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電気ガスセットおすすめ比較【2026年9月最新】エリア別お得な組み合わせを解説

15 min

電気とガスをまとめて契約すると、月々の料金が割引になる「セット割」を用意している会社が増えています。

結論から言うと、都市ガスエリアにお住まいの方は、電気とガスを同じ会社でまとめるとセット割引や還元ポイントの分だけお得になるケースが多いです。

ただし、割引額は会社によって毎月数十円〜0.5%程度と幅があり、もともとの料金単価が安い会社を単独で選んだ方が総額で得になる場合もあります。

本記事では、都市ガスエリア(東京ガス・大阪ガス等の導管が通っている地域)にお住まいの方向けに、エリアごとのおすすめの電気ガスセットを比較して紹介します。

目次

結論:迷ったらこの組み合わせがおすすめ

サービスこんな人におすすめセット時の特典
\電気使用量が多い家庭/東京ガス関東で電気を多く使う家庭・解約金を気にしたくない人電気代0.5%割引・解約金0円
\楽天経済圏の人/楽天でんき+楽天ガス楽天市場・楽天カードをよく使う人新規申込&利用で8,000ポイント進呈
\ポイントを支払いに使いたい人/CDエナジーdポイント・楽天ポイント等に交換したい人電気・ガスともに毎月0.5%割引
※2026年9月時点の公式サイト掲載情報にもとづく。詳細な適用条件は各社公式サイトでご確認ください。

この記事の対象と比較条件について

本記事は、都市ガス(東京ガス・大阪ガスなど、地下の導管でガスが供給されるエリア)にお住まいの方を対象に、電気とガスのセット契約を比較しています。

電気とガスのセット割は、電力自由化・ガス自由化の枠組みで生まれた仕組みのため、対応する会社は都市ガスエリアに集中しているのが実情です。

注意

プロパンガス(LPガス)をご利用中の方は、電気とガスをセットにできる会社自体が限られます。

この場合は、電気だけを単独で見直して安い新電力に切り替える方法も検討してみてください。

ただし東北・九州・沖縄など一部エリアではLPガス会社とのセットプランも用意されているため、該当エリアの方は各エリアの解説もあわせてご確認ください。

プロパンガス世帯向けの選択肢もある

例えば、LPガス会社「ガスワン(サイサン系列)」が提供する「エネワンでんき」との組み合わせで、LPガス料金と電気料金の両方からセット割引が引かれるプランも存在します。都市ガスが通っていない地域にお住まいの方は、契約中のLPガス会社にセットプランの有無を確認してみるとよいでしょう。

比較の前提条件は次のとおりです。

各社の料金プランは変動するため、シミュレーション上の目安としてご覧ください。

世帯契約電流(A)電気使用量(kWh/月)ガス使用量(m³/月)
1人暮らし3020015
2人暮らし3030025
3人暮らし4035035
4人暮らし5040045
※再エネ賦課金・燃料費調整額・容量拠出金等は試算に含みません。2026年9月時点。

失敗しない電気ガス会社の選び方

電気ガスセットを選ぶ際は、割引額の大きさだけでなく、次の5点を確認しておくと失敗しにくくなります。

  1. セット割の内容:割引額(定額/定率)と、対象となる料金プランの組み合わせ
  2. 供給エリア:電気は全国対応でも、ガス側は特定エリア限定の会社が多い(例:楽天ガスは東京ガス・東邦ガス・関西電力ガスエリアのみ)
  3. 解約金・違約金の有無:1年未満の解約で数千円の違約金が発生する会社もある
  4. 料金プランとの相性:電気使用量が多い家庭は従量料金の単価差、少ない家庭は基本料金の差が効きやすい
  5. 支払い方法:クレジットカードのみ対応か、口座振替も選べるか

【関東】東京電力エリアの電気ガスセット割

関東エリアは電気ガスセットの選択肢がもっとも豊富なエリアです。

ここでは、東京ガス・楽天でんき+楽天ガス・CDエナジーの3社を中心に、公式サイトで確認できる内容にもとづいて紹介します。

東京ガス(基本プラン+ガス・電気セット割)

項目内容
対応エリア東京電力エリア
セット割引電気料金(基本料金+電力量料金の合計)から0.5%割引
適用条件東京ガスの都市ガスと「基本プラン」または「ずっとも電気3」の使用場所・契約者が同一で、料金を合算して支払う場合
解約金0円
支払い方法クレジットカード・口座振替・払い込み書
2026年9月時点。
おすすめポイント
  • 国内最大級の都市ガス事業者が提供する電気で、解約金が発生しない
  • 基本料金は東京電力と同水準、従量料金はすべての区分で東京電力より割安に設定されている
  • ガスと電気の契約者・使用場所が同じであれば、手続きなしで請求をまとめられる(セット割は別途申込が必要)

東京ガスは、電気の従量料金がすべての使用量区分で東京電力よりも割安に設定されているため、電気使用量が多いファミリー世帯ほど割引効果を実感しやすい会社です。

セット割自体は0.5%とそれほど大きくありませんが、もともとの単価差に加えて割引が上乗せされる形になります。

公式サイトの料金シミュレーション

東京ガス公式サイトの料金シミュレーションはこちらから

おすすめな人
  • 50A以上の契約で電気使用量が多いファミリー世帯
  • 解約金・違約金のリスクを避けたい人
  • 大手ガス会社の安定した供給を重視する人
おすすめしない人
  • 一人暮らしで電気使用量が少なく、割引効果を実感しにくい人
  • 楽天ポイント等の還元をメインで重視したい人
  • 燃料費調整額の上限がないプランに不安を感じる人(東京ガスの基本プランは上限なし)

楽天でんき+楽天ガス

項目内容
対応エリア(電気)全国(沖縄電力エリア・一部離島を除く)
対応エリア(ガス)東京ガス・東邦ガス・関電ガスエリアのみ(都市ガスエリアの中でもさらに限定される点に注意)
セット時の特典楽天でんき+楽天ガスの新規申込&利用で8,000ポイント進呈(2026年9月時点の実施内容。時期により変動)
ポイント還元率電気代200円につき1ポイント→セット契約時は100円につき1ポイントに増加
解約金0円
2026年9月時点。
おすすめポイント
  • 電気の基本料金が0円で、使わない月の負担が小さい
  • セット契約でポイント還元率が2倍(200円→100円につき1pt)になる
  • 楽天カード払いにすると、カード分のポイントも別途加算される

楽天でんきは電気単体なら全国対応ですが、楽天ガスは東京ガス・東邦ガス・関電ガスエリアの都市ガス利用者に限られます。

関東在住でも東京ガスエリア以外の都市ガス会社(東急ガスやエルピオ都市ガス等の供給エリア)にお住まいの場合はセット契約自体ができないため、まず自宅が対象エリアかどうかを公式サイトの対象エリアページで確認してから検討する必要があります。

公式サイトの料金シミュレーション

楽天でんき公式サイトの料金シミュレーションはこちらから

おすすめな人
  • 東京ガス・東邦ガス・関電ガスエリアにお住まいの人
  • 楽天市場や楽天カードを日常的に使う人
  • 契約の縛りなく気軽に始めたい人
おすすめしない人
  • 対象3エリア以外の都市ガスを利用している人(ガスのセット契約ができない)
  • 楽天経済圏を使っておらず、ポイント還元に魅力を感じない人
  • 市場価格調整単価の変動リスクを避けたい人

CDエナジー

項目内容
運営会社中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資する株式会社CDエナジーダイレクト
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県・茨城県
セット割引電気・ガスそれぞれ毎月0.5%割引
ポイント支払いに応じて貯まり、dポイント・楽天ポイント等に交換可能
解約金0円
2026年9月時点。
おすすめポイント
  • 電気とガスの両方が毎月割引になり、支払いに使えるポイントも貯まる
  • 一人暮らし向け・ファミリー向けなどライフスタイル別のプランが複数用意されている
  • オール電化住宅向けプランにも対応している

CDエナジーは中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資会社が運営しており、電気・ガスの両方に均等に割引が入る点が特徴です。

東京ガス(電気側のみ割引)や楽天でんき(ポイント還元中心)と比べると、月々の請求額そのものを両建てで下げたい人に向いています。

公式サイトの料金シミュレーション

CDエナジー公式サイトの料金シミュレーションはこちらから

おすすめな人
  • 電気・ガス両方の請求額を均等に下げたい人
  • dポイントや楽天ポイントに交換して使いたい人
  • オール電化住宅にお住まいの人
おすすめしない人
  • 対応エリア外にお住まいの人
  • ポイントよりも即時の値引きを重視したい人
  • 大手電力・ガス会社のブランドを重視する人

【関西】関西電力エリアの電気ガスセット割

関西エリアは大阪ガスと関西電力という2大インフラ会社が中心で、大阪ガスが電気にも参入している点が特徴です。

ここでは大阪ガスのセットプランを紹介します。

大阪ガス(電気+GAS得プラン)

項目内容
対応エリア大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県ほか近畿圏
セット割引大阪ガスの電気を契約すると、GAS得プランのガス料金が3%割引
申込キャンペーン–
解約金契約内容により異なる
支払いガス・電気の請求を1枚にまとめ可能
2026年9月時点。
おすすめポイント
  • 電気契約でガス代が3%割引になり、ガスの使用量が多い家庭ほど恩恵が大きい
  • 公式試算例では、年間ガス600m³・電力4,440kWhの世帯で一般料金より年間約8,000円安くなる(原燃料費調整額を除く)
  • ガス・電気の検針票が1枚にまとまり、家計管理がしやすくなる

大阪ガスは、電気とガスのどちらを軸に割引をするかが東京ガスと逆で、電気を契約することでガス代が3%割引になる仕組みです。

ガス使用量が多い家庭(給湯・床暖房などをガスでまかなう家庭)ほど割引額が大きくなります。

公式サイトの料金シミュレーション

大阪ガス公式サイトの料金シミュレーションはこちらから

おすすめな人
  • 給湯・床暖房などでガス使用量が多い家庭
  • 電気とガスの請求をまとめて家計管理を楽にしたい人
  • 関西エリアで大手のサポート体制を重視する人
おすすめしない人
  • ガス使用量が少なく、電気代重視で選びたい人
  • ポイント還元よりも即時値引きの分かりやすさを求める人
  • ガス使用量が少なく、割引効果を実感しにくい人

【北海道】北海道電力エリアの電気ガスセット割

北海道は大手2社(北海道電力・北海道ガス)が互いに相手方の商材のセット割を提供し合う、やや珍しい構図になっています。

どちらを軸にするかで割引の掛かり方が変わります。

北海道電力(ほくでんガスセット割)

項目内容
対応エリア札幌市・小樽市・石狩市・北広島市・千歳市・恵庭市など北海道ガス供給エリア(一部地域を除く)
セット割引対象の電気料金プランと「ほくでんガスプラン」をセット契約すると、ガス料金(基本料金+従量料金)が5%割引
注意点プロパンガス利用者は対象外。ガス料金は北海道ガスの「一般料金」より割安な水準に設定
2026年9月時点。

北海道ガス(北ガスの電気)

項目内容
対応エリア北海道内(離島を除く)どなたでも契約可能
セット割引北ガスグループのガスまたは道内都市ガス事業者を契約している場合、電力量料金総額から付帯割引が適用(燃料費調整額・離島ユニバーサルサービス調整額は対象外)
キャンペーン–
2026年9月時点。

北海道電力の「ほくでんガスセット割」はガス代が5%割引になる仕組みで、北海道ガスの「北ガスの電気」は電気の従量料金に割引が入る仕組みです。

どちらを主契約にするかで割引の掛かる先が逆になるため、電気とガスそれぞれの使用量を比べたうえで、割引額が大きくなる方を軸に選ぶのがポイントです。

北海道は道内都市ガス事業者(旭川ガス・帯広ガス等)でも北ガスの電気の付帯割引対象になる場合があります。

公式サイトの料金シミュレーション

北海道電力公式サイトの料金シミュレーションはこちらから

北ガス公式サイトの料金シミュレーションはこちらから

おすすめな人
  • ガス使用量が多く、ガス代側の割引を重視したい人(北海道電力)
  • 電気使用量が多く、電力量料金の割引を重視したい人(北海道ガス)
  • 寒冷地でガス暖房・電気暖房いずれかの使用量が突出している家庭
おすすめしない人
  • プロパンガスを利用している人(北海道電力のセット割対象外)
  • 道内都市ガス事業者の対応可否を確認していない人
  • 離島にお住まいの人(両社ともセット割対象外)

【東北】東北電力エリアの電気ガスセット割

東北電力は自社でガスを供給しておらず、地域のガス会社と提携してセットプランを展開する「取次型」が中心です。

提携先は都道府県・地域によって異なります。

東北エリアはLPガスのセット割も充実

東北電力は都市ガス会社(仙南ガス・山形ガス・東部ガスなど)だけでなく、カメイ「すまいるガス」等のLPガス会社ともセットプランを提供しています。東北6県の戸建て・集合住宅どちらも対象となっており、他エリアと比べてプロパンガス世帯でもセット割を利用しやすいのが特徴です。

東北電力×仙南ガス・仙台プロパン

項目内容
対応エリア仙南ガス・仙台プロパンの供給エリア(宮城県中心)
対応ガス種別都市ガス・LPガスの両方に対応
セット特典契約時1,000ガスマイル、毎月100ガスマイルが貯まり、共通ポイント等に交換可能。ガス機器購入時5%割引特典もあり
対象電気プラン「よりそうプラスeねっとバリュー」「よりそうプラスファミリーバリュー」等
2026年9月時点。

東北電力×カメイ「すまいるガス」(LPガス)

項目内容
対応エリア東北6県の戸建て・集合住宅(2025年10月に対象拡大)
セット割引「すまいるセット割」でLPガス料金が毎月110円割引
備考関東圏向けにもLPガス×東北電力のセットプラン提供実績あり
2026年9月時点。

東北電力のセットプランは、他エリアの大手電力・ガス会社によるセット割(0.5%〜5%程度の料金割引)とは性質が異なり、ガスマイルやポイント還元・機器購入割引を軸にした特典型が中心です。

都市ガスかLPガスかで提携先が変わるため、まず自宅がどのガス会社の供給エリアかを確認したうえで、対応する電気プランを選ぶ流れになります。

おすすめな人
  • プロパンガス世帯で、電気とあわせて特典を受けたい人(カメイすまいるガス対象エリア)
  • 都市ガス世帯でガスマイル等のポイント特典を活用したい人(仙南ガス等)
  • ガス機器の買い替えを予定している人
おすすめしない人
  • 大幅な料金割引(%単位の値引き)を重視したい人
  • 対応エリア・提携先ガス会社が自宅に該当しない人
  • ポイント制度を使わず、シンプルな値引きだけを求める人

【中部】中部電力エリアの電気ガスセット割

中部エリアは中部電力ミライズと東邦ガスという大手2社が、互いのインフラに参入し合う構図です。

中部電力ミライズ(カテエネガスセット)

項目内容
対応エリア東邦ガスの供給エリア(愛知・岐阜・三重の一部)
セット割引「カテエネガスプラン」と対象の電気プランをセット契約すると「カテエネガスセット」が適用され、ガス料金が2%割引
対象プラン従量電灯Bなど基本メニューは対象外。対象の電気プラン(ポイントプラン等)との組み合わせが条件
ポイント電気・ガス料金200円ごとにカテエネポイント1p
注意点原料費調整額の上限がないため、燃料価格高騰時は結果的に割高になる場合がある
2026年9月時点。
おすすめポイント
  • 東邦ガスの供給エリア全域で契約でき、ガス料金プランは使用機器別に3種類から選べる
  • セット契約でガス代が2%割引になり、カテエネポイントの獲得効率も上がる
  • 従量料金は東邦ガスの一般料金よりすべての区分で割安に設定されている

原料費調整額に上限がない点は事前に把握しておきたいポイントです。

東邦ガスの一般料金は上限付きのため、燃料価格が高騰した局面ではカテエネガスプランの方が結果的に割高になる可能性があります。

長期契約を考えている場合は、直近の原料費調整額の推移を公式サイトで確認してから申し込むと安心です。

公式サイトの料金シミュレーション

中部電力ミライズ公式サイトの料金シミュレーションはこちらから

おすすめな人
  • 東邦ガスエリアでカテエネポイントを貯めたい人
  • 対象の電気プランへの切り替えに抵抗がない人
  • ガス機器の種類に合わせたプラン選びをしたい人
おすすめしない人
  • 現在の電気プラン(従量電灯B等)を変えたくない人
  • 原料費調整額の上限がないことにリスクを感じる人
  • 東邦ガスエリア外にお住まいの人

【北陸】北陸電力エリアの電気ガスセット割

「北陸」は2つのガス会社・電力会社に分かれる

北陸エリアは、富山・石川にお住まいの方(北陸電力エリア)と、新潟にお住まいの方(東北電力エリア)で提携するガス会社・セット内容が異なります。ご自宅の供給エリアを確認したうえで該当する項目をご覧ください。

日本海ガス×北陸電力(富山・石川)

項目内容
対応エリア富山県・石川県の日本海ガス都市ガス供給エリア
セット内容「日本海ガス 北陸電力 ガス・でんきセット」として都市ガス契約と北陸電力の電気をセット提供
備考会員サービス「Prego Club」との連携あり
2026年9月時点。

北陸ガス×東北電力(新潟)

項目内容
対応エリア新潟県の北陸ガス都市ガス供給エリア
セット内容「ずっと近くで、北陸ガス+でんき」として、都市ガスは北陸ガス、電気は東北電力が供給
セット割引毎月の合算料金から110円割引。ガス機器サポートプランを追加契約すると「もっとセット割」で電気料金がさらに150円割引
効果額の目安東北電力「従量電灯B」からの切り替えで、契約内容によって年間1,980円〜7,380円程度お得になった実績あり(開始時の試算)
2026年9月時点。

北陸エリアは大手電力・ガス会社によるセット割の選択肢が少なく、お住まいの県によって組み合わせがほぼ1パターンに決まるのが実情です。

富山・石川であれば日本海ガス×北陸電力、新潟であれば北陸ガス×東北電力の組み合わせを確認するところから始めましょう。

おすすめな人
  • 富山・石川・新潟の都市ガスエリアにお住まいの人
  • ガス機器のサポートも含めて一本化したい人(新潟エリア)
  • 手続きの手間を減らし、地域の会社にまとめて任せたい人
おすすめしない人
  • 大幅な割引率を求める人(他エリアと比べ割引額は小さめ)
  • プロパンガスを利用している人
  • 全国対応の新電力とガスを別々に組み合わせたい人

【中国】中国電力エリアの電気ガスセット割

中国エリアで電気ガスセットに対応しているのは、広島県の広島ガスが中心です。

ただし、他エリアのような料金の割引率・割引額を伴うセット割は現時点で用意されていません。

広島ガス(エコプラン)

項目内容
対応エリア広島ガスの都市ガス供給エリア(広島県中心)
申込条件広島ガスの都市ガス、または指定グループ会社のプロパンガスを利用していること
セット割引料金そのものの割引はなし。電気・ガスの利用に応じてポイント(Web会員サイト「マイ広島ガス」経由)が貯まる仕組み
プラン使用量に応じて「エコプランM(400kWh以下)」「エコプランL(400kWh超)」の2種類
2026年9月時点。

広島ガスの電気には、料金が安くなる「セット割」自体は用意されていません。

ガスと電気をどちらも広島ガス系列でまとめると、Web会員サイト経由でポイントが貯まる点がメリットになります。

中国電力の標準的な料金プランと比べて広島ガスの電気自体の単価が割安なケースもあるため、セット割の有無よりも各社の基本料金・従量料金を比較する方が判断材料になります。

プロパンガスを利用している家庭でも、指定グループ会社であれば申し込みできる点は他エリアにはない特徴です。

おすすめな人
  • 広島ガス系列のプロパンガスを含めて申し込みたい人
  • 中国電力の標準プランより単価の安さを重視したい人
  • ポイントを貯めて日用品等に還元したい人
おすすめしない人
  • セット割による直接的な値引きを期待している人
  • オール電化住宅にお住まいの人(オール電化向けプランなし)
  • 広島ガスエリア外にお住まいの人

【四国】四国電力エリアの電気ガスセット割

四国エリアは都市ガスの四国ガスに加え、LPガス会社によるセットプランも選択肢に入るのが特徴です。

ここでは都市ガスの四国ガスを中心に紹介します。

四国ガス(ガポタでんき)

項目内容
対応エリア四国ガスの都市ガス供給エリア
申込方法Web会員サイト「ガポタ」からのみ申込可能
ポイント還元電気料金200円につき1ポイント。ガス料金100円につき1ポイント。
「ガポタでんき」契約期間中はポイントが通常の3倍(100円につき3ポイント)
支払い方法口座振替またはクレジットカード
注意点マンション等で一括受電契約の場合は申込不可な場合がある
2026年9月時点。

四国ガスの「ガポタでんき」は、料金そのものの割引よりもポイント還元を重視しています。

電気・ガスともにポイントが通常の3倍になるため、貯めたポイントを商品交換やガス料金への充当に使いたい人に向いています。

おすすめな人
  • 四国ガスの都市ガスエリアにお住まいで、ポイントを重視したい人
  • 個別契約のマンション・戸建てにお住まいの人
  • ポイント還元を重視したい人
おすすめしない人
  • マンション一括受電契約の建物にお住まいの人
  • ポイントより即時値引きを重視したい人
  • 四国ガスエリア外にお住まいの人

【九州】九州電力エリアの電気ガスセット割

九州エリアは、東京と同じく「電力会社がガスセット割を提供する」「ガス会社が電気セット割を提供する」の両方向が揃っており、比較のしがいがあるエリアです。

九州電力(ガス料金プラン)

項目内容
対応エリア福岡・北九州エリア
セット割引対象の電気プラン(スマートファミリープラン[ガスセット]等)とセット契約するとガス料金が割引
割引額の目安契約電流・ガス使用量により変動(公式モデルケースあり)
2026年9月時点。

西部ガス(プラスでんきプラン)

項目内容
対応エリア九州電力エリア(西部ガスの電気は都市ガス契約者以外でも申込可)
セット割引(都市ガス)「でんき割」でガス料金が最大1,100円/月割引
セット割引(LPガス)「でんきLP割」あり(西部ガスエネルギーのLPガス契約者向け)
ポイント電気料金200円につき1ポイント。Vポイント・Pontaポイント等7種類の提携ポイントに交換可能
2026年9月時点。

九州エリアは、電気を軸にするなら九州電力、ガスの割引額を重視するなら西部ガスという選び方になります。

西部ガスは都市ガスだけでなくLPガス契約者向けの「でんきLP割」も用意しているため、プロパンガス世帯でも西部ガスエネルギーのLPガスを利用していればセット割の対象になります。

おすすめな人
  • ガス使用量が多く、ガス代の割引額を重視したい人(西部ガス)
  • 大手電力会社のブランドと安定感を重視したい人(九州電力)
  • 西部ガスエネルギーのLPガスを契約中の人
おすすめしない人
  • 1人暮らしなどガス・電気使用量が少なく、割引効果が小さい人
  • 九州電力・西部ガス以外のLPガス会社を利用している人
  • 提携ポイントの交換先に魅力を感じない人

【沖縄】沖縄電力エリアの電気ガスセット割

沖縄ガス(でんき・ガスのセット割)

項目内容
運営沖縄ガス(ガス)/沖縄ガスニューパワー(電気)
対象ガス種別都市ガス・LPガスの両方が対象
セット割引家庭用ガスと電気の両方に申込むと、年間の電気・ガス料金がお得になる「でんき・ガスのセット割」を提供。既にどちらも契約している世帯も別途セット割の申込が必要
キャンペーン「でんきの基本料金が1年間半額」キャンペーン実施中
電気料金の特徴沖縄ガスの電気は沖縄県内大手電力会社より料金が安い。初期費用無料で戸建て・アパート・マンション・事務所いずれも申込可
2026年9月時点。
おすすめポイント
  • 都市ガス・LPガスのどちらでもセット割の対象になる(沖縄は他エリアよりLPガス世帯への対応が手厚い)
  • 電気の切り替え手続きは沖縄ガス側で代行してくれる
  • 初期費用無料で、賃貸・事務所を含め幅広い物件形態に対応

沖縄エリアは選択肢が沖縄ガスにほぼ一択となりますが、都市ガス・LPガスどちらも対象になる点は他エリアと比べて珍しい点です。

すでに沖縄ガスの電気・ガスを両方契約している場合でも、セット割自体は別申込が必要になるため、契約済みの方は申込漏れがないか確認しておきましょう。

おすすめな人
  • 都市ガス・LPガスいずれかを沖縄ガスで契約している(予定の)人
  • 初期費用をかけずに電気を切り替えたい人
  • 賃貸・事務所などでまとめて手続きしたい人
おすすめしない人
  • 離島など沖縄ガスの供給エリア外にお住まいの人
  • すでにセット割を契約済みだと思い込み、別申込をしていない人
  • 他社LPガスを契約しており切り替えるつもりがない人

電気・ガスをまとめるデメリット・注意点

電気とガスのセット契約は必ず安くなるわけではありません。

契約前に次の3点を確認しておくと、切り替え後に「思ったより安くならなかった」という失敗を避けやすくなります。

セットプランの方が割高になる場合がある

セット割の多くは「ガス代3%引き」「毎月100円引き」など、割引額自体はそれほど大きくありません。

もともとの電気・ガス単価が安い会社を単独で選んだ方が、セット割を使うより総額で安くなるケースもあります。

セットにすることが目的化しないよう、電気とガスをそれぞれ単独で契約した場合の料金とも比較してから決めるのがおすすめです。

申込条件・解約条件に注意する

会社によっては、電気とガスをセットにしたことで「電気だけ解約」「ガスだけ解約」ができなくなる場合があります。

また、大手電力・ガス会社に比べて新電力は解約金・違約金が発生しない会社が多い一方、事務手数料がかかる会社もあります。

セット契約を組む前に、それぞれの申込条件を個別に確認しておきましょう。

契約前のチェック項目

経済産業省資源エネルギー庁は、電気・ガスの契約前に確認すべき項目を公表しています。

契約を検討している会社に、電話等で事前に確認しておくと安心です。

  • 事業者の社名・連絡先、国の登録事業者かどうか
  • いつから電気(ガス)が供給されるか
  • 契約期間と、期間満了後の更新手続き
  • 毎月の料金の決まり方
  • 工事が必要な場合の費用負担
  • 料金割引がある場合の割引額と対象期間
  • 契約期間内に解約する場合の制約、解約手数料の有無

電気ガスセットへの切り替え手続きの流れ

電気・ガスのセット契約への切り替えは、WEBや電話で申し込めば、基本的に立ち会いや工事なしで完了します。

  1. STEP

    現在の契約情報を準備する

    検針票やマイページで、現在契約している電力会社・ガス会社の「お客様番号」と「供給地点特定番号」を確認しておきます。申込時に必要になります。

  2. STEP

    料金・セット割の内容を比較する

    複数の会社の料金プランやセット割の内容を比較します。各社公式サイトの料金シミュレーションを使うと、現在の使用量に近い条件で試算できます。

  3. STEP

    希望する会社にWEBまたは電話で申し込む

    申込時にSTEP1で準備した情報を伝えます。現在契約中の電力会社・ガス会社への解約連絡は、基本的に不要です(新しく契約する会社が手続きを代行します)。

  4. STEP

    契約成立・供給開始日の通知を受け取る

    申込内容が確認されると、契約成立と供給開始日が通知されます。工事は原則不要で、既存の送電設備・ガス導管をそのまま利用します。

  5. STEP

    指定日から新しい会社での利用が始まる

    指定された供給開始日から、新しい電力会社・ガス会社での利用がスタートします。セット割の適用には別途申込が必要な会社もあるため、申込画面で適用有無を確認しておきましょう。

プロパンガスをご利用中の方へ

本記事で紹介した電気ガスセットの多くは、都市ガスを前提とした電力自由化・ガス自由化の枠組みで生まれた商品です。

プロパンガス(LPガス)は自由化の対象外で、供給会社も地域ごとに分かれているため、都市ガスのような横断的な比較がしにくいのが実情です。

ガスワンのほか、東北(カメイ「すまいるガス」)・九州(西部ガスエネルギー)・沖縄(沖縄ガス)など一部エリアでは、LPガス会社と電力会社が提携したセットプランが用意されています。

お住まいのエリアが対象かどうかは、契約中のLPガス会社に直接確認するのが確実です。

対象エリア外、または契約中のLPガス会社にセットプランがない場合は、電気だけを単独で見直すのが現実的な節約方法です。

電気は全国対応の新電力が多く、LPガスの契約先を変えずに電気だけ切り替えられます。

よくある質問

Q

電気とガスをまとめると、必ず安くなる?

A

必ず安くなるとは限りません。セット割自体は毎月数十円〜数%程度が中心で、もともとの電気・ガス単価が安い会社を単独で選んだ方が、総額で安くなる場合もあります。契約前に、セットにした場合と単独契約の場合の両方を比較しておくのがおすすめです。

Q

電気とガスの契約を別の会社にまとめて、途中で片方だけ解約できる?

A

会社によって対応が異なります。セット契約であっても電気・ガスを個別に解約できる会社もあれば、セットでの解約しか受け付けていない会社もあります。将来的に片方だけを見直す可能性がある場合は、契約前に申込条件を確認しておきましょう。

Q

セット契約への切り替えで、停電やガスの供給トラブルは起きる?

A

基本的に起きません。電力自由化・ガス自由化後も、送電網やガス導管そのものは従来の設備をそのまま利用するため、契約する会社を変えても電気・ガスの品質や安定供給は変わりません。切り替え時の工事も原則不要です。

Q

プロパンガス(LPガス)でも電気とセットにできる?

A

エリアと契約中のLPガス会社によります。東北・九州・沖縄・四国の一部会社ではLPガスと電気のセットプランが用意されていますが、対応エリア・会社は都市ガスに比べて限られます。契約中のLPガス会社にセットプランの有無を確認するのが確実です。

まとめ:自分の使用量・エリアに合ったセットを選ぶ

電気とガスのセット契約は、エリアによって組み合わせ方も割引もさまざまです。

電気側に割引が入るのか、ガス側に割引が入るのかを確認したうえで、自分の家庭は電気とガスのどちらの使用量が多いかを踏まえて選ぶと、割引効果を実感しやすくなります。

セット割の額そのものは大きくない会社が多いため、もともとの料金単価が安い会社を単独で選ぶ方法も含めて比較することが大切です。

プロパンガスをご利用中の方は、東北・九州・沖縄の一部エリアを除き、まずは電気だけの見直しから検討してみてください。

各社の料金プランやキャンペーンは変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。