楽天でんきの評判を調べていると、「基本料金0円でポイントも貯まる」という声と「切り替えたら高くなった」という声が同時に出てきて、結局どちらなのか判断しづらいのではないでしょうか。
「うちは本当に安くなる?」「高いって聞いたけど、何が高いの?」という疑問に、単価と計算で答えます。
楽天でんきは契約30アンペア以上で月300kWh前後を使い楽天カードで支払う世帯なら基本料金0円が効いて有利になりやすく、契約20アンペア以下で使用量の少ない一人暮らしでは東京電力エナジーパートナー「スタンダードS」より月300円ほど割高になります(2026年9月時点・東京電力エリアの公表単価で試算)。
「高い」という評判の正体は電力量料金そのものではなく、毎月変わる市場価格調整額にあります。
さらに2026年秋には、単価に含まれている国の電気・ガス料金支援が終わります。2026年10月分を最後に値引きが消えるため、11月分以降は請求額が一段上がります。
本記事では、電力量料金・市場価格調整単価・キャンペーンの適用条件の3点を楽天エナジー公式サイトと公式が毎月公開する単価PDFで2026年9月時点で確認し、比較対象の単価は東京電力エナジーパートナー公式の料金表を参照しています。市場価格調整単価は最新の2026年9月分を用いて試算しています。
| 判定 | 当てはまる条件 | 根拠 |
|---|---|---|
| 切り替えて損しにくい | 契約30A以上・月300kWh以上・楽天カード保有 | 基本料金0円で月8円〜943円の差が出る |
| 要注意 | 契約20A以下・一人暮らしで使用量が少ない | 300kWhで月303.50円の割高 |
| 慎重に判断 | オール電化・クレジットカードを使わない | オール電化プランは30分ごとの市場価格連動 |
目次
楽天でんきの評判は「楽天カード前提なら妥当、電気代単体では条件次第」
楽天でんきの評判が割れるのは、評価している人と不満を持っている人で契約条件が違うためです。
楽天でんきのプランSは基本料金0円で、電力量料金は使用量にかかわらず1段階の単価です(東京電力エリアで36.85円/kWh・2026年9月時点)。
一方の大手電力は契約アンペアに応じた基本料金があり、電力量料金は3段階で上がっていきます。
この構造の違いから、契約アンペアが大きく使用量が多い世帯ほど楽天でんきが有利になり、契約アンペアが小さく使用量が少ない世帯ほど不利になります。
「安くなった」「高くなった」がどちらも実話として成立するのはこのためです。
そのうえで、電気料金には毎月変動する市場価格調整額が加算されます。
この金額はエリアと月によって割引(マイナス)から数円の加算まで開きがあり、2026年9月分では-3.04円/kWhから4.97円/kWhの範囲で、請求額の振れ幅として体感される部分です。
「楽天でんきは高い」と言われる理由は市場価格調整額にある
楽天でんきの請求額は「電力量料金+市場価格調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」で構成されます。
単価表に載っている数字だけを見て申し込むと、請求時に上乗せ分で驚くことになります。
プランSの電力量料金と市場価格調整単価の実額
楽天でんきのプランSは基本料金0円で、供給エリアは沖縄電力エリアを除く9エリアです。
エリアごとの電力量料金と、直近で公表されている市場価格調整単価を並べると次のようになります。
市場価格調整単価は毎月変動し、エリアや月によっては割引(マイナス)になることもあります。以下は公式が公表している最新の2026年9月分の単価と、国の値引きが外れたあとの水準です。
| 供給エリア | 電力量料金 | 市場価格調整単価 | 合計の目安 | 値引き終了後の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道電力エリア | 43.00円/kWh | -3.04円/kWh | 39.96円/kWh | 44.46円/kWh |
| 東北電力エリア | 37.40円/kWh | -1.55円/kWh | 35.85円/kWh | 40.35円/kWh |
| 東京電力エリア | 36.85円/kWh | 4.56円/kWh | 41.41円/kWh | 45.91円/kWh |
| 中部電力エリア | 37.78円/kWh | 4.97円/kWh | 42.75円/kWh | 47.25円/kWh |
| 北陸電力エリア | 36.10円/kWh | 3.49円/kWh | 39.59円/kWh | 44.09円/kWh |
| 関西電力エリア | 33.98円/kWh | 2.35円/kWh | 36.33円/kWh | 40.83円/kWh |
| 中国電力エリア | 38.70円/kWh | 0.76円/kWh | 39.46円/kWh | 43.96円/kWh |
| 四国電力エリア | 36.20円/kWh | -0.31円/kWh | 35.89円/kWh | 40.39円/kWh |
| 九州電力エリア | 38.15円/kWh | -0.35円/kWh | 37.80円/kWh | 42.30円/kWh |
同じ月でも、北海道・東北・四国・九州の4エリアはマイナス(割引)で請求が下がる一方、中部電力エリアは4.97円/kWh、東京電力エリアは4.56円/kWhが加算されます。
月300kWhを使う世帯なら、東京電力エリアでは1,368円が電力量料金に上乗せされる計算です。
国の値引きが外れると、この上乗せは月2,718円まで増えます。差は月1,350円です。
単価に含まれる国の値引きは2026年10月分で終わる
国の電気・ガス料金支援は、2026年8月分から10月分までの3ヶ月分が対象です。
楽天でんきが公表する市場価格調整単価にも、この値引きが反映されています。
1kWhあたり4.5円が値引きされています
値引き額は月ごとに変わります。低圧契約では9月分が1kWhあたり4.50円、8月分と10月分が3.50円で、11月分以降は値引きがありません。
- 2026年9月分は低圧で1kWhあたり4.50円の値引き(値引き幅が最も大きい月)
- 2026年10月分は3.50円に戻り、値引き幅が1円縮む
- 2026年11月分以降は値引きなし。月300kWhなら9月分より請求が月1,350円増える
値引き幅が変わることで、単価表の数字は市場の動きと違う方向に見えることがあります。
東京電力エリアの市場価格調整単価は8月分の4.05円/kWhから9月分の4.56円/kWhへ0.51円上がりましたが、値引きを除いた水準では7.55円/kWhから9.06円/kWhへ1.51円上がっています。
同じ基準で見ると、中部電力エリアは3.05円、北陸電力エリアは3.30円、四国電力エリアは3.50円の上昇です。値引きが手厚くなったぶん、市場価格そのものの上昇が表示単価では見えにくくなっています。
この値引きは楽天でんきだけの措置ではなく、大手電力の燃料費調整単価にも同じように含まれています。両社を比べるときは、値引き分を除いた水準で見ないと差を読み違えます。
値引き単価と対象期間は、東京電力エナジーパートナーが2026年8月28日に公表した「2026年10月分電気料金の燃料費調整等について」で確認できます。対象が2026年7月から9月までの使用分であることは、東京電力パワーグリッドのお知らせに記載があります。
市場価格調整額は毎月変わるため請求額が読みにくい
市場価格調整額は、日本卸電力取引所(JEPX)が公表する電力取引価格の変動を電気料金に反映させる仕組みです。
楽天エナジーは供給エリアごとの単価を毎月PDFで公開しており、2022年12月分から継続して掲載されています。
ただし各月の単価は使用月の市場価格が確定してから公表されるため、当月分や翌月分はまだ掲載されていないことがあります。
日本卸電力取引所(JEPX)が公表する電力取引価格の変動を電気料金に反映させたものです。
供給エリアごとに算定された1キロワットあたりの平均市場価格にもとづき、計算いたします。
出典:楽天エナジー「市場価格調整単価」(2026年9月時点)
切り替え前に単価を確認したい場合は、楽天エナジーの市場価格調整単価ページで自分のエリアの直近数ヶ月分をたどれます。
申し込み前に3ヶ月分ほど確認しておくと、想定より高くなるリスクを事前に把握できます。
なお、大手電力の自由料金プランにも燃料費調整額が加算されます。
単価表の数字だけでは実際の請求差は確定しないため、調整額を除いた本体料金で損益分岐を確認します。
楽天でんきと大手電力はどちらが安い?分かれ目は契約アンペア
楽天でんきの評判で最も多い「安くなる/高くなる」の食い違いは、契約アンペアで説明がつきます。
東京電力エナジーパートナーの「スタンダードS」と本体料金(基本料金+電力量料金)で比較します。
基本料金0円と3段階料金の違い
楽天でんきは基本料金が0円で電力量料金が一律、東京電力エナジーパートナーは基本料金があり電力量料金が3段階です。
この2つを並べると、どの層で有利不利が入れ替わるかが見えます。
| 項目 | 楽天でんき プランS | 東京電力EP スタンダードS |
|---|---|---|
| 基本料金(30A) | 0円 | 935.25円 |
| 〜120kWh | 36.85円/kWh | 29.80円/kWh |
| 121〜300kWh | 36.85円/kWh | 36.40円/kWh |
| 301kWh〜 | 36.85円/kWh | 40.49円/kWh |
| 解約金 | 0円 | 0円 |
楽天でんきは第1段階(〜120kWh)で7.05円/kWh割高ですが、第3段階(301kWh〜)では3.64円/kWh割安です。
つまり使用量が増えるほど楽天でんきの相対的な立場は良くなり、そこに基本料金0円の差が上乗せされます。
契約アンペア別の損益分岐は20Aと30Aの間にある
月300kWhを使う世帯で、契約アンペアだけを変えて試算すると次のようになります。
| 契約アンペア | 東京電力EP | 楽天でんき | 差額 |
|---|---|---|---|
| 10A | 10,439.75円 | 11,055円 | × 615.25円高い |
| 15A | 10,595.63円 | 11,055円 | × 459.37円高い |
| 20A | 10,751.50円 | 11,055円 | × 303.50円高い |
| 30A | 11,063.25円 | 11,055円 | ◯ 8.25円安い |
| 40A | 11,375円 | 11,055円 | ◎ 320円安い |
| 50A | 11,686.75円 | 11,055円 | ◎ 631.75円安い |
| 60A | 11,998.50円 | 11,055円 | ◎ 943.50円安い |
損益分岐は20Aと30Aの間にあり、30A以上なら楽天でんきが有利、20A以下では不利という結果です。
60A契約なら年間で11,322円の差になります。
- 検針票または電力会社のマイページで現在の契約アンペア数を確認する
- 直近3ヶ月の使用量(kWh)を確認する
- 自分のエリアの市場価格調整単価を直近3ヶ月分さかのぼって確認する
使用量別の差額(30A契約の場合)
契約を30Aに固定し、使用量だけを動かした場合の差額です。
| 月間使用量 | 東京電力EP | 楽天でんき | 差額 |
|---|---|---|---|
| 100kWh | 3,915.25円 | 3,685円 | ◎ 230.25円安い |
| 200kWh | 7,423.25円 | 7,370円 | ◯ 53.25円安い |
| 300kWh | 11,063.25円 | 11,055円 | ◯ 8.25円安い |
| 400kWh | 15,112.25円 | 14,740円 | ◎ 372.25円安い |
| 500kWh | 19,161.25円 | 18,425円 | ◎ 736.25円安い |
30A契約であれば、使用量に関係なく本体料金では楽天でんきが下回ります。
それでも「高くなった」という声が出るのは、ここに市場価格調整額が加算されるためです。
東京電力エリアで月300kWhの場合、2026年9月分の調整単価では月1,368円が上乗せされ、本体料金でついた8.25円の差は逆転します。
市場価格が同じでも、国の値引きが外れる2026年11月分以降は上乗せがさらに4.5円/kWh増えます。月300kWhなら、本体料金でついた差はいずれの契約アンペアでも埋まらない規模です。
楽天ポイントは月にいくら貯まる?還元は3階建て
楽天でんきの評価が分かれるもう1つの軸がポイント還元です。
還元は「電気料金の支払い」「楽天カード決済」「SPU」の3階建てで、それぞれ条件が異なります。
| 貯まる場面 | 還元 | 条件・上限 |
|---|---|---|
| 電気料金の支払い(でんき単体) | 200円につき1ポイント | 税抜金額が対象。クレジットカード払いのみ対象 |
| でんきとガスをセット契約 | 100円につき1ポイント | 楽天ガスは東京ガス・東邦ガス・関電ガスエリアのみ |
| 楽天カードで支払い | 100円につき1ポイント | 地域電力会社の場合は500円につき1ポイント |
| SPU(楽天市場でのお買い物) | ポイント+0.5倍 | 月間上限1,000ポイント。クレジットカード決済の完了が条件 |
貯まったポイントは50ポイントから電気料金の支払いに充当でき、期間限定ポイントも利用できます。
ポイント支払いの設定は、利用開始後にマイページの「各種お手続き」から「ポイント設定」で行い、翌月請求分から適用されます。
| 項目 | 値引きあり (9月分単価で固定) | 値引き終了後 (4.5円を戻した水準) |
|---|---|---|
| 電力量料金(36.85円×300kWh×12ヶ月) | 132,660円 | 132,660円 |
| 市場価格調整額(×300kWh×12ヶ月) | 16,416円 (4.56円/kWh) | 32,616円 (9.06円/kWh) |
| (A) 支払い総額 | 149,076円 | 165,276円 |
| 支払いで貯まるポイント(200円につき1P・税抜換算) | 677ポイント | 751ポイント |
| 楽天カード決済分(100円につき1P・税込換算) | 1,490ポイント | 1,652ポイント |
| 利用開始特典 | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
| (B) 還元総額 | 7,167円相当 | 7,403円相当 |
| 実質総額(A−B) | 141,909円 | 157,873円 |
| 実質月額(実質総額÷12ヶ月) | 11,826円 | 13,156円 |
ポイントを差し引いた実質月額は11,826円です。国の値引きが外れると、同じ使用量でも13,156円まで上がります。
支払額が増えたことで追加で貯まるポイントは年間236ポイントにとどまり、月1,330円の負担増を埋めることはできません。
単価の上振れをポイント還元で埋めることはできず、効いてくるのは初回特典の5,000ポイントとSPU分です。
楽天でんきのメリット・デメリット
ここまでの単価と条件を、判断材料として整理します。
- 基本料金0円で30A以上なら本体料金が有利
- 楽天カード払いの還元率が地域電力会社の5倍
- 期間限定ポイントを電気代に充当できる
- 解約金・違約金・切替工事費がすべて0円
- 切替に立ち会い不要、現契約の解約手続きも不要
- 再エネ100%相当のオプション「再エネプラス」を選べる
- 市場価格調整額で請求額が読みにくい
- 20A以下だと大手電力より割高になる
- 国の値引きが2026年10月分で終わり、11月分以降は月1,350円分の負担が戻る(月300kWh時)
- 申し込みはWEBのみ、支払いはクレジットカードが基本
- 沖縄電力エリアは2025年3月末で供給終了
- 初回請求は利用開始から約3ヶ月後
- オール電化プランは30分ごとの市場価格連動
基本料金が0円である理由は、楽天エナジーが公式FAQで説明しています。
「お申し込みをWEBに限定し、お支払い方法をクレジットカードに限定することでコスト削減をしているため」とあり、WEB完結とクレジットカード払いは基本料金0円と一体の条件です。
訪問販売や電話勧誘での契約が発生しない設計とも言えます。
電力会社の切り替えでは、勧誘をきっかけとしたトラブルが公的機関に相談として寄せられています。
契約している電力会社名を名乗って業者が訪問した。安い電気プランの話があり、契約会社のプラン変更のつもりで話を聞き、申し込んだところ、後で別業者と契約したことに気づいた。
楽天でんきを名乗る訪問や電話で契約を迫られた場合は、その場で契約せず公式サイトから手続きしてください。
不安があるときは消費者ホットライン「188」に相談できます。
楽天でんきが向いている人・向いていない人
ここまでの数字から、切り替えて損しにくい条件と、避けたほうがよい条件を整理します。
- 契約30A以上で月300kWh以上使う世帯
- 楽天カードを持ち、楽天市場を日常的に使う人
- 月ごとの請求額が1,000円前後変動しても許容できる人
- 契約20A以下で使用量が少ない一人暮らし
- 楽天カードを持たず、作る予定もない人
- 毎月の電気代を一定に保ちたい人
オール電化住宅は「夜間が安いプラン」ではない点に注意
楽天でんきにはオール電化プランがあり、北海道・東北・東京・中部・北陸・九州電力エリアでは従量電灯B相当および従量電灯C相当、関西・中国・四国電力エリアでは従量電灯A相当および従量電灯B相当からの切り替えが対象です。
ただしこのプランの電源単価は、JEPXの約定価格に連動して30分ごとに変動します。
大手電力の夜間割引型オール電化プランのように、深夜の単価があらかじめ固定されている仕組みではありません。
燃料価格や電気の需要供給のバランスに応じて変動する30分ごとの市場価格を導入。電気の使い方を工夫することで、電気代をより安く抑えることができます。
出典:楽天エナジー「オール電化(アンペア・kVA契約)料金」(2026年9月時点)
市場価格が下がる時間帯に給湯や家電の運転をずらせる家庭には合いますが、生活時間帯を動かせない家庭では現在の夜間割引プランより高くなる可能性があります。
現在オール電化の夜間割引プランを契約中なら、切り替え前に単価の仕組みが変わることを理解しておく必要があります。
一人暮らしは契約アンペア数を先に確認する
一人暮らしでも、契約が30A以上なら基本料金0円のメリットが効きます。
判断を分けるのは世帯人数ではなく契約アンペア数です。
ワンルームで20Aや15A契約のまま使っている場合は、月300kWh使っても東京電力エナジーパートナーのほうが月303.50円から459.37円安い計算になります。
切り替え前に検針票で契約アンペアを確認し、20A以下なら見送るか、他社も含めて比較してください。
使用量が少ない世帯向けの選択肢や、同じ市場連動型の料金体系は、シンエナジーの評判やLooopでんきの評判でも確認できます。
キャンペーンで損しないための適用条件
楽天でんきは新規申し込みと利用開始でポイントが進呈されるキャンペーンを毎月開催しています。
2026年9月2日10時から10月2日9時59分までの回では、楽天でんきの初回特典が5,000ポイント、楽天ガスの初回特典が3,000ポイントです。
進呈ポイント数は毎月入れ替わります。2026年8月2日から9月2日までの回では、でんきが3,000ポイント、ガスが5,000ポイントで、9月の回とは逆の配分でした。
申し込み前に、公式サイトのキャンペーンルールでその月の進呈ポイント数を確認してください。
条件を満たせずにポイントを受け取れないケースが実際にあるため、適用条件と対象外理由を先に押さえておきます。
- 利用開始月とその翌月分の電気料金合計が6,000円以上であること
- 申し込みから4ヶ月以内に利用開始(供給開始)されること
- 利用開始月を0ヶ月目として、5ヶ月目の末日まで利用を継続すること
ポイントの進呈は利用開始月を0ヶ月目として6ヶ月目の月末頃、有効期間6ヶ月の期間限定ポイントで行われます。
- 利用開始月とその翌月の電気料金合計が6,000円未満の場合
- ポイント進呈月の前月末までに解約した場合
- 動力プランを契約した場合
- 同一の楽天IDで過去に楽天でんきを利用したことがある施設での申し込み
- 契約の引き継ぎに伴う申し込みの場合
注意したいのは2ヶ月分で6,000円以上という金額条件です。
東京電力エリアで月300kWh使う世帯なら2ヶ月で25,000円前後になるため問題ありませんが、月の下旬に開通した一人暮らしの場合、初月の請求が数日分しか発生せず条件に届かないことがあります。
月初に利用開始できるよう、申し込みのタイミングを調整すると確実です。
また、5ヶ月目の末日まで継続が条件のため、ポイントを受け取る前に他社へ乗り換えると特典は消えます。
解約金は0円ですが、キャンペーン狙いなら最低6ヶ月は利用を続ける前提で判断してください。
楽天モバイルや楽天ひかりを契約している人は、電気とガスをまとめることでSPUの倍率が積み上がるため、同じ電気代でも楽天市場での還元差が大きくなります。
楽天モバイルを契約している人は楽天市場のポイントが+4倍になり、楽天でんきの+0.5倍と合わせて倍率が積み上がります(いずれも要エントリー・上限あり)。モバイル側の通信品質や特典の受け取り条件は楽天モバイルの評判で確認できます。
申し込みから供給開始までの流れ
申し込みはWEBのみで、平均2分で完了します。
切替工事や立ち会いは不要で、現在契約中の電力会社への解約連絡も必要ありません。
- STEP
検針票を用意して申し込む
契約中の電力会社名・供給地点特定番号・お客様番号・契約容量が必要です。検針票または契約中の電力会社のWEBサイトで確認できます。
- STEP
供給開始予定日の通知を待つ
供給開始予定日のお知らせがメールで届きます。現在契約中の電力会社の解約手続きは楽天エナジーが行うため、利用者側の手続きは不要です。
- STEP
利用開始から約3ヶ月後に初回請求
初回の支払いは利用開始から約3ヶ月以降です。切り替えたのに請求が来ないと不安になる期間がありますが、公式に案内されている仕様です。
解約する場合、他社へ切り替えるなら楽天エナジーへの手続きは原則不要で、切替先に申し込めば自動的に解約されます。
引っ越しなどで現住所の電気を使わなくなる場合のみ、公式サイトの解約フォームから手続きが必要です。解約金・違約金はかかりません。
楽天でんきに関するよくある質問
Q
電気・ガス料金支援の値引きはいつまで続きますか?
A
2026年10月分までです。低圧契約の値引き単価は、9月分が1kWhあたり4.50円、8月分と10月分が3.50円で、11月分以降は値引きがありません。対象は2026年7月から9月までの使用分です。
月300kWh使う世帯なら、9月分と比べて11月分以降は請求が月1,350円増える計算になります。値引きは楽天でんきだけでなく大手電力の燃料費調整単価にも含まれているため、乗り換えを比較するときは値引き分を除いた水準で見てください。
出典:東京電力エナジーパートナー「2026年10月分電気料金の燃料費調整等について」(2026年8月28日)
Q
楽天でんきは沖縄でも契約できますか?
A
契約できません。楽天でんきは沖縄エリアから撤退しており、2024年3月13日にプランSの新規申し込みを停止、2025年3月31日をもって沖縄エリアの電力供給サービスを終了しています。
公式のお知らせでは、沖縄エリアでの電力調達価格の状況から安定的なサービス提供が難しくなったことが理由として説明されています。新規申し込みだけでなく、沖縄エリアへの契約の引き継ぎと引越しの手続きも停止されているため、沖縄へ転居する場合は転居先で別の電力会社を契約してください。
出典:楽天エナジー「【沖縄エリアのお客様向け】楽天でんき 沖縄エリア電力供給サービス終了のお知らせ」(2024年3月1日)
Q
楽天でんきに切り替えると停電しやすくなりませんか?
A
変わりません。公式FAQでは、電気が送られてくる仕組みや電線は切り替え後も変わらないため、停電が起こりやすくなったり明るさが変わることはないと説明されています。送配電設備は各エリアの一般送配電事業者が引き続き管理します。
Q
引っ越し先でも楽天でんきを申し込めますか?
A
申し込めます。公式サイトの申し込み導線には「引越し先で楽天でんきを申し込む」の選択肢があります。ただし引越し予定日が申し込み可能な日付より前の場合は引越し当日から利用できないため、いったん地域の電力会社と契約したうえで楽天でんきに切り替える必要があります。
Q
楽天でんきの問い合わせ先を教えてください
A
楽天エナジーカスタマーセンターの電話番号は050-5490-9070(有料)で、受付時間は9時30分から17時30分、月曜日から日曜日まで受け付けています(年末年始等の期間を除く)。問い合わせフォームも公式サイトに用意されています。
まとめ|楽天でんきの評判は契約アンペアとエリアで決まる
楽天でんきの評判が割れる理由は、契約条件によって結果が逆転するためです。
東京電力エリア・月300kWhの本体料金で見ると、30A契約なら楽天でんきが月8.25円安く、60A契約なら月943.50円安い一方、20A契約では月303.50円高くなります。
「高くなった」という声の多くは、この本体料金ではなく市場価格調整額によるものです。
2026年9月分では中部電力エリアが4.97円/kWh、東京電力エリアが4.56円/kWh、北海道・東北・四国・九州の4エリアがマイナス(割引)と、エリアによって上乗せ額が大きく異なります。
加えて、単価に含まれている国の値引きは2026年10月分で終わります。11月分以降は、月300kWhの世帯で請求が月1,350円増える計算です。
| 確認項目 | 判断の目安 |
|---|---|
| 契約アンペア数 | 30A以上なら有利、20A以下なら見送りを検討 |
| 供給エリア | 市場価格調整単価が低いエリアほど有利 |
| 楽天カードの有無 | なければ還元は200円につき1ポイントのみ |
| 住宅の設備 | オール電化は市場価格連動型になる点を理解する |
| 切り替え時期 | 2026年11月分から値引きが外れる前提で試算する |
解約金は0円で契約期間の縛りもないため、条件が合わなくなれば他社へ移れます。
まずは検針票で契約アンペア数と直近3ヶ月の使用量を確認し、自分のエリアの市場価格調整単価と合わせて判断してください。
