オクトパスエナジーの評判は?怪しいと言われる理由と安い仕組みを解説

オクトパスエナジーの評判は、電気代が安くなったという料金面の評価が中心です。2026年11月分の単価で東京電力エリアを試算すると、安くなるのはシンプルオクトパスで、東京電力の従量電灯Bより月214〜1,286円安い計算です。

グリーンオクトパスは燃料費調整単価が東京電力より高く、月361〜489円割高になります。不満は、燃料価格が上がった月の値上がりと平日のみの電話窓口に集まっています。

運営は東京ガスとOctopus Energyグループの合弁会社で、国に登録された小売電気事業者(登録番号A0793)です。どちらのプランが得かは、使用量とその月の燃料費調整単価で変わります。

目次

【結論】オクトパスエナジーは今ならシンプルが安くグリーンは割高

オクトパスエナジーは料金の安さを評価する声が多い一方、2026年11月分の単価で東京電力エリアを試算すると、安くなるのはシンプルオクトパスで、グリーンオクトパスは東京電力より高くなります。不満は燃料費調整額(燃料価格に応じて毎月上下する料金)に上限がないことと電話窓口に集中しています。

オクトパスエナジーの良い評判は安さ・実質再エネ・解約金0円

オクトパスエナジーの良い評判は、電気代の安さ、実質再エネ100%の電気、解約金がないことの3つに集まっています。それぞれの評判を公式資料と試算で確かめた結果は次のとおりです。

よく見られる評判公式資料・試算で確かめた内容
電気代が安くなったシンプルは東京電力より月214〜1,286円安い
環境にやさしい電気を使えるグリーンは実質再エネ100%で追加料金なし
気軽に試せる解約金・契約期間の縛りなし
※料金差は東京電力エリア・1〜4人暮らしを2026年11月分の単価で試算。その他は2026年10月14日に公式資料で確認。

安くなったという評判は、燃料費調整額のないシンプルオクトパスでは11月分でも当てはまります。グリーンオクトパスは基本料金と電力量料金の単価が低いものの、11月分は燃料費調整単価が東京電力より1kWhあたり12.55円高く、合計では割高です。

オクトパスエナジーの悪い評判は値上がり・電話・割高感の3つ

オクトパスエナジーの悪い評判は、燃料価格が上がった月の値上がり、電話のつながりにくさ、思ったほど安くならないことの3つです。いずれも契約条件や受付時間、試算で裏づけがあります。

よく見られる評判公式資料・試算で確かめた内容
燃料が高い月に電気代が上がったグリーンは燃料費調整額に上限がない
電話がつながりにくい電話受付は平日のみ
思ったほど安くならないグリーンは東京電力より月361〜489円高い
※料金差は東京電力エリア・2026年11月分の単価で試算。その他は2026年10月14日に公式資料で確認。

値上がりの評判は、グリーンオクトパスの燃料費調整額に上限がない仕組みから来ています。燃料価格の変動を避けたい人は、燃料費調整額のないシンプルオクトパスを選ぶと、約12か月は単価が固定されます(2つのプランの分かれ目)。

オクトパスエナジーが向くのはシンプルを選ぶ使用量の多い世帯

オクトパスエナジーが向くのは、シンプルオクトパスで電気代を下げたい2〜4人暮らしと、解約金なしで新電力を試したい人です(東京電力エリア・2026年11月分)。月の使用量(kWh)と契約アンペアは、検針票や今の電力会社のWeb明細で確認できます。

向いている人
  • 東京エリアでシンプルを選ぶ2〜4人暮らし(月533〜1,286円安い)
  • 実質再エネ100%を優先し、月数百円の差を受け入れられる人
  • 合わなければすぐ乗り換えたい人(解約金なし)
向いていない人
  • グリーンで大手より安くしたい人(東京は月361〜489円高い)
  • 電気代でポイントを貯めたい・セット割を使いたい人
  • 対面や土日の電話で相談しながら契約したい人

申し込む前に、シンプルオクトパスは約12か月でグリーンオクトパスに切り替わり、東京エリアでは11月分の単価で月575〜1,774円上がる点を押さえておく必要があります(オクトパスエナジーのデメリット)。

\ 郵便番号を入れると地域の料金プランを確認できます /

オクトパスエナジーは怪しくない|東京ガス合弁で品質は大手並み

オクトパスエナジーは、東京ガスと英国のOctopus Energyグループが設立した合弁会社が運営する、国に登録された小売電気事業者です。怪しいと言われる理由は、運営会社のなじみのなさ、電気の品質への不安、強引な勧誘の話の3つに分かれ、いずれも公的な情報で確かめられます。

運営会社は東京ガスとOctopus Energyの合弁会社

オクトパスエナジーの運営会社は、2021年1月に設立されたTGオクトパスエナジー株式会社です。公式サイトの企業概要では、東京ガスがオクトパスエナジーのブランドで日本の電力小売に参入するために合弁会社を設立したと説明しています。

項目内容
運営会社TGオクトパスエナジー株式会社
設立2021年1月
資本金7億円(2021年3月9日現在)
出資者東京ガス、Octopus Energyグループ
小売電気事業者の登録番号A0793
※公式サイト「企業概要」と重要事項説明書(2026年8月20日時点)より。2026年10月14日確認。

タコのキャラクターを前面に出した公式サイトは、従来の電力会社と見た目が大きく違います。見た目で不安を感じた場合も、登録番号と運営会社は公式資料で確かめられるため、会社の実態は判断できます。

電気の品質と停電のしやすさは大手電力と同じ

オクトパスエナジーに切り替えても、電気の品質と停電のしやすさは大手電力と変わりません。電気は地域の送配電事業者(東京電力パワーグリッドなど)が管理する送配電網を通って届くため、電線や電柱はそのまま使われます。

電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。

出典:資源エネルギー庁「電力小売全面自由化 よくある質問」

契約先の電力会社が事業をやめる場合も、資源エネルギー庁の説明では、無契約になる期日の通知が届き、すぐに電気が止まるわけではありません。通知を受けたら、その期日までに別の電力会社へ申し込む必要があります。

電力会社の訪問・電話勧誘はその場で契約しない

電力会社の訪問・電話勧誘をめぐる相談は、オクトパスエナジーに限らず電力自由化の始まった2016年以降、新電力全般で寄せられています。勧誘を受けたときは、その場で契約せず、次の点を確かめるのが基本です。

勧誘を受けたときの確認点
  • 相手の会社名と、どの電力会社の代理店かを確認する
  • 検針票のお客さま番号・供給地点特定番号(電気を使う場所ごとの22桁の番号)をその場で伝えない
  • 料金と条件は公式サイトで確かめ、自分で申し込む
  • 訪問・電話勧誘の契約は、法定書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフできる

相手の所属先等を確認するとともに、不審に思われた際には、直接大手電力会社に問合せをして確認するようにしましょう。

出典:国民生活センター・電力・ガス取引監視等委員会「電力自由化をめぐるトラブル速報!No.10」(2017年11月30日)

大手電力会社やオクトパスエナジーの名前を出して切り替えを迫られたときは、名乗った会社の公式窓口に直接問い合わせると、本当の勧誘かどうかを確かめられます。

オクトパスエナジーの単価が低いのは自社システムと店舗なしの運営

オクトパスエナジーの基本料金と電力量料金の単価が低いのは、自社開発のシステムで料金計算や顧客管理を効率化し、店舗を持たずに運営しているためです。ただし燃料費調整単価は大手電力より高い月があり、合計の電気代が安くなるとは限りません(燃料費調整額の上限がないデメリット)。

自社開発の「クラーケン」で料金計算と顧客管理を効率化

オクトパスエナジーは、グループで自社開発したプラットフォーム「クラーケン(Kraken)」で料金計算や顧客管理を行っています。

自社開発のプラットフォームである 「クラーケン」(Kraken Technology)が持つ、クラウドベースの課金システム、データサイエンス、モデリング、AIの高度な活用により、エネルギーの可能性と未来を再定義していきます。

出典:オクトパスエナジー公式「企業概要」

料金計算と顧客対応を1つのシステムで処理する仕組みは、紙の請求書や窓口対応を前提にした運営より人手を減らしやすい構造です。東京電力エリアでは、グリーンオクトパスの最初の120kWhまでの単価が19.95円と、東京電力の29.85円より約10円低くなっています。

店舗を持たず、申し込みは公式サイトで受け付ける

オクトパスエナジーは店舗を持たず、申し込みは公式サイトから郵便番号を入力して進める形です。問い合わせ窓口もメールと平日の電話に絞っており、対面での相談はできません(電話窓口の受付時間)。窓口で相談しながら契約したい人には、この点が不便になります。

オクトパスエナジーの料金プランは6種類、今はシンプルが割安

オクトパスエナジーの料金プランは6種類で、一般家庭はグリーンオクトパスかシンプルオクトパスのどちらかを選びます。2026年11月分の単価では、東京電力エリアはシンプルオクトパスのほうが安い状態です。

オクトパスエナジーのロゴ

6つのプランは、燃料費の変動をどこまで受け入れるかと、住まいの設備で選び分けます。

プラン名特徴向いている家庭
グリーンオクトパス実質再エネ100%・3段階料金実質再エネ100%を重視する家庭
シンプルオクトパス基本料金0円・燃料費調整額なし・約12か月燃料費の変動を避けたい家庭
オール電化オクトパス夜間の単価が割安エコキュートを夜に使う家庭
オール電化オクトパス -サンシャイン日中向けに単価を調整日中在宅が多いオール電化家庭
EVオクトパス深夜1〜5時と昼11〜13時が割安EV・PHEVを自宅で充電する家庭
ソーラーオクトパス夜間(22〜翌6時)が割安太陽光パネルを設置済みの家庭
※2026年10月14日時点の公式情報による。

グリーンオクトパスは大手電力の従量電灯(標準的な家庭向けプラン)と同じ3段階の料金体系で、2026年10月1日から2026-10版の単価になっています。シンプルオクトパスは基本料金と燃料費調整額がない代わりに単価が一律で、約12か月たつとグリーンオクトパスに切り替わります。

項目内容
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)
燃料費調整額グリーンは上限なし・シンプルはなし
支払い方法カード・口座振替・コンビニ払い
コンビニ払い手数料1回220円
解約金・契約期間なし
セット割・ポイント還元なし
※重要事項説明書(2026年8月20日時点)と公式サイトより。2026年10月14日確認。金額は税込。

グリーンとシンプルは燃料費調整単価で有利が入れ替わる

東京電力エリアのグリーンオクトパスとシンプルオクトパスは、グリーンの燃料費調整単価が1kWhあたり2.9〜4.5円を超える月にシンプルのほうが安くなります。2026年11月分は7.22円のため、シンプルのほうが月575〜1,774円安い計算です。

世帯と使用量シンプルが高い額(燃料費調整額を除く)シンプルが安くなる燃料費調整単価
1人(30A・210kWh)月941円4.5円/kWh超
2人(40A・300kWh)月1,182円3.9円/kWh超
3人(40A・370kWh)月1,419円3.8円/kWh超
4人(50A・410kWh)月1,186円2.9円/kWh超
※東京電力エリア・30日で計算。グリーンオクトパス 2026-10とシンプルオクトパス 2026-10(31.93円/kWh)の単価。再エネ賦課金は両プラン同額のため除外。

グリーンオクトパスの燃料費調整単価は、公式サイトの「燃料費調整額のお知らせ」で毎月公表されます。シンプルは約12か月単価が変わらないため、直近数か月の単価がこの分かれ目を下回る水準ならグリーン、上回る水準ならシンプルが安くなりやすい計算です。

シンプルオクトパスの東京エリアの単価は、2026年4月版の30.93円から2026年10月版で31.93円に上がりました。東京以外のエリアは単価が異なるため、申し込み画面に表示される単価で同じ計算をし直す必要があります。

オクトパスエナジーのメリットは安さ・実質再エネ・解約金0円

オクトパスエナジーのメリットは、シンプルオクトパスが東京電力より安いこと、グリーンオクトパスで実質再エネ100%に追加料金がかからないこと、解約金がないこと、オール電化などの専用プランがあることの4つです。

シンプルオクトパスは東京電力より月214〜1,286円安い

東京電力エリアのシンプルオクトパスは、2026年11月分の単価で、1〜4人暮らしのすべてで東京電力の従量電灯Bより月214〜1,286円安くなります。燃料費調整額がないため、東京電力の燃料費調整単価が上がるほど差が広がる仕組みです。

一方、グリーンオクトパスは基本料金と電力量料金の単価こそ低いものの、11月分は燃料費調整単価の差で東京電力より割高です(グリーンオクトパスが割高になっている理由)。安くなったという評判がどのプランの話かで、当てはまるかどうかが変わります。

実質再エネ100%の電気を追加料金なしで使える

グリーンオクトパスは、非化石証書(再生可能エネルギーで発電した価値を示す証書)を使い、実質的に再エネ100%とみなせる料金メニューで、標準プランのため追加料金はかかりません。

実質的に再生可能エネルギー100%かつ二酸化炭素排出係数(調整後排出係数)をゼロとする電気料金メニューです。

出典:TGオクトパスエナジー「重要事項説明書(2026年8月20日時点)」

同じ重要事項説明書には、需給の状況によって非化石証書の使用率が100%にならない場合があるとも記載されています。環境への配慮を重視して選ぶ場合は、この条件と、東京エリアでは東京電力より月数百円高くなる点まで含めて判断できます。

解約金と契約期間の縛りがない

オクトパスエナジーには解約金がなく、契約期間の縛りもありません。使ってみて合わなければ、費用をかけずに他社へ戻れます。

オクトパスエナジーでは他の料金プラン含め、いつでも解約金かかりませんし、契約期間の縛りも無いので、ご安心ください。

出典:オクトパスエナジー公式「シンプルオクトパス」

解約するときは、最後に電気を使う日の2営業日前までに連絡が必要です(重要事項説明書)。引っ越しで解約する場合は、退去日から逆算して連絡日を決めておくと、二重契約や連絡漏れを防げます。

オール電化・EV・太陽光の家庭向けプランがある

オクトパスエナジーには、オール電化住宅向けの2プランと、EV向け、太陽光パネル設置家庭向けの専用プランがあります。夜間の単価が安いオール電化オクトパスと、日中向けに単価を調整したサンシャインは、エコキュートを夜に動かすか、在宅勤務で昼に電気を使うかで選び分けます。

専用プランは時間帯で単価が変わるため、今の電力会社のマイページで時間帯別の使用量を確認し、昼と夜の比率を把握してから選ぶと、思ったより高くなる失敗を避けられます。

オクトパスエナジーのデメリットは燃料費調整の上限なしなど5つ

オクトパスエナジーのデメリットは、燃料費調整額の上限がないこと、グリーンオクトパスが東京電力より割高になっていること、シンプルオクトパスが約12か月で切り替わること、ポイント還元とセット割がないこと、電話窓口が平日のみであることの5つです。

燃料費調整額に上限がなく、燃料高騰時は高くなる

グリーンオクトパスの燃料費調整額には上限がなく、2026年11月分は東京電力エリアで1kWhあたり7.22円と、東京電力の−5.33円より12.55円高くなっています。

当社の燃料費調整額には上限がありません。

出典:TGオクトパスエナジー「重要事項説明書(2026年8月20日時点)」

大手電力の従量電灯は規制料金のため燃料費調整に上限がありますが、グリーンオクトパスは燃料価格の上昇分がそのまま単価に乗ります。燃料が高い月に「思ったより高い」と感じる評判は、この仕組みから来ています。エリアごとの差は燃料費調整単価のエリア別比較で確かめられます。

グリーンは11月分で東京電力より月361〜489円高い

東京電力エリアのグリーンオクトパスは、2026年11月分の単価で、1〜4人暮らしのすべてで東京電力の従量電灯Bより月361〜489円高くなります。

基本料金と電力量料金は東京電力より低いものの、燃料費調整単価の差が1kWhあたり12.55円あるため、使用量が増えても割高は解消しません。実質再エネ100%を理由にグリーンを選ぶ場合は、この差額を払う前提で判断します。

シンプルオクトパスは約12か月でグリーンに変わり月額が上がる

シンプルオクトパスの料金は申し込みから約12か月の限定で、期間が終わると同じエリアのグリーンオクトパスに自動で切り替わります。たとえば2026年11月に適用が始まった場合は、2027年11月の検針日(または計量日)の前日までが対象です。

東京エリアでは、2026年11月分の単価のままグリーンに切り替わると、1〜4人暮らしで月575〜1,774円上がります。12か月目が近づいたら、その月の燃料費調整単価を公式サイトで確かめ、他社と比べ直す時期になります。

ポイント還元とセット割引がない

オクトパスエナジーにはポイント還元がなく、電気とガスをまとめてもセット割引はありません(2026年10月時点)。楽天ポイントやVポイントなどを電気代で貯めている人は、ポイント分を差し引いた実質額で比べると、他社のほうが得になる場合があります。

支払いをコンビニ払いにすると、1回ごとに220円の手数料がかかり、年12回で2,640円になります。東京エリアの一人暮らしはシンプルでも差が月214円(年2,568円)のため、コンビニ払いにすると節約分が手数料で消えます。クレジットカードか口座振替を選べば手数料はかかりません。

電話窓口は平日のみで土日祝は受け付けていない

オクトパスエナジーの電話窓口(0800-080-7927)は、月〜木曜が9時〜17時、金曜が9時〜16時の受付で、土日祝日と年末年始は休みです。電話がつながりにくいという評判は、受付がこの時間帯に限られることと重なります。

平日の日中に電話できない人は、メール(hello@octopusenergy.co.jp)で問い合わせると、受付時間を気にせず送れます。

オクトパスエナジーと東京電力の比較|11月分はシンプルが安い

オクトパスエナジーと東京電力を2026年11月分の単価で比べると、シンプルオクトパスは1〜4人暮らしのすべてで安く、グリーンオクトパスはすべてで高くなります。東京以外のエリアは、燃料費調整単価の大手との差が1kWhあたり0〜14.74円と大きく異なります。

  • 電気料金は「基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算
  • 燃料費調整単価は両社とも2026年11月分(10月の使用分の請求)
  • 東京電力は2026年11月1日からの新単価、30日で計算
  • 政府支援の値引き(10月分まで)はなし。キャンペーンや友達紹介割も含めない
  • 再エネ賦課金(使用量に応じて全社共通でかかる費用)は4.18円/kWh、金額は税込

世帯ごとの契約アンペアと月の使用量は、東京都環境局の資料にある戸建て・集合住宅の平均から設定しています。

世帯人数契約アンペアと月の使用量
1人暮らし30A・210kWh
2人暮らし40A・300kWh
3人暮らし40A・370kWh
4人暮らし50A・410kWh
※参考:家庭の省エネハンドブック2025 | 東京都環境局

東京電力エリアは11月分でシンプルが月214〜1,286円安い

東京電力エリアは、2026年11月分の単価で、シンプルオクトパスが東京電力より月214〜1,286円安く、グリーンオクトパスは月361〜489円高くなります。グリーンの基本料金と電力量料金は東京電力より低い一方、燃料費調整単価が逆転しています。

項目グリーンオクトパス東京電力 従量電灯B
基本料金(30A)1,107円1,176.18円
基本料金(40A)1,476円1,568.24円
基本料金(50A)1,845円1,960.30円
〜120kWh19.95円/kWh29.85円/kWh
121〜300kWh25.15円/kWh36.45円/kWh
301kWh〜28.54円/kWh40.54円/kWh
燃料費調整単価(11月分)+7.22円/kWh−5.33円/kWh
※税込。グリーンオクトパス 2026-10(2026年10月1日実施)の基本料金は1日あたり単価×30日。東京電力は2026年11月1日からの単価。

シンプルオクトパスは基本料金と燃料費調整額がなく、1kWhあたり31.93円の一律です。この単価で、世帯ごとの月額を比べた結果です。

世帯東京電力シンプルオクトパスグリーンオクトパス
1人(30A・210kWh)7,797円7,583円(−214円)8,158円(+361円)
2人(40A・300kWh)11,366円10,833円(−533円)11,817円(+451円)
3人(40A・370kWh)14,124円13,361円(−763円)14,613円(+489円)
4人(50A・410kWh)16,091円14,805円(−1,286円)16,579円(+488円)
※2026年11月分の燃料費調整単価、東京電力は11月1日からの新単価、30日・税込・再エネ賦課金込み。カッコ内は東京電力との差。

東京電力は11月1日から単価を改定し、改定前の単価と比べて1〜4人暮らしで月251〜422円上がります。10月分まであった政府支援の値引き(3.50円/kWh)も11月分からなくなるため、東京電力とシンプルオクトパスの請求はどちらも10月より上がります。11月の請求のうち11月1日より前の使用分は改定前の単価で日割りされるため、東京電力の実際の11月請求は試算よりわずかに低くなります。

燃料費調整単価がいくらまで動くと結果が入れ替わるかは、オクトパスエナジーと東京電力の11月以降の料金比較で確認できます。

燃料費調整単価の大手との差はエリアで0〜14.74円開く

2026年11月分の燃料費調整単価は、オクトパスエナジー(グリーン)と大手電力の差が、中部エリアの0円から中国エリアの14.74円までエリアで大きく異なります。

エリアオクトパスエナジー大手電力差
北海道+6.72円−4.54円11.26円
東北+6.19円−6.29円12.48円
東京+7.22円−5.33円12.55円
中部+4.31円+4.31円0.00円
北陸+5.01円−6.19円11.20円
関西+4.75円+2.24円2.51円
中国+7.01円−7.73円14.74円
四国+5.59円−5.24円10.83円
九州+2.71円+1.96円0.75円
※2026年11月分、1kWhあたり・税込。大手は各社の低圧・従量電灯の単価(関西・中国・四国は最初の15kWh・11kWhを超える部分)。差はオクトパス−大手。

差が12.55円の東京エリアでは、グリーンオクトパスが東京電力より割高になりました。差が1円未満の中部・九州エリアは、グリーンの基本料金と電力量料金の低さが残りやすい条件です。東京以外のグリーンオクトパス 2026-10の単価は、公式サイトの料金シミュレーションに郵便番号を入力すると確認できます。

九州エリアの11月以降の比較は、オクトパスエナジーと九州電力の料金比較で確認できます。

オクトパスエナジーは使用量が多い世帯ほどシンプルの差が大きい

オクトパスエナジーのシンプルオクトパスは、使用量が多い世帯ほど東京電力との差が大きくなり、一人暮らしでは差が小さくなります(東京電力エリア・2026年11月分)。

一人暮らしは東京でシンプルが月214円安い程度

東京電力エリアの一人暮らし(30A・210kWh)は、シンプルオクトパスで東京電力より月214円安く、グリーンオクトパスでは月361円高くなります。月214円は年2,568円で、コンビニ払いの手数料(年2,640円)を下回る差です。

差が小さいため、一人暮らしはポイント還元のある電力会社と総額で比べると損を避けやすくなります。比べる候補は、一人暮らし向け電力会社のおすすめプランで確認できます。

2〜4人暮らしはシンプルで月533〜1,286円安い

2〜4人暮らしは、東京電力エリアのシンプルオクトパスで東京電力より月533〜1,286円安くなり、使用量が多いほど差が広がります。4人暮らしの月1,286円は、年15,432円の差です。

シンプルオクトパスは燃料費調整額がないため、東京電力の燃料費調整単価が4人暮らしで1kWhあたり−8.47円、1人暮らしで−6.35円より低くならない限り、東京電力より安い状態が続きます。約12か月でグリーンに切り替わる点は、どの世帯でも共通の注意点です。

\ 郵便番号を入れると地域の料金プランを確認できます /

オクトパスエナジーのキャンペーンは友達紹介割の8,000円割引

オクトパスエナジーで常に使えるキャンペーンは友達紹介割で、紹介した利用者と紹介された新規契約者の双方に8,000円の電気代割引が付きます。

オクトパスユーザーの紹介URLからの新規お申込みで、あなたと紹介してくれたオクトパスユーザー双方が8,000円の電気代割引をゲットできる仕組みです。

出典:オクトパスエナジー公式「友達紹介割」

割引は申し込んですぐではなく、初回の電気代を支払った後に付きます。条件を整理すると次のとおりです。

項目内容
割引額8,000円(紹介した側・された側の双方)
条件利用者の紹介URLから新規に申し込む
付与の時期双方が初回の電気代を支払った後
使い方以降の電気料金に自動で充当
紹介人数上限なし
※公式「友達紹介割」ページより。2026年10月14日確認。

紹介URLを経由せずに申し込むと、友達紹介割の対象になりません。身近にオクトパスエナジーの利用者がいる場合は、申し込む前に紹介URLを受け取っておく必要があります。契約後は自分の紹介URLがマイページに発行され、家族や友人を紹介すれば紹介した側として割引を受けられます。

オクトパスエナジーの申し込みは3ステップで解約連絡はいらない

オクトパスエナジーの申し込みは公式サイトで3ステップで終わり、今の住所で切り替える場合は、今の電力会社への解約連絡はいりません。申し込む前に、次の3点を確認しておくと損を防げます。

申し込む前に確認すること
  • 今の電力会社の解約金と、ポイントの失効の有無
  • 引っ越し先で申し込む場合は、今の住まいの電気を自分で止める
  • 検針票のお客さま番号と供給地点特定番号を手元に用意する

今の契約に解約金がある場合、元が取れるまでの月数は「解約金÷月の差額」で出せます。解約金3,300円で月の差額が533円(東京電力エリアの2人暮らしでシンプルを選んだ場合)なら、7か月目から得になります。大手電力の従量電灯には解約金がないため、その場合は切り替えた月から差額がそのまま残ります。

他の新電力から乗り換える場合は、今の検針票の月額と、料金比較の単価で出したオクトパスエナジーの月額の差で同じ計算をします。今の契約の更新月に切り替えると解約金がかからない場合があり、友達紹介割の8,000円を受けられれば解約金3,300円はその割引で上回れます。

  1. STEP

    公式サイトで郵便番号を入力しプランを選ぶ

    検針票のお客さま番号と供給地点特定番号を入力し、支払い方法を登録します。

  2. STEP

    スマートメーターの交換を待つ

    スマートメーターが付いていない家は、地域の送配電事業者が交換します。利用者が手配する必要はありません。

  3. STEP

    次の検針日から電気が切り替わる

    切り替えの日までは今の電力会社の電気を使い、切り替え後の請求はオクトパスエナジーから届きます。

今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことにはなりません。

出典:資源エネルギー庁「電力小売全面自由化 よくある質問」

切り替えのために電線を引き直す工事はなく、スマートメーターの交換も原則として利用者の費用負担なく行われると、国民生活センターと電力・ガス取引監視等委員会の資料で案内されています。

オクトパスエナジーが合わない人はポイントやセット割で比べる

オクトパスエナジーが合わない人は、ポイント還元やセット割引を差し引いた総額で他の電力会社と比べると、損をしにくくなります。何を重視するかで、比べる軸は次のように変わります。

  • 電気代でポイントを貯めたい人は、還元分を差し引いた実質額で比べる
  • ガスやスマホとまとめて割引を受けたい人は、セット割引後の総額で比べる
  • シンプルオクトパスの12か月が終わった後も燃料費の変動を避けたい人は、燃料費調整に上限のある大手電力の規制料金と比べ直す

東京電力エリアの電力会社を総額で比べた結果は、関東の電力会社おすすめ7選で確認できます。

オクトパスエナジーに関してよくある質問

Q

オクトパスエナジーは怪しい会社ですか?

A

オクトパスエナジーは、東京ガスとOctopus Energyグループの合弁会社「TGオクトパスエナジー株式会社」が運営する登録小売電気事業者(登録番号A0793)です。電気は大手電力と同じ送配電網で届くため、品質や停電のしやすさも変わりません(怪しいと言われる理由と実態)。

Q

オクトパスエナジーの電気代は本当に安くなりますか?

A

オクトパスエナジーは、東京電力エリアの2026年11月分の単価で、シンプルオクトパスなら東京電力の従量電灯Bより月214〜1,286円安くなります。グリーンオクトパスは月361〜489円高く、どちらが安いかはその月の燃料費調整単価で入れ替わります。

Q

一人暮らしでもオクトパスエナジーはお得ですか?

A

オクトパスエナジーの一人暮らし(210kWh)は、東京電力エリアの2026年11月分でシンプルオクトパスなら月214円安く、グリーンオクトパスでは月361円高くなります。差が小さいため、コンビニ払いを選ぶと手数料で節約分がなくなります。

Q

オクトパスエナジーの解約に費用はかかりますか?

A

オクトパスエナジーの解約金は0円で、契約期間の縛りもありません。解約の連絡は、最後に電気を使う日の2営業日前までに必要です。

Q

オクトパスエナジーはオール電化でも使えますか?

A

オクトパスエナジーはオール電化住宅でも使え、夜間が安い「オール電化オクトパス」と日中向けの「オール電化オクトパス -サンシャイン」から選べます。

Q

オクトパスエナジーで電気とガスをまとめて契約できますか?

A

オクトパスエナジーでは、東京ガスの取次として都市ガスも申し込めます(ガスの重要事項説明書・2026年10月1日時点)。電気とガスをまとめてもセット割引はありません。

まとめ

オクトパスエナジーの評判は料金面の評価が中心で、2026年11月分の単価で東京電力エリアを試算すると、シンプルオクトパスは東京電力より月214〜1,286円安く、グリーンオクトパスは月361〜489円高くなります。自分の状況に合わせた次の行動は次のとおりです。

申し込む前に知っておきたい点
  • グリーンオクトパスは燃料費調整額に上限がない
  • シンプルオクトパスは約12か月でグリーンに切り替わり、東京では月575〜1,774円上がる
  • 電話窓口は平日のみ
  • コンビニ払いは1回220円の手数料がかかる

\ 郵便番号を入れると地域の料金プランを確認できます /

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