | 3,348円ガスセット割時 5,268円 | ガスをまとめると最安を上回る |
| CDエナジー | 3,288円 | ガスとまとめて請求を1本に |
次章のランキングは、以下の4項目100点満点で採点しています。
- 料金(50点):2人暮らしの月額総額。東京電力との差額が最大の会社を50点として比例配分
- プランの柔軟性(20点):世帯やライフスタイルに応じたプランの選択肢、契約できるアンペアの範囲
- 特典・割引(15点):ガスセット割、ポイント還元、ガソリン割引、長期契約割引
- 契約のしやすさ(15点):解約金の有無、支払い方法の選択肢、申し込み条件
期間限定のキャンペーンは、終了によって順位が変わってしまうため採点に含めていません。
関東の電力会社おすすめランキング7選
ランキング1位はTERASELでんきで、料金50点・合計85点と両方で最上位でした。
2位のCDエナジーは料金では5位ですが、選べるプランが6種類あることと解約金0円が効いて総合で追い上げています。3位のミツウロコも、10Aから60Aまで契約できる範囲の広さで柔軟性18点を取りました。
総額の安い順とは一部異なるため、料金だけで決めたい人は前章の比較表の並びを見てください。
- 1位:TERASELでんき(85点)
- 2位:CDエナジー(82点)
- 3位:ミツウロコでんき(79点)
- 4位:ENEOSでんき(78点)
- 5位:idemitsuでんき(77点)
- 6位:東京ガス(53点)
- 7位:エネワンでんき(42点)
1位:TERASELでんき|4世帯すべてで総額が最も安い
TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループのエネクスライフサービスが提供する新電力です。
「超TERASEL東京B」は一人暮らしから4人世帯までの4パターンすべてで総額最安となり、料金50点を満点で獲得しました。
| 気になる5つのポイント | 内容 |
|---|---|
| 2人世帯の月額 | 8,955円(東京電力より▲386円) |
| 4人世帯の年間節約額 | 11,016円 |
| 契約できるアンペア | 20A〜60A(10A・15Aは不可) |
| 解約金 | なし |
| ポイント | 楽天ポイント(燃料費調整額を含む税込合計が対象) |
| 評価項目 | 点数 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合 | 85/100 | 料金で満点。弱点は申込条件と特典の少なさ |
| 料金 | 50/50 | 東京電力との差386円が8社中で最大 |
| プランの柔軟性 | 14/20 | 3プランあるが20A未満は契約できない |
| 特典・割引 | 10/15 | 楽天ポイントのみ。ガスセット割がない |
| 契約のしやすさ | 11/15 | 解約金なし。紙の請求書は1地点275円 |
- 第3段階(300kWh超)が35.64円で東京電力より4.85円安く、使用量が多いほど差が開く
- 基本料金は311.75円/10Aで東京電力と同額。切り替えで固定費が上がらない
- 解約金がなく、合わなければ費用をかけずに他社へ移れる
差が開く仕組みは単価の設計にあります。
基本料金と第1段階(29.80円)は東京電力と同じで、第2段階を2.14円、第3段階を4.85円だけ引き下げる形です。
そのため一人暮らし(210kWh)では月193円ですが、4人世帯(410kWh)では月918円まで広がります。
注意したいのが請求書の形式です。
紙の請求書は供給地点ごとに月275円かかります。
年3,300円になるため、2人暮らしの年間節約額4,632円のうち約7割が消えます。
Web明細で受け取れる人向けのプランと考えてください。
楽天ポイントは基本料金・電力量料金・燃料費調整額を合わせた税込合計が対象で、通常ポイントとして付与されます。
申込時に選ぶ「選べる特典」は未選択のままだと付与されません。
通常特典は利用開始月を0か月目として、4か月目の月末頃までに付与されます。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | エネクスライフサービス(伊藤忠エネクスグループ) |
| プラン | TERASEL/超TERASEL/TERASELマーケット(市場連動型) |
| 基本料金 | 311.75円/10A(30A 935.25円/40A 1,247.00円/50A 1,558.75円) |
| 電力量料金 | 29.80円/34.26円/35.64円 |
| 燃料費調整単価 | ▲10.96円/kWh(2026年9月分) |
| 燃調の上限 | なし |
| 再エネ賦課金 | 4.18円/kWh |
| 契約できるアンペア | 20A〜60A |
| 支払い方法 | クレジットカード(5種)または口座振替 |
| 紙の請求書 | 1地点につき275円 |
| 解約金 | なし(供給設備の新設・増設から1年未満の解約は工事費等を請求される場合あり) |
| 申込〜切替 | 3週間〜2か月 |
| 供給エリア | 東京電力エリア(沖縄県・離島を除く) |
| 項目 | TERASEL | 東京電力EP |
|---|---|---|
| 月額(40A・300kWh) | 8,955円 | 9,341円 |
| 支払い総額(A)/1年 | 107,460円 | 112,092円 |
| 紙の請求書代(B)/1年 | 3,300円 | 0円 |
| (A)+(B)/1年 | 110,760円 | 112,092円 |
| 1年の差額(Web明細) | 4,632円おトク | |
| 1年の差額(紙の請求書) | 1,332円おトク | |
| 2年の差額(Web明細) | 9,264円おトク | |
| プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 |
|---|---|---|---|---|
| 超TERASEL東京B | 1,247.00円 | 29.80円 | 34.26円 | 35.64円 |
| 東京電力EP 従量電灯B | 1,247.00円 | 29.80円 | 36.40円 | 40.49円 |
同社には市場連動型の「TERASELマーケット」もありますが、これは日本卸電力取引所の価格に料金が連動する別設計のプランです。
市場連動型の値動きについてはLooopでんきの評判・口コミでも解説しています。
- 契約アンペアが20A以上で、月200kWh以上使う人
- 請求をWeb明細で受け取れる人
- 楽天ポイントを日常的に貯めている人
- 10A・15Aで契約したい人(申し込めない)
- 紙の請求書が必要な人(年3,300円で節約額の約7割が消える)
- 都市ガスとまとめて割引を受けたい人(ガスセット割がない)
楽天経済圏を使っている人なら、電気料金でも通常ポイントが貯まるため、還元先を分散させずに済みます。
2位:CDエナジー|プランの選択肢と解約のしやすさで追い上げる
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが折半出資して2018年に設立した会社です。
料金では5位ですが、家庭向けに6プランを用意し、解約金・初期費用が0円であることから、プランの柔軟性で20点満点を獲得しました。
| 気になる5つのポイント | 内容 |
|---|---|
| 2人世帯の月額 | 9,067円(東京電力より▲274円) |
| 基本料金(40A) | 1,107.60円(8社で最安) |
| ガスセット割 | 基本料金+電力量料金の0.5%(燃調は対象外) |
| 解約金・初期費用 | どちらも0円 |
| プラン数 | 家庭向け6プラン |
| 評価項目 | 点数 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合 | 82/100 | 料金以外の3項目で最上位クラス |
| 料金 | 35/50 | 東京電力との差274円で5位 |
| プランの柔軟性 | 20/20 | 単身・標準・多人数・オール電化を個別に用意 |
| 特典・割引 | 13/15 | ガスセット割・カテエネポイント・家族ポイント割 |
| 契約のしやすさ | 14/15 | 解約金0円・支払い方法3種。払込用紙は220円 |
- ベーシックでんきの基本料金は30Aで830.70円と、東京電力より月104.55円安い
- 使用量に合わせてシングル・ベーシック・ファミリーを選び直せる
- 解約金・初期費用が0円で、試して合わなければ費用なしで抜けられる
プランが多い分、選び間違えると損をします。
名前から一人暮らし向けに見える「シングルでんき」は単価が東京電力より高く、毎月100円の割引で埋める設計です。
ベーシックでんきと並ぶのは月152kWhで、それを超えるとベーシックのほうが安くなります。
210kWh使う人ならベーシックが月58円安い計算です。
多人数向けの「ファミリーでんき」は、300kWhまで10,085.20円の定額に300kWh超35.59円を加える設計です。
ベーシックでんきとちょうど並ぶのが月400kWhで、4人世帯(410kWh)でも差は月9円にとどまります。
プランを変える手間に見合うのは月450kWh以上の世帯です。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | CDエナジーダイレクト(中部電力ミライズ・大阪ガスが各50%出資) |
| プラン | シングル/ベーシック/ファミリー/スマート/ポイント/CDグリーン |
| 基本料金(ベーシック) | 30A 830.70円/40A 1,107.60円/50A 1,384.50円 |
| 電力量料金(ベーシック) | 29.90円/35.59円/36.50円 |
| 燃料費調整単価 | ▲10.96円/kWh(2026年9月分) |
| 燃調の上限 | なし |
| 再エネ賦課金 | 4.18円/kWh |
| セット割 | ガスセット割0.5%(スマートでんきは対象外)/電気セット割0.5% |
| ポイント | カテエネポイント(電気料金の支払いに充当可能) |
| 支払い方法 | クレジットカード/口座振替/払込用紙 |
| 払込用紙の手数料 | 2026年1月請求分から1枚220円 |
| 解約金・初期費用 | 0円 |
| 供給エリア | 栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・静岡(富士川以東)/離島を除く |
| 項目 | CDエナジー | 東京電力EP |
|---|---|---|
| 月額(40A・300kWh) | 9,067円 | 9,341円 |
| ガスセット割(B) | ▲55円/月 | - |
| 割引後の月額 | 9,012円 | 9,341円 |
| 支払い総額(A)/1年 | 108,144円 | 112,092円 |
| 1年の差額(ガスセット割込み) | 3,948円おトク | |
| 2年の差額(ガスセット割込み) | 7,896円おトク | |
| プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 |
|---|---|---|---|---|
| ベーシックでんき | 1,107.60円 | 29.90円 | 35.59円 | 36.50円 |
| シングルでんき毎月100円割引つき | 1,180.96円 | 30.00円 | 36.60円 | 40.69円 |
| ファミリーでんき300kWhまで定額10,085.20円 | 1,107.60円 | 定額10,085.20円 | 35.59円 | |
- 電気とガスの請求と問い合わせ先を1つにまとめたい人
- 短期で試して、合わなければ費用なしで抜けたい人
- クレジットカードか口座振替で支払える人
- 電気だけで総額の最安を狙う人(TERASELより月112円高い)
- オール電化でスマートでんきを検討する人(ガスセット割の対象外)
- 払込用紙で支払いたい人(1枚220円)
大阪ガス系のサービスを使っている人なら、貯まったカテエネポイントを電気料金の支払いに充てられます。
ガス側の料金はCDエナジーの都市ガス料金の解説にまとめています。
3位:ミツウロコでんき|使用量が多いほど順位が上がる
ミツウロコでんきは、ミツウロコグリーンエネルギーが提供する新電力です。
料金は44点で2位につけ、契約できるアンペアが10Aから60Aと8社で最も広いことから柔軟性でも18点を獲得しました。ポイント還元がない点だけが減点です。
| 気になる5つのポイント | 内容 |
|---|---|
| 2人世帯の月額 | 9,005円(東京電力より▲336円) |
| 一人暮らしの月額 | 6,322円(東京電力との差は41円まで縮む) |
| 第2段階の単価 | 33.13円(8社で最安) |
| 第1段階の単価 | 31.91円(東京電力より2.11円高い) |
| 契約できるアンペア | 10A〜60A(8社で最も範囲が広い) |
| 評価項目 | 点数 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合 | 79/100 | 料金・柔軟性とも上位。特典の少なさだけが減点 |
| 料金 | 44/50 | 東京電力との差336円で2位 |
| プランの柔軟性 | 18/20 | 10A〜60Aに対応。家庭向けメニューも8社で最多 |
| 特典・割引 | 6/15 | ポイント還元・長期割引・ガスセット割がない |
| 契約のしやすさ | 11/15 | 支払い方法は3種と多い。新築住宅は直接契約できない |
- 第2段階33.13円は8社で最も安く、東京電力より3.27円下がる
- 第3段階35.79円で、4人世帯(410kWh)なら月852円下がる
- 10Aから60Aまで契約でき、振込用紙での支払いも選べる
順位が使用量で入れ替わるのは、第1段階を上げて第2・第3段階を下げた設計だからです。
月210kWhの一人暮らしでは第1段階で253円損をして第2段階で294円得をするため、差し引きの節約は月41円にとどまります。
月200kWh以下の人には向きません。
使用量の少ない世帯には「シングル応援プラン」(29.80円/36.16円/39.03円)が用意されています。
従量電灯Bと並ぶのは月204kWhで、それ以下ならシングル応援プランのほうが安くなります。
一人暮らしの目安210kWhはちょうど分岐点の少し上なので、検針票で実際の使用量を確認してから選んでください。
契約できるアンペアは10Aから60Aまでで、8社のなかで最も範囲が広い設定です。
TERASELが20A以上に限られることを考えると、小容量で契約したい世帯にとっては数少ない選択肢になります。
ただし公式のよくある質問では新築住宅の契約を受け付けていないと案内されています。新築の場合は、いったん東京電力エナジーパートナーと契約してから切り替える手順になります。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ミツウロコグリーンエネルギー |
| プラン(関東エリア) | 従量電灯B/従量電灯C/シングル応援プラン/とくとくナイト(3種)/低圧電力・動力プラン/まるまる再エネ/まるまる脱炭素/EVスマトクプラン |
| 基本料金 | 311.75円/10A(30A 935.25円/40A 1,247.00円/50A 1,558.75円) |
| 電力量料金(従量電灯B) | 31.91円/33.13円/35.79円 |
| 電力量料金(シングル応援) | 29.80円/36.16円/39.03円 |
| 燃料費調整単価 | ▲10.96円/kWh(2026年9月分) |
| 燃調の上限 | なし |
| 再エネ賦課金 | 4.18円/kWh |
| 契約できるアンペア | 10A〜60A |
| 解約金 | なし |
| 支払い方法 | 口座振替/クレジットカード/振込用紙(債権譲渡先は三井住友カード) |
| 新築住宅 | 直接の契約は不可。地域の電力会社と契約後に切り替える |
| とくとくナイトの条件 | 夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器を使用し、東京電力エナジーパートナーのスマートライフプランS・Lに加入していること |
| 付帯サービス | ミツウロコでんき安心サポート(24時間365日の駆けつけサービスが無料) |
| 供給エリア | 東京電力エリア(離島を除く) |
| 世帯 | ミツウロコ | 東京電力EP | 年間の節約額 |
|---|---|---|---|
| 1人(30A・210kWh) | 6,322円 | 6,363円 | 492円 |
| 2人(40A・300kWh) | 9,005円 | 9,341円 | 4,032円 |
| 3人(40A・370kWh) | 11,036円 | 11,700円 | 7,968円 |
| 4人(50A・410kWh) | 12,508円 | 13,360円 | 10,224円 |
| プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 |
|---|---|---|---|---|
| 従量電灯B | 1,247.00円 | 31.91円 | 33.13円 | 35.79円 |
| シングル応援プラン月204kWh以下ならこちら | 1,247.00円 | 29.80円 | 36.16円 | 39.03円 |
- 月300kWhを超え、在宅時間が長い人
- スマートライフプランS・Lを契約しているオール電化世帯
- 既存の住宅から切り替える人
- 月200kWh以下の一人暮らし(東京電力との差が月41円)
- スマートライフプランS・Lを契約していないオール電化世帯(とくとくナイトの対象外)
- 新築住宅にこれから入居する人(直接は契約できない)
ポイント還元がないため、経済圏との連動を期待する会社ではありません。
単価の安さと契約条件の広さだけを取りにいく人向けで、還元先を気にしないぶん比較もしやすくなります。
4位:ENEOSでんき|ガスをまとめると1位の総額を下回る
ENEOSでんきは、ENEOS Powerが提供する新電力です。
電気単体では2人暮らしで月9,062円の4位ですが、割引を積むとTERASELの8,955円を下回る唯一の会社で、特典・割引は15点満点を獲得しました。
| 気になる5つのポイント | 内容 |
|---|---|
| 2人世帯の月額 | 9,062円(割引込み8,902円) |
| にねん とく2割 | 1〜2年目0.20円/kWh、3年目以降0.30円/kWh引き |
| でんきガスセット割 | 毎月100円(対象エリア限定) |
| 解約金 | Vプラン単体は不要。にねん とく2割の適用中は1,100円 |
| プラン数 | 5プラン(EV・太陽光・動力まで対応) |
| 評価項目 | 点数 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合 | 78/100 | 特典で満点。解約時の条件が唯一の減点 |
| 料金 | 36/50 | 単体では279円差。割引込みなら実質1位 |
| プランの柔軟性 | 18/20 | EV・自家消費・動力まで5プラン |
| 特典・割引 | 15/15 | 長期割引・ガスセット割・給油割引・ポイント |
| 契約のしやすさ | 9/15 | 解約金1,100円の条件あり。支払いは2種のみ |
- ENEOS都市ガスとのセットで毎月100円引き。TERASELの総額を下回る
- 「にねん とく2割」は3年目以降0.30円/kWh引きに上がり、長く住むほど有利
- ENEOSカード払いでガソリン・軽油・灯油が1L 1円引き(最大150L/月)
2人暮らし(40A・300kWh)で積み上げると、にねん とく2割の1〜2年目が月60円、ガスセット割が月100円で、合計160円引きの月8,902円。
TERASELより53円安く、年間では636円の差になります。
3年目以降は月8,872円で、差は年996円に広がります。
ただしガスをまとめない場合は3年目以降でも月8,972円で、TERASELより17円高いままです。
ガスセット割の対象は東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガス管内に限られるため、この3エリアの外に住む人は逆転が起きません。
特典選びにも注意が必要です。
ENEOSカード割引・Vポイント付与・特別提携カードのポイント付与は併用できません。
2人暮らしの電気料金だとVポイントは月41ポイント(約41円相当)なので、月41Lを超えて給油する人はENEOSカード割引を選ぶほうが得になります。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ENEOS Power |
| プラン | Vプラン/オール電化/EV夜とく/自家消費応援/動力 |
| 基本料金 | 30A 935.25円/40A 1,247.00円/50A 1,558.75円 |
| 電力量料金 | 29.80円/34.85円/36.90円 |
| 燃料費調整単価 | ▲10.96円/kWh(2026年9月分) |
| 燃調の上限 | なし(公式サイトに明記) |
| 再エネ賦課金 | 4.18円/kWh |
| 長期割引 | にねん とく2割(1〜2年目0.20円/kWh、3年目以降0.30円/kWh) |
| ポイント | Vポイント(税抜200円につき1P=0.5%) |
| 支払い方法 | 口座振替またはクレジットカード(デビット・プリペイドは不可) |
| 口座振替日 | 毎月5日・6日・23日・27日のいずれか(検針日により自動決定/指定不可) |
| 解約金 | にねん とく2割の適用期間中は1,100円(更新月を除く。引越し先で継続する場合は不要) |
| 供給エリア | 東京電力エリア(離島を除く) |
| 項目 | ENEOS(ガスセット) | 東京電力EP |
|---|---|---|
| 月額(40A・300kWh) | 9,062円 | 9,341円 |
| にねん とく2割(B1) | ▲60円/月(1〜2年目) | - |
| でんきガスセット割(B2) | ▲100円/月 | - |
| 割引後の月額 | 8,902円 | 9,341円 |
| 支払い総額(A)/1年 | 106,824円 | 112,092円 |
| 1年の差額 | 5,268円おトク | |
| 2年の差額 | 10,536円おトク | |
| 3年目の月額(0.30円/kWh引き) | 8,872円 | 9,341円 |
| プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 |
|---|---|---|---|---|
| 東京Vプラン | 1,247.00円 | 29.80円 | 34.85円 | 36.90円 |
| 東京Vプラン+にねん とく2割3年目以降 | 1,247.00円 | 29.50円 | 34.55円 | 36.60円 |
- 東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガス管内で、ENEOS都市ガスもまとめる人
- 同じ家に2年以上住む予定の人
- 月41Lを超えて給油する人(ENEOSカード割引がポイントより有利)
- 対象3エリアの外に住み、電気だけを契約する人(3年目でもTERASELより月17円高い)
- 2年以内に引っ越す可能性がある人(解約で1,100円)
- 給油が月41L未満の人(Vポイントを選ぶほうが得になる)
Vポイントを主軸にしている人なら、電気料金でも0.5%が貯まります。
ただし前述のとおりENEOSカード割引とは併用できないため、給油量から先に決めてください。
5位:idemitsuでんき|電気代とガソリン代を同時に下げられる
idemitsuでんきは、出光興産が提供する新電力です。
2人暮らしの総額は月9,045円で3位、TERASELとの差は90円にとどまり、そこにガソリン代の割引が乗る構造になっています。
| 気になる5つのポイント | 内容 |
|---|---|
| 2人世帯の月額 | 9,045円(東京電力より▲296円) |
| クルマ特割 | ガソリンコース2円/L(月100Lまで)またはEVコース月200円引き |
| クルマ特割の年間上限 | 2,400円 |
| 解約金 | なし(1年未満の解約も違約金なし) |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは口座振替のみ |
| 評価項目 | 点数 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合 | 77/100 | 車を持つ人に限れば実質順位はもっと上 |
| 料金 | 38/50 | 東京電力との差296円で3位 |
| プランの柔軟性 | 14/20 | 3プラン。単身向けの専用プランがない |
| 特典・割引 | 14/15 | 給油割引・EV割引・継続ポイント・節電プログラム |
| 契約のしやすさ | 11/15 | 解約金なし。ただし再契約に制限がある |
- ガソリンコースはapollostation等での給油が2円/L引き(月100Lまで=最大月200円)
- EVコースは自宅充電器のあるEV所有者向けで、電気料金から毎月200円引き
- 節電プログラムは節電量1kWhあたり5ポイント。楽天・Ponta・dから選べる
クルマ特割は2つのコースから1つを選ぶ形で、ガソリンコースとEVコースは併用できません。
どちらも上限は月200円・年2,400円です。
月100L給油する人なら電気の節約296円と合わせて月496円、年5,952円になります。
対象プランはSプランとオール電化プランに限られ、低圧電力プランは対象外です。
車に乗らない人はこの強みを使えず、同型の設計で第2段階が0.50円安いTERASELのほうが有利になります。
給油割引を受けるには特割カードの事前登録も必要です。
解約条件にも独自のルールがあります。
契約は1年ごとの自動更新が原則で、1年未満の解約でも違約金はかかりません。
ただし引越しを伴わない解約をした場合、半年以内の再契約を断られることがあります。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 出光興産 |
| プラン | Sプラン/オール電化プラン/低圧電力プラン |
| 基本料金 | 30A 935.25円/40A 1,247.00円/50A 1,558.75円 |
| 電力量料金 | 29.80円/34.76円/37.10円 |
| 燃料費調整単価 | ▲10.96円/kWh(2026年9月分) |
| 再エネ賦課金 | 4.18円/kWh |
| クルマ特割 | ガソリンコースまたはEVコース(Sプラン・オール電化プランのみ/併用不可) |
| 継続利用ポイント | 供給開始1年経過後の翌月、以後1年ごとに付与 |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは口座振替のみ |
| 解約金 | なし(供給地点の新設・容量増設から1年未満は工事費等の精算が発生する場合あり) |
| 契約期間 | 原則1年(自動更新) |
| 再契約の制限 | 引越しを伴わない解約は、半年以内の再契約を断られる場合がある |
| 供給エリア | 東京電力エリア(離島を除く) |
| 月の給油量 | クルマ特割(B) | 年間メリット(電気296円/月+B) |
|---|---|---|
| 0L(車なし) | 0円/月 | 3,552円 |
| 20L | 40円/月 | 4,032円 |
| 50L | 100円/月 | 4,752円 |
| 100L以上 | 200円/月(上限) | 5,952円 |
| プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 |
|---|---|---|---|---|
| Sプラン | 1,247.00円 | 29.80円 | 34.76円 | 37.10円 |
| 東京電力EP 従量電灯B | 1,247.00円 | 29.80円 | 36.40円 | 40.49円 |
- apollostationで月50L以上給油する人
- 自宅に充電器があるEV・PHEVの所有者
- 同じ住所で長く使い続ける予定の人
- 車に乗らない人(TERASELより月90円高いまま)
- 出光系列以外のスタンドで給油する人(割引が適用されない)
- いったん解約して半年以内に戻る可能性がある人(再契約を断られる場合がある)
節電プログラムのポイントは楽天・Ponta・dポイントから選べるため、どの経済圏を使っていても受け取り先を合わせられます。
特定のポイントに縛られない点は、楽天のみのTERASELとの違いです。
6位:東京ガス|すでにガスを契約している世帯の乗り換え先
東京ガスの「基本プラン」は、2人暮らしの総額が月9,201円で、東京電力との差は140円です。
第1段階29.70円は8社で最安ですが、第3段階39.50円が足を引っ張り、料金は18点にとどまりました。
| 気になる5つのポイント | 内容 |
|---|---|
| 2人世帯の月額 | 9,201円(東京電力より▲140円) |
| 4人世帯の月額 | 13,112円(TERASELより670円高い) |
| 第1段階の単価 | 29.70円(8社で最安) |
| 新規申込特典 | 電気の基本料金1か月無料 |
| 払込書の手数料 | 月220円(設定完了後3か月は無料) |
| 評価項目 | 点数 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合 | 53/100 | 料金の伸びが小さく、上位5社と差がある |
| 料金 | 18/50 | 東京電力との差140円で6位 |
| プランの柔軟性 | 13/20 | 3プラン。オール電化と再エネには対応 |
| 特典・割引 | 9/15 | ガスセット割と基本料金1か月無料 |
| 契約のしやすさ | 13/15 | 解約金なし。支払い方法は3種 |
- 第1段階29.70円は8社で最安。月120kWh以下の世帯では単価面で有利
- すでに東京ガスでガスを契約していれば、ガス側の手続きなしでセット割の対象になる
- 解約金がなく、契約期間の縛りもない
使用量が増えるほど不利になるのが弱点です。
300kWh超の第3段階は39.50円で、TERASELの35.64円より3.86円高く設定されています。
4人世帯(50A・410kWh)では月13,112円となり、TERASELとの差が月670円・年8,040円まで広がります。
支払い方法にも落とし穴があります。
払込書を選ぶと月220円の発行手数料がかかり、年2,640円。
東京電力との差額1,680円を上回るため、払込書のままだと切り替えるほど高くなります。
設定完了後3か月は無料なので、その間にクレジットカードか口座振替へ変更してください。
ガス・電気セット割の対象は基本プランです。
ただし東京ガスの都市ガス供給エリアは関東全域ではなく、越谷・春日部地区や取手・我孫子地区などでは手続き方法も異なります。
セット割の可否は都県ではなく地区単位で変わる点に注意してください。
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 東京ガス |
| プラン | 基本プラン/時間帯別プラン(オール電化向け)/さすてな電気 |
| 基本料金 | 30A 935.22円/40A 1,246.96円/50A 1,558.70円 |
| 電力量料金 | 29.70円/35.69円/39.50円 |
| 燃料費調整単価 | ▲10.96円/kWh(2026年9月分) |
| 燃調の上限 | なし |
| 再エネ賦課金 | 4.18円/kWh |
| セット割 | ガス・電気セット割(基本プランが対象) |
| 新規申込特典 | 電気の基本料金1か月無料 |
| 支払い方法 | 口座振替/クレジットカード/払込書 |
| 払込書の手数料 | 月220円(払込書払いの設定完了後3か月は無料) |
| 解約金 | なし |
| 供給エリア | 電気は東京電力エリア。都市ガスは関東全域ではない |
| 項目 | カード・口座振替 | 払込書 |
|---|---|---|
| 月額(40A・300kWh) | 9,201円 | 9,201円 |
| 発行手数料(B)/1年 | 0円 | 2,640円 |
| 支払い総額(A)+(B)/1年 | 110,412円 | 113,052円 |
| 東京電力EP/1年 | 112,092円 | 112,092円 |
| 1年の差額 | 1,680円おトク | 960円の負担増 |
| プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 |
|---|---|---|---|---|
| 基本プラン | 1,246.96円 | 29.70円 | 35.69円 | 39.50円 |
| 東京電力EP 従量電灯B | 1,247.00円 | 29.80円 | 36.40円 | 40.49円 |
- すでに東京ガスの都市ガスを契約している人
- 月120kWh前後で、第1段階の単価が効く人
- クレジットカードか口座振替で支払える人
- 東京ガスのガス供給エリア外に住む人(セット割が使えない)
- 月300kWhを超える世帯(4人世帯でTERASELと月670円差)
- 払込書で支払いたい人(月220円で東京電力より高くなる)
ガス・電気・警報器の料金がまとめて1つの請求になるため、家計簿の管理を減らしたい人には向いています。
都市ガス自体の料金比較は都市ガスとLPガスの料金の違いで解説しています。
7位:エネワンでんき|契約の縛りがなく、いつでも抜けられる
エネワンでんきは、LPガス大手のサイサンが提供する新電力です。
主力の「エネワンハッピー」は電力量料金が東京電力の従量電灯Bと完全に同じで料金は6点ですが、解約金も契約期間の縛りもない点が評価でき、総合42点になりました。
| 気になる5つのポイント | 内容 |
|---|---|
| 2人世帯の月額(ハッピー) | 9,297円(東京電力より▲44円) |
| 4人世帯の月額(バリュー) | 12,978円(東京電力より▲382円) |
| 最小の契約アンペア | 10A(エネワンダフル) |
| 解約事務手数料 | 2025年7月1日に廃止 |
| ポイント | Pontaポイント(税抜200円につき1P) |
| 評価項目 | 点数 | 理由 |
|---|---|---|
| 総合 | 42/100 | 節約額は小さいが、契約条件の自由度は高い |
| 料金 | 6/50 | ハッピーは東京電力との差が44円 |
| プランの柔軟性 | 14/20 | 3プラン+実質再エネ版。オール電化には非対応 |
| 特典・割引 | 8/15 | Pontaとガスセット割。電気代への充当は不可 |
| 契約のしやすさ | 14/15 | 解約事務手数料が廃止され、契約期間の縛りもない |
- エネワンダフルは10Aから契約できる(TERASELは20A以上のため申し込めない)
- 2025年7月1日の約款改定で、解約事務手数料3,300円と契約期間の自動更新が廃止された
- 月300kWhを超えるならエネワンバリューで単価が下がる
プラン選びで結果が大きく変わります。エネワンハッピーは3段階すべての単価が東京電力と同じで、差は基本料金だけ。30Aなら月33円・年396円、40Aでも月44円・年528円にとどまります。この状態で切り替えても、体感できる節約にはなりません。
一方、300kWhまで33.76円・300kWh超37.51円の「エネワンバリュー」に変えると数字が動きます。
ハッピーとちょうど並ぶのが月300kWhで、それを超えると差が開きます。
4人世帯(50A・410kWh)なら月12,978円となり、東京電力より月382円・年4,584円安くなります。
契約条件は2025年7月1日に大きく変わりました。
それ以前は1年未満の解約に3,300円の事務手数料がかかり、契約期間も1年ごとの自動更新でしたが、電気供給約款(低圧)の改定でどちらも廃止されています。
供給開始日以降1年目の日までの期間内に解約された場合、解約事務手数料3,300円(税込)を申し受けておりましたが、これを廃止いたします
出典:エネワンでんき「電気供給約款(低圧)等改定のお知らせ(2025年7月1日実施)」
| 基本情報 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | サイサン(ガスワン・ウォーターワンを運営) |
| プラン | エネワンハッピー/バリュー/ワンダフル(+各実質再エネ版) |
| 基本料金(ハッピー) | 30A 902.25円/40A 1,203.00円/50A 1,503.75円 |
| 電力量料金(ハッピー) | 29.80円/36.40円/40.49円(東京電力と同一) |
| 電力量料金(バリュー) | 300kWhまで33.76円/300kWh超37.51円 |
| 電力量料金(ワンダフル) | 600kWhまで35.57円/600kWh超36.66円 |
| 燃料費調整単価 | ▲10.96円/kWh(2026年9月分) |
| 燃調の上限 | なし |
| 再エネ賦課金 | 4.18円/kWh |
| 契約できるアンペア | ワンダフルは10Aから |
| ポイント | Pontaポイント(税抜200円に1P/PontaWebとポイントWebの登録が必要) |
| ポイントの充当 | サイサンへの支払いには使えない。再エネ賦課金は付与対象外 |
| 解約事務手数料 | 2025年7月1日に廃止。契約期間の自動更新もなし |
| 供給エリア | 東京電力エリア(電気事業法第2条第1項第8号イに定める離島を除く) |
| 世帯 | ハッピー | バリュー | 有利なプラン |
|---|---|---|---|
| 1人(30A・210kWh) | 6,330円 | 6,568円 | ハッピー |
| 2人(40A・300kWh) | 9,297円 | 9,297円 | 同額 |
| 3人(40A・370kWh) | 11,656円 | 11,448円 | バリュー |
| 4人(50A・410kWh) | 13,305円 | 12,978円 | バリュー |
| プラン | 基本料金 (40A) | 〜120 kWh | 121〜300 kWh | 300kWh 超 |
|---|---|---|---|---|
| エネワンハッピー | 1,203.00円 | 29.80円 | 36.40円 | 40.49円 |
| エネワンバリュー月300kWh超ならこちら | 1,203.00円 | 33.76円 | 37.51円 | |
| エネワンダフル10Aから契約できる | 1,203.00円 | 35.57円600kWhまで | 36.66円600kWh超 | |
- 10A・15Aの小容量で契約したい人
- 月300kWhを超え、エネワンバリューを選べる人
- いつでも費用なしで抜けられる状態にしておきたい人
- 節約額の大きさで会社を選びたい人(ハッピーは年528円)
- 月300kWh以下でハッピーのままになる人(東京電力との差は基本料金だけ)
- 貯めたPontaポイントを電気代の支払いに充てたい人(充当できない)
サイサンのLPガス「ガスワン」やウォーターワンを使っている人なら、支払いをまとめてPontaを1か所に集められます。
LPガスの料金水準は都市ガスとLPガスの料金の違いにまとめています。
【世帯人数別】関東でおすすめの電力会社
世帯人数が変わっても1位はTERASELでんきで動きません。入れ替わるのは2位以降と、切り替えても下がらない会社のほうです。
一人暮らしではミツウロコとエネワンが下位に沈み、3人以上ではCDエナジーとミツウロコが順位を上げます。
一人暮らし(30A・月210kWh)はTERASELとCDエナジーの2択
一人暮らしの最安はTERASELでんきの月6,170円で、東京電力より193円下がります。2位はCDエナジーのベーシックでんきで6,198円。基本料金が30Aで830.70円と104.55円安いことが、使用量の少ない世帯では効きます。
| 電力会社 | 月額 | 東京電力との差 | 年間の節約額 |
|---|---|---|---|
| TERASELでんき | 6,170円 | ▲193円 | 2,316円 |
| CDエナジー | 6,198円 | ▲165円 | 1,980円 |
| idemitsuでんき | 6,215円 | ▲148円 | 1,776円 |
| ENEOSでんき | 6,223円 | ▲140円 | 1,680円 |
| 東京ガス | 6,287円 | ▲76円 | 912円 |
| ミツウロコでんき | 6,322円 | ▲41円 | 492円 |
| エネワンでんき | 6,330円 | ▲33円 | 396円 |
| 東京電力EP | 6,363円 | 基準 | - |
逆に、一人暮らしで切り替えても効果が薄いのがミツウロコとエネワンです。
ミツウロコは第1段階が東京電力より2.11円高いため差が月41円まで縮み、エネワンハッピーは電力量料金が東京電力と同一なので基本料金の33円分しか下がりません。
- 月152kWh以下ならCDエナジーの「シングルでんき」がベーシックでんきより安くなる
- 月204kWh以下ならミツウロコの「シングル応援プラン」が従量電灯Bより安くなる
- 契約が10A・15AならTERASELは申し込めない(20A以上)。ミツウロコとエネワンは10Aから契約できる
2人暮らし(40A・月300kWh)はミツウロコが2位に浮上する
2人暮らしの最安もTERASELでんきで、月8,955円・年4,632円の節約です。一人暮らしで6位だったミツウロコが9,005円で2位に上がり、第2段階33.13円の安さが効き始めます。
| 電力会社 | 月額 | 東京電力との差 | 年間の節約額 |
|---|---|---|---|
| TERASELでんき | 8,955円 | ▲386円 | 4,632円 |
| ミツウロコでんき | 9,005円 | ▲336円 | 4,032円 |
| idemitsuでんき | 9,045円 | ▲296円 | 3,552円 |
| ENEOSでんき | 9,062円ガスセット割時 8,902円 | ▲279円 | 3,348円 |
| CDエナジー | 9,067円 | ▲274円 | 3,288円 |
| 東京ガス | 9,201円 | ▲140円 | 1,680円 |
| エネワンでんき | 9,297円 | ▲44円 | 528円 |
| 東京電力EP | 9,341円 | 基準 | - |
ENEOSでんきの表示は電気単体の金額です。ENEOS都市ガスとセットにして「にねん とく2割」を適用すると月8,902円となり、TERASELの8,955円を1年目から下回ります。ガスをまとめる予定があるかどうかで、この世帯の答えは変わります。
3人世帯(40A・月370kWh)は第3段階の単価で差がつく
3人世帯の最安はTERASELでんきの月10,976円で、年8,688円の節約になります。300kWhを超えるため第3段階の単価が効き始め、35.64円のTERASELと35.79円のミツウロコが上位2社を占めます。
| 電力会社 | 月額 | 東京電力との差 | 年間の節約額 |
|---|---|---|---|
| TERASELでんき | 10,976円 | ▲724円 | 8,688円 |
| ミツウロコでんき | 11,036円 | ▲664円 | 7,968円 |
| CDエナジー | 11,148円 | ▲552円 | 6,624円 |
| idemitsuでんき | 11,168円 | ▲532円 | 6,384円 |
| ENEOSでんき | 11,170円 | ▲530円 | 6,360円 |
| エネワンでんきバリュー | 11,448円 | ▲252円 | 3,024円 |
| 東京ガス | 11,491円 | ▲209円 | 2,508円 |
| 東京電力EP | 11,700円 | 基準 | - |
エネワンでんきはプラン選びで結果が変わります。標準の「エネワンハッピー」のままだと月11,656円で節約は44円ですが、300kWh超に強い「エネワンバリュー」に変えると11,448円になり、差が月208円ぶん広がります。3人以上の世帯で申し込むならバリューを選んでください。
4人世帯(50A・月410kWh)は年11,016円まで差が開く
4人世帯の最安はTERASELでんきの月12,442円で、東京電力との差は月918円・年11,016円です。使用量が増えるほど第3段階の単価差がそのまま積み上がるため、4世帯のなかで最も切り替えの効果が大きい層になります。
| 電力会社 | 月額 | 東京電力との差 | 年間の節約額 |
|---|---|---|---|
| TERASELでんき | 12,442円 | ▲918円 | 11,016円 |
| ミツウロコでんき | 12,508円 | ▲852円 | 10,224円 |
| CDエナジーファミリーでんき | 12,604円 | ▲756円 | 9,072円 |
| ENEOSでんき | 12,686円 | ▲674円 | 8,088円 |
| idemitsuでんき | 12,692円 | ▲668円 | 8,016円 |
| エネワンでんきバリュー | 12,978円 | ▲382円 | 4,584円 |
| 東京ガス | 13,112円 | ▲248円 | 2,976円 |
| 東京電力EP | 13,360円 | 基準 | - |
CDエナジーは410kWhでファミリーでんきが有利になりますが、ベーシックでんきの12,613円との差は月9円です。両プランがちょうど並ぶのが月400kWhなので、プランを変える手間に見合うのは月450kWhを超える世帯と考えてください。
東京ガスは4人世帯で13,112円となり、TERASELとの差が月670円・年8,040円まで開きます。第3段階が39.50円と高いためで、使用量の多い世帯が料金目的で選ぶ会社ではありません。
関東でガスとまとめたい人におすすめの電力会社
都市ガスとまとめて最も安くなるのはENEOSでんきで、2人暮らしなら月8,902円と電気単体の最安であるTERASELを下回ります。
ただしセット割の対象エリアが3管内に限られるため、住所によっては請求の一本化を優先してCDエナジーや東京ガスを選ぶことになります。
| 電力会社 | セット割の内容 | 対象になる条件 | 2人世帯の月額 |
|---|---|---|---|
| ENEOSでんき | 電気料金から毎月100円引き | 東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガス管内 | 8,902円にねん とく2割込み |
| CDエナジー | 基本料金+電力量料金の合計から0.5%引き | CDエナジーの都市ガスを契約(スマートでんきは対象外) | 9,012円 |
| 東京ガス | ガス・電気セット割(基本プランが対象) | 東京ガスの都市ガス供給エリア | 9,201円割引はガス料金側に反映 |
| エネワンでんき | サイサンのガス・ウォーターサーバーとのセット割 | ガスワン等のサイサン系サービスを契約 | 9,297円 |
セット割で最も安くなる:ENEOSでんき
ENEOSでんきの「でんきガスセット割」は、電気料金から毎月100円を引く固定額の割引です。
定率ではないため使用量が少ない世帯でも金額が変わらず、一人暮らしなら年1,200円がそのまま残ります。
2人暮らしでは、この100円に「にねん とく2割」の月60円(1〜2年目)が加わって月8,902円。TERASELの8,955円を53円下回り、3年目以降は割引が0.30円/kWhに上がって8,872円になります。
電気単体の順位が4位でも、ガスをまとめれば1位になるという関係です。
条件は住所です。対象は東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガス管内に限られるため、この3管内の外に住んでいる場合はセット割が適用されず、逆転も起きません。
申し込み前に自宅がどのガス会社の供給区域かを確認してください。
請求と問い合わせを1本にしたい:CDエナジー
CDエナジーのガスセット割は、基本料金と電力量料金の合計から0.5%を引く定率の割引です。
2人暮らしなら月55円で、割引後の月額は9,012円。金額だけを見ればENEOSに110円届きません。
それでも選ばれるのは、電気とガスの両方を同じ会社で契約でき、請求も窓口も1つになるからです。
ガス側にも「電気セット割」としてガス料金の0.5%引きが適用されるため、割引は双方向にかかります。
解約金・初期費用はどちらも0円です。
注意点は対象プランです。オール電化向けの「スマートでんき」はガスセット割の対象外で、燃料費調整額も割引の計算に含まれません。
オール電化住宅でガスも使うケースでは、割引が期待どおりに乗らない点に気をつけてください。
すでに東京ガスを契約している:東京ガス
東京ガスの基本プランは、ガス契約をそのままにして電気だけを追加できる点が実務的なメリットです。
ガス会社を変えずに済むため、切り替えの手続きが電気の申し込みだけで完結します。
ただし東京ガスの都市ガス供給エリアは関東全域ではありません。
越谷・春日部地区や取手・我孫子地区、真岡地区などでは支払い方法の手続きがWebで完結しないなど、地区ごとに扱いが異なります。
セット割の可否は都県ではなく地区単位で変わります。
料金面では、2人暮らしで東京電力より月140円安いだけです。
払込書を選ぶと月220円の手数料で逆転するため、クレジットカードか口座振替に設定してから使い始めてください。
LPガスを使っている:エネワンでんき
エネワンでんきは、この記事の7社で唯一LPガスとのセットを前提にできる会社です。
運営元のサイサンはLPガス「ガスワン」とウォーターサーバー「ウォーターワン」を全国で展開しており、これらの支払いとまとめられます。
都市ガスが引かれていない戸建てや、プロパンガスの集合住宅では、他の6社のガスセット割は使えません。
その条件でセット割を受けたい場合の選択肢になります。
ただし電気料金そのものは2人暮らしで東京電力より月44円安いだけなので、電気代の節約幅は期待できません。
都市ガスとLPガスの料金水準の違いは都市ガスとLPガスの料金の違いで解説しています。
ガス側の単価を先に比べてから、電気のセット割を判断してください。
オール電化住宅におすすめの電力会社
オール電化で最も下がるのはミツウロコでんきの「とくとくナイト」で、東京電力のスマートライフSより月270円・年3,240円安くなります。
ただし加入には東京電力のスマートライフプランS・Lを契約していることが条件で、対象外なら東京ガスの時間帯別プランが次点です。
オール電化プラン4種類の総額比較
オール電化向けプランは、深夜(1時〜6時)の単価を下げて日中を上げる時間帯別の設計です。
関東で契約できる4種類を、月400kWh(昼間250kWh・夜間150kWh)のモデルで比べました。
| 電力会社 | プラン | 基本料金 (30A) | 昼間 | 夜間 | 月額 (400kWh) |
|---|---|---|---|---|---|
| \オール電化で最安/ミツウロコでんき | とくとくナイト | 935.25円 | 34.68円 | 27.86円 | 11,072円 |
| 東京ガス | 時間帯別プラン | 876.86円 | 35.60円 | 27.77円 | 11,230円 |
| idemitsuでんき | オール電化プラン | 902.25円 | 35.76円 | 27.86円 | 11,309円 |
| 東京電力EP | スマートライフS | 935.25円 | 35.76円 | 27.86円 | 11,342円 |
ミツウロコが1位になる理由は単純です。
基本料金と夜間単価を東京電力と同額に据え置いたまま、昼間だけを1.08円下げているため、生活パターンを変えずに差がそのまま残ります。夜間比率が下がって昼間の使用が増えるほど、有利さは大きくなります。
東京ガスは逆の設計で、基本料金を30Aで58.39円下げ、夜間を0.09円・昼間を0.16円だけ引く形です。
基本料金の差が節約額の大半を占めるため、使用量が増えてもメリットはあまり伸びません。
idemitsuも同じ構造で、基本料金が10Aまたは1kVAあたり月11円安く、電力量料金は東京電力と同条件です。
idemitsuの基本料金差は出光興産の公表資料(2026年4月時点)にもとづく数値で、他社の単価より確認時点が古い点に留意してください。
オール電化プランに加入できる条件
オール電化プランは、住宅がオール電化であれば自動的に契約できるわけではありません。
東京電力のスマートライフS/Lの場合、総容量(入力)1kVA以上の夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器を使用していることが加入条件になります。
夜間蓄熱式機器にはエコキュート・電気温水器・蓄熱暖房機・蓄熱床暖房が含まれます。IHクッキングヒーターだけを使っている住宅は該当しないため、その場合は従量電灯タイプで比べることになります。
- ミツウロコの「とくとくナイト」は、東京電力のスマートライフプランS・L加入者が対象
- 東京電力の「電化上手」や旧「スマートライフプラン」は新規受付を終了しており、他プランへ移ると戻せない
- 検針票で昼夜の使用量の内訳を確認し、夜間比率が高いほど時間帯別プランが有利になる
すでに東京電力の「電化上手」を契約している世帯は、切り替えの判断がとくに重い選択になります。
いったん別のプランへ移すと電化上手には戻せないため、現在の請求額と切り替え後の試算を並べたうえで決めてください。
関東で電力会社を選ぶときの3つの手順
電力会社選びで失敗する原因は、単価表の数字だけを見比べてしまうことです。
実際の請求額は「自分が月に何kWh使うか」と「その会社の燃料費調整額のルール」で決まります。
次の3手順で確認すれば、単価表では見えない差まで判断できます。
検針票で自分の使用量と契約アンペアを確認する
出発点は月の使用量(kWh)と契約アンペアの2つです。
検針票か、東京電力の会員サイト「くらしTEPCO web」で確認できます。手元にない場合は、世帯人数からおおよその目安をつかめます。
| 世帯人数 | 月の使用量 | 契約アンペア |
|---|---|---|
| 1人暮らし | 約210kWh | 30A |
| 2人暮らし | 約300kWh | 40A |
| 3人世帯 | 約370kWh | 40A |
| 4人世帯 | 約410kWh | 50A |
使用量は季節でも動きます。冷暖房を使う夏冬は年平均より増えるため、1年でならして判断したい場合は、直近12か月分の合計を12で割った数字を使ってください。
自分が使う「段階」の単価だけを比べる
関東の従量電灯タイプは、電力量料金が120kWhと300kWhを境に3段階へ分かれています。
自分が到達しない段階の単価は、いくら安くても請求額に影響しません。ここを取り違えると、ランキング上位の会社に切り替えて逆に高くなります。
わかりやすいのがミツウロコでんきです。
第1段階(〜120kWh)は31.91円で東京電力より2.11円高い一方、第2段階(121〜300kWh)は33.13円で3.27円安く設定されています。
月210kWh使う一人暮らしで計算すると、第1段階で253円損をして第2段階で294円得をするため、差し引きの節約は月41円にとどまります。
同じ会社でも月410kWh使う4人世帯なら、第3段階の4.70円差が効いて月852円下がります。
- 月120kWh以下:第1段階の単価と基本料金だけを見る。ここが安いのはCDエナジーのベーシックでんき(基本料金)と東京ガス(29.70円)
- 月120〜300kWh:第2段階が主戦場。ミツウロコ33.13円、TERASEL 34.26円、idemitsu 34.76円の順に安い
- 月300kWh超:第3段階が効く。TERASEL 35.64円、ミツウロコ35.79円、CDエナジー36.50円の順
燃料費調整額の基準と上限を確認する
燃料費調整額は単価表からは見えない部分です。
電気料金には毎月変わる燃料費調整額が加算され、その単価は会社ごとに定めた「基準平均燃料価格」と「基準単価」から算出されます。
基準が違えば、同じ月・同じ使用量でも加算額がまったく変わります。
この記事で比較した8社は、いずれも大手電力と同じ算定方式を採用しているため、2026年9月分の燃料費調整単価が全社▲10.96円/kWhで一致します。
だからこそ総額の差が基本料金と電力量料金の設計差にそのまま等しくなり、単価の比較がそのまま請求額の比較になります。
2026年9月分の燃料費調整単価(低圧)は、特定小売供給約款・電気需給約款[低圧]ともに▲10.96円/kWh(国の値引き単価4.50円/kWhを含む)
出典:東京電力エナジーパートナー「燃料費調整単価等一覧」(2026年9月時点)
もう1つ確認したいのが上限の有無です。
東京電力の従量電灯Bは規制料金で燃料費調整額に上限がありますが、この記事で紹介した新電力7社の自由料金プランには上限がありません。
ENEOSでんきは公式サイトにその旨を明記しています。
燃料価格高騰等の際、当社には燃料費調整額に上限が無いため、大手電力会社の規制料金よりも電気料金が高くなる場合がございます
出典:ENEOSでんき「東京Vプラン」(2026年9月時点)
つまり今回の順位は、燃料価格が現在の水準で推移する前提のものです。
基準を独自に設定している会社(オクトパスエナジーなど)はさらに動き方が変わるため、単価表で突出して安い会社を見つけたら、必ず燃料費調整単価もセットで確認してください。
オクトパスエナジーのサービス内容はオクトパスエナジーの評判・口コミで詳しく解説しています。
切り替える前に確認したい注意点
切り替えで損をするパターンは、料金の高い会社を選ぶことではなく、条件の確認漏れで起きます。
新電力の燃料費調整額に上限がないこと、同じ会社でもプランを誤ると東京電力より高くなること、支払い方法の手数料が節約額を上回ること。この3つが実際に金額へ効きます。
新電力の燃料費調整額には上限がない
東京電力の従量電灯Bは規制料金のため燃料費調整額に上限がありますが、この記事で紹介した新電力7社の自由料金プランには上限がありません。
燃料価格が高騰した局面では、規制料金より高くなる可能性があります。
金額の感覚をつかむには、2026年9月分の▲10.96円/kWhがどれだけ効いているかを見るのが早いです。
2人暮らし(月300kWh)ならこの調整だけで月3,288円が差し引かれています。
仮に単価が10円/kWh上振れすれば月3,000円増えるため、TERASELの年間節約額4,632円は1か月半で消える計算です。
これは特定の会社の欠点ではなく、自由料金プラン全体に共通する構造です。
順位が入れ替わるのではなく、7社そろって上がる形になるため、社間の比較そのものは崩れません。
上限の有無を理由に東京電力に留まるかどうかは、値上がりリスクをどう見るかの判断になります。
プランを選び間違えると節約額がほぼ消える
同じ会社でも、使用量に合わないプランを選ぶと節約額が数十円まで縮みます。
とくに名前から用途を推測しやすいプランほど間違えやすく、「シングル」「ハッピー」といった名称が実際の損益分岐と一致しないケースがあります。
| よくある組み合わせ | 結果 | 分岐点 | 正しい選択 |
|---|---|---|---|
| ミツウロコ 従量電灯B × 月210kWh | 節約は月41円 | 月204kWh | シングル応援プラン |
| CDエナジー シングルでんき × 月210kWh | ベーシックより月58円高い | 月152kWh | ベーシックでんき |
| エネワンハッピー × 月370kWh | 節約は月44円 | 月300kWh | エネワンバリュー |
| CDエナジー ファミリーでんき × 月300kWh | ベーシックより月91円高い | 月400kWh | ベーシックでんき |
一人暮らしの目安とされる月210kWhは、ミツウロコの分岐点204kWhのすぐ上にあります。
目安の数字でプランを決めると、分岐点をまたいで損をする側に落ちるため、必ず検針票の実績値で判断してください。
支払い方法の手数料で逆転することがある
紙の請求書や払込用紙には、月数百円の発行手数料がかかる会社があります。
年額に直すと2,000円台から3,000円台になり、東京電力との差額が小さい会社では節約額を丸ごと打ち消します。
| 電力会社 | 紙の請求書・払込の手数料 | 年額 | 2人世帯の年間節約額 |
|---|---|---|---|
| TERASELでんき | 275円/供給地点 | 3,300円 | 4,632円 |
| CDエナジー | 220円/払込用紙1枚 | 2,640円 | 3,288円 |
| 東京ガス | 220円/月(設定後3か月は無料) | 2,640円 | 1,680円 |
| ENEOSでんき | -(口座振替・クレカのみ) | 0円 | 3,348円 |
| idemitsuでんき | -(口座振替・クレカのみ) | 0円 | 3,552円 |
東京ガスは払込書のままだと年2,640円かかり、節約額1,680円を960円上回ります。
切り替えるほど高くなる状態なので、無料期間の3か月以内にクレジットカードか口座振替へ変更してください。
TERASELも紙の請求書だと節約額の約7割が消えます。
ENEOSとidemitsuは口座振替とクレジットカードしか選べません。
ENEOSはデビットカード・プリペイドカードも使えないため、この2社は支払い方法の自由度が低いかわりに手数料が発生しない設計になっています。
解約・引っ越しのときにかかる費用
7社のうち解約時に費用が発生するのはENEOSでんきだけです。
「にねん とく2割」の適用期間中に解約または割引を廃止すると、加入年数を問わず1,100円がかかります(更新月を除く)。
残る6社は解約金がかからないため、合わなければ費用なしで移れます。
- ENEOSでんき:にねん とく2割の適用中は1,100円。引っ越し先で継続利用する場合は発生しない
- idemitsuでんき:解約金はなし。ただし引っ越しを伴わない解約は、半年以内の再契約を断られる場合がある
- TERASELでんき:解約金はなし。供給設備の新設・増設から1年未満の解約は工事費等を請求される場合がある
- エネワンでんき:2025年7月1日の約款改定で解約事務手数料3,300円と契約期間の自動更新が廃止された
- ミツウロコでんき:解約金はなし。ただし新築住宅は直接契約できない
- CDエナジー・東京ガス:解約金も初期費用もかからない
2年以内に引っ越す可能性があるなら、ENEOSの「にねん とく2割」は保留にするか、引っ越し先でも継続利用できるかを先に確認してください。
1〜2年目の割引額は2人暮らしで月60円・年720円なので、1,100円の解約金が発生すると1年半ぶんの割引が消えます。
東京電力から新電力に切り替える手順
切り替えは検針票を手元に置いてWebで申し込むだけで、工事も立ち会いも原則ありません。
東京電力への解約連絡も不要で、切り替え先の会社が手続きを代行します。
申し込みから供給開始までは、TERASELでんきの場合で3週間〜2か月が目安です。
- 検針票または「くらしTEPCO web」に記載のお客さま番号
- 供給地点特定番号(22桁。エリア判定にも使う)
- クレジットカードまたは口座情報
- 現在の契約アンペアと直近12か月の使用量(プラン選びに使う)
- STEP
検針票で番号と使用量を確認する
お客さま番号と供給地点特定番号を控えます。あわせて直近12か月の使用量を平均し、自分がどの段階(〜120kWh/121〜300kWh/300kWh超)に入るかを確かめてください。ここでプランの選択が決まります。
- STEP
申込画面でエリアと契約可否を判定する
供給地点特定番号を入力すると、対象エリアかどうかが自動で判定されます。高圧一括受電の建物や離島では、この時点で申し込みが進みません。契約アンペアの下限にも注意してください。TERASELは20A以上で、10A・15Aでは申し込めません。
- STEP
支払い方法を登録する
紙の請求書や払込用紙には手数料がかかる会社があるため、クレジットカードか口座振替を登録します。ENEOSでんきはデビットカード・プリペイドカードを利用できません。口座振替の登録完了までは払込票が届く場合があります。
- STEP
スマートメーターの設置を待つ
スマートメーターが未設置の場合は、東京電力パワーグリッドが無料で交換します。原則として立ち会いは不要で、作業中の停電も数分程度です。すでに設置済みなら作業自体がありません。
- STEP
最初の検針日に切り替わる
供給開始日は最初の検針日以降になります。東京電力への解約連絡は不要で、新しい会社が代行します。最終月の電気料金は日割りで計算され、切り替え後も送配電網は東京電力パワーグリッドのままです。
引っ越しと同時に切り替える場合は手順が変わります。
idemitsuでんきは引っ越しと同時の契約開始について、支払い方法をクレジットカードで登録するよう案内しています。
新築住宅はミツウロコでんきが直接契約を受け付けていないため、いったん東京電力エナジーパートナーと契約してからの切り替えになります。
関東の電力会社に関するよくある質問
Q
電力会社を切り替えると停電しやすくなりますか?
A
変わりません。切り替え後も電気を送る設備は東京電力パワーグリッドの送配電網をそのまま使うため、停電の頻度や復旧の速さは会社によって差が出ない仕組みです。停電したときの連絡先も東京電力パワーグリッドのままです。
Q
契約した新電力が倒産したら電気は止まりますか?
A
すぐに止まることはありません。小売電気事業者が撤退した場合でも、一般送配電事業者による最終保障供給の仕組みがあり、次の契約先が決まるまで電気の供給は続きます。ただし最終保障供給の料金は通常の料金メニューより割高に設定されているため、案内が届いたら早めに次の会社を決めてください。
Q
賃貸アパートでも電力会社を変えられますか?
A
各戸が電力会社と個別に契約していれば、賃貸でも入居者の判断で変更できます。大家や管理会社の許可も不要です。ただし高圧一括受電の建物は建物単位の契約になるため、個人では切り替えられません。判別の方法は建物が高圧一括受電になっていないかにまとめています。
Q
新電力から東京電力に戻すことはできますか?
A
戻せます。東京電力エナジーパートナーに申し込めば従量電灯Bへ戻すことができ、その際も工事は不要です。ただしオール電化向けの「電化上手」は新規受付を終了しているため、いったん他のプランに移すと元には戻せません。
Q
切り替えに工事費や手数料はかかりますか?
A
かかりません。idemitsuでんきは公式のよくある質問で、登録手数料やスマートメーター設置に伴う工事費は発生しないと明記しています。CDエナジーも初期費用0円です。費用が発生しうるのは、供給地点の新設や契約容量の増設から1年未満で解約した場合に限られます。
Q
切り替えと同時に契約アンペアも変更できますか?
A
申し込み時にアンペアを指定できる会社が多いものの、下限が会社ごとに違います。TERASELでんきは20A〜60Aのため10A・15Aを選べません。10Aまで下げたい場合は、ミツウロコでんきかエネワンでんきの「エネワンダフル」が選択肢になります。基本料金は30Aから40Aで月311.75円上がるため、頻繁にブレーカーが落ちないかを確認してから下げてください。
まとめ:関東で電力会社を選ぶなら
関東(東京電力エリア)で世帯を問わず総額がいちばん下がるのはTERASELでんきの「超TERASEL東京B」で、一人暮らしで月193円、4人世帯で月918円・年11,016円の節約になります。
ENEOS都市ガスをまとめる人だけは、ENEOSでんきが月8,902円でこれを下回ります。
申し込む前に、この記事で挙げた不利益条件をもう一度確認してください。
- 住所が東京電力エリア外、または建物が高圧一括受電なら切り替えられない
- 新電力7社の燃料費調整額には上限がなく、燃料価格が高騰すると規制料金より高くなる可能性がある
- プランを選び間違えると、節約額が月40〜60円まで縮む(分岐点は204kWh・152kWh・300kWh・400kWh)
- 紙の請求書や払込用紙は年2,640〜3,300円かかり、東京ガスでは節約額を上回る
- ENEOSの「にねん とく2割」は、適用期間中の解約で1,100円かかる
これらを踏まえた目的別の結論は次のとおりです。
| こんな人 | おすすめ | 2人世帯の月額 |
|---|---|---|
| 迷ったら/世帯を問わず下げたい | TERASELでんき | 8,955円 |
| ENEOS都市ガスもまとめる | ENEOSでんき | 8,902円 |
| 在宅時間が長く月300kWh超 | ミツウロコでんき | 9,005円 |
| 月50L以上給油する/EVに乗る | idemitsuでんき | 9,045円 |
| 請求と窓口を1本にまとめたい | CDエナジー | 9,012円 |
| すでに東京ガスを契約している | 東京ガス | 9,201円 |
| 10A・15Aで契約したい | エネワンでんき | 9,297円 |
| オール電化(スマートライフプランS・L加入者) | ミツウロコ とくとくナイト | 11,072円30A・400kWh |
最初にやることは検針票を開いて、直近12か月の使用量を12で割ることです。
その数字が204kWhや300kWhといった分岐点のどちら側にあるかで、選ぶべきプランが決まります。
会社を決めるより先に、自分の使用量を確定させてください。
