本ページはプロモーションが含まれています。

ウォーターサーバーの電気代を機種別に比較!安く抑える選び方と5つの節約術

13 min

ウォーターサーバーの電気代は、メーカー公表値で月およそ390円〜1,200円です。

「月いくらかかる?」「つけっぱなしだと高いのでは?」という疑問には、機種選びと使い方でほぼ答えが出ます。

結論から言うと、エコモード搭載機なら電気代は月390〜500円前後に収まり、冷蔵庫1台分(301〜350Lクラスで月約896円)より安い水準です。

公表電気代が特に安いのは、宅配型ならフレシャス Slatの約390円/月、水道水を使う定額制の浄水型ならエブリィフレシャス tall※の約401円/月〜です(2026年8月時点・各社公式公表値)。

※エブリィフレシャスには別途水道代がかかります。

ただし、各社が公表する電気代は「計算に使う電気料金の単価」や「エコモードの使用条件」がバラバラで、数字をそのまま横に並べると判断を誤ります。

この記事では、公表電気代・測定条件・月額料金の3点を各社公式サイトで2026年8月時点の情報として確認し、浄水型・宅配型の主要9機種を比較しました。

家電との比較は、資源エネルギー庁の省エネ性能カタログと全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhに揃えて試算しています。

電気代を抑える節約方法や、電気代以外にかかる費用まで、この記事1本で判断できるようにまとめます。

重視ポイント有力な選択肢電気代の目安/月
\電気代の安さ最優先/エブリィフレシャス tall約401円〜
\縛りなしで気軽に試す/ウォータースタンド ピュアライフ約462円
\たっぷり使って総額固定/ハミングウォーター flows約711円
\今の電気代自体を下げたい/節約方法5つへ−
※電気代は各社公式公表値(エコモード等使用時)。2026年8月時点。測定条件は各社で異なります(詳細は比較表参照)。

目次

【結論】ウォーターサーバーの電気代は月500〜1,000円前後が相場。エコモード搭載機なら390円台から

ウォーターサーバーの電気代は、メーカー公表値で月およそ390円〜1,200円、多くの機種は500〜1,000円前後に収まります。

差を分けるのはエコモード(省エネ機能)の有無で、エコモード搭載機なら公表値ベースで月390〜500円前後、非搭載の旧型機だと月1,000円を超えることがあります。

フレシャス公式も、一般的なボトルタイプの電気代を約1,200円/月、省エネモード使用時は最大約70%カットできるとしています(2026年8月時点)。

引用元:フレシャス公式「よくあるご質問」

電気代がかかる仕組み:冷水と温水を24時間キープする家電だから

ウォーターサーバーの電気代は、タンク内の水を「冷やし続ける電力」と「温め続ける電力」の合計です。

冷却用のコンプレッサーと加熱用のヒーターが、冷水を4〜10℃前後、温水を80〜90℃前後に保つために断続的に稼働します。

冷蔵庫と同じく、電源を入れっぱなしにして使う前提の家電です。

そのため電気代は「使った量」よりも「温度を維持する時間」の影響が大きく、あまり水を使わない月でも一定の電気代がかかります。

逆に言えば、使用量が2倍になっても電気代が2倍になるわけではありません。

電気代の計算方法:消費電力×時間×31円/kWhが目安

家電の電気代は「消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量単価(円/kWh)」で計算できます。

単価は契約する電力会社やプランで変わるため、業界共通の目安として全国家庭電気製品公正取引協議会が定める31円/kWh(税込)を使うのが標準です。

電力料金は、ご契約の小売電気事業者により異なります。(中略)なお、現在の目安単価は、令和4年7月22日に改定された31円/kWh(税込)です。

出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問」

この式に当てはめると、月20kWhを消費するサーバーの電気代は20kWh×31円=月620円です。

実際の請求額を正確に知りたい場合は、検針票の「電力量料金÷使用量」で出した自宅の実質単価を使うと、より実態に近い金額になります。

公表値の根拠になっている「JDSA基準」とは

JDSA基準は、一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会(JDSA)が定めた「消費電力測定基準(1804)」のことです。

室温や出水量など測定条件を統一して消費電力を測る業界基準で、加盟事業者の多くはこの基準に沿って電気代を公表しています。

ただし、エコモードの使用想定時間や計算に使う電力量単価まではメーカーごとに異なります。

公表値どうしを1円単位で比べても正確な優劣は付けられない点は、次の比較表を見るうえでの前提として押さえてください。

ウォーターサーバーの電気代を機種別に比較【2026年8月時点】

機種別の電気代は、水道水を使う「浄水型」とボトルが届く「宅配型」に分けて比較すると選びやすくなります。

各社公式サイトで公表電気代と測定条件を確認できた9機種を一覧にしました。

浄水型4機種の電気代比較:月額定額で総額が読みやすい

浄水型ウォーターサーバーは、水道水を注ぐ(またはつなぐ)だけで使えるタイプで、水代込みの月額が定額です。

電気代を足せば毎月の総額がそのまま確定するため、コスト管理を重視する人に向いています。

←スクロールできます→

機種公表電気代/月測定条件月額料金契約期間解約金主なエコ機能
エブリィフレシャス tall約401円〜すべてのECO機能使用時(エブリィフレシャス調べ)3,300円(定額)3年期間内解約で発生温冷ECO・SLEEP(最大約60%カット)
エブリィフレシャス mini約453円〜すべてのECO機能使用時(エブリィフレシャス調べ)3,300円(定額)3年期間内解約で発生温冷ECO・SLEEP
ウォータースタンド ピュアライフ L約462円節電モード(レベル2)使用時の実測値・冷水18L/温水18L3,300円(定額)縛りなし0円2段階の節電モード
ハミングウォーター flows約711円〜エコモード1日2回・温水12L/冷水18L/常温水30L・29.80円/kWh換算3,300円(定額)2年16,500円エコモード(温水加熱を6時間停止)
※金額はすべて税込。電気代・料金は各社公式サイトの2026年8月時点の公表値。測定条件・換算単価は各社で異なるため、電気代の数値は厳密な横並び比較ができません。

浄水型4機種は、月額3,300円+電気代401〜711円で、総額が月3,701〜4,011円の範囲に収まります。水をどれだけ使っても水代が増えないのが宅配型との大きな違いです。

宅配型5機種の電気代比較:省エネモードで500円前後まで下がる

宅配型ウォーターサーバーは、天然水やRO水のボトルが自宅に届くタイプです。

電気代とは別に水代(使用量に応じて変動)がかかるため、電気代は「月のコストの一部」として見る必要があります。

←スクロールできます→

機種公表電気代/月測定条件主な省エネ機能
フレシャス Slat約390円省エネモード使用時SLEEP機能・エコモード・デュアルタンク構造
フレシャス dewo約420円省エネモード使用時SLEEP機能・エコモード・デュアルタンク構造
コスモウォーター SmartプラスNext約384円〜エコモード使用時エコモード
プレミアムウォーター スリムサーバーIII(ロング)約500円〜エコモード使用時(通常時は約630円)ECO SENSOR(光センサーで自動節電)
フレシャス dewo mini(卓上)約600円省エネモード使用時SLEEP機能・エコモード・デュアルタンク構造
※各社公式サイトの2026年8月時点の公表値。別途、水代・レンタル料等がかかります。公表電気代の測定条件・換算単価が確認できなかった機種(一部の宅配水ブランド等)は、正確な比較ができないため本表から除外しています。

宅配型でも、省エネモード搭載機であれば公表電気代は月390〜600円と浄水型に近い水準です。

一方、省エネ機能のない旧型機はフレシャス公式の言う「一般的なボトルタイプで約1,200円/月」に近づくため、宅配型を選ぶ場合もエコモードの有無が電気代の分かれ目になります。

比較の注意点:公表電気代は「計算に使う単価」が各社バラバラ

公表電気代の落とし穴は、計算に使われる電力量単価がメーカーごとに違うことです。

実例として、ハミングウォーターは同じflowsという機種の電気代を、以前は「約475円/月」(19.91円/kWh・2019年8月時点の単価で計算)と案内していましたが、現在の公式コラムでは「約711円/月」(29.80円/kWh・2025年5月時点の単価で計算)としています。

ハミングウォーターであればエコモードが搭載されていて、1ヶ月約711円※と大幅に抑えられています。※29.80円/kwh(2025年5月時点)東京電力の従量電灯B最低料金(最初の120kwhまでの価格)を基準とした場合

出典:ハミングウォーター公式サイト「ウォーターサーバーの電気代はどのぐらい?」

サーバー本体の消費電力が変わったのではなく、電気料金の値上がりを反映して換算単価が変わっただけです。

つまり、古い単価のまま「月400円台」と表示している機種と、最新単価で計算した機種を並べると、実際は同程度の消費電力でも数百円の差があるように見えてしまいます。

読み解くコツは、金額そのものより「エコ機能の有無」と「消費電力の削減率(最大60%カット等)」で比べることです。

金額を揃えて比べたい場合は、公表の前提単価が分かる機種のみ、目安単価31円/kWhに換算し直すと実態に近づきます(例:ハミングウォーター 約711円÷29.80円×31円=約740円)。

電気代が安いおすすめウォーターサーバー3機種

電気代を重視して選ぶなら、公表電気代の安さ・総額の読みやすさ・お試しのしやすさで強みが分かれる次の3機種が有力です。

いずれも浄水型のため、宅配型のようなボトルの水代がかからず、電気代のインパクトが総額に直結しにくいのも共通の利点です。

エブリィフレシャス tall:公表電気代 約401円〜/月で浄水型の最安クラス

エブリィフレシャス tallは、浄水型4機種の中で公表電気代が最も安い、月額定額3,300円のウォーターサーバーです(2026年8月時点)。

温冷それぞれのECOモードと、部屋が暗くなると温水機能を止めるSLEEP機能を含む、すべてのECO機能を使用した場合の電気代が約401円/月〜と公式サイトに明記されています。

おすすめポイント
  • すべてのECO機能使用で電気代約401円/月〜。省エネモード搭載で電気代を最大約60%カットできる
  • 月額3,300円の完全定額(レンタル料・浄水カートリッジ代・配送料込み)
  • 正面の光センサーによるSLEEP機能で、消灯を感知して夜間は自動で節電。手動操作なしでも公表値の条件を再現しやすい

電気代約401円は、後述する冷蔵庫(月約896円)の半分以下の水準です。

エブリィフレシャス公式は一般的なボトルタイプの平均電気代を約1,000円/月としており、その6割減にあたります。

SLEEP機能は部屋が明るくなると自動復帰し、約10〜15分で通常の温水温度に戻る仕様です。

公表電気代約401円/月〜(すべてのECO機能使用時)
月額料金3,300円(定額・カートリッジ代等込み)
方式浄水型(給水タンク式・床置き)
契約期間3年(期間内解約は解約金あり)
※税込。エブリィフレシャス公式サイト・2026年8月時点。
おすすめな人
  • 電気代を月400円前後に抑えることを最優先したい人
  • 3年以上の長期利用を前提に、総額を月3,700円前後で固定したい人
  • 就寝時に部屋を暗くする生活で、SLEEP機能の節電効果を活かせる人
おすすめしない人
  • 3年以内に引っ越しや解約の可能性があり、解約金のリスクを避けたい人
  • リビングの照明を深夜までつけたままにする家庭(SLEEP機能が働きにくく約401円を再現しづらい)
  • 深夜にすぐ熱い湯を使いたい人(SLEEP機能からの復帰後、通常の温水温度に戻るまで約10〜15分かかる)

ウォータースタンド ピュアライフ:電気代約462円&縛りなしで試せる

ウォータースタンドのピュアライフ Lは、契約期間の縛りと解約金がない月額3,300円の浄水型サーバーです。

電気代は節電モード(レベル2)使用時の実測値として1カ月462円(冷水18L・温水18L使用時)と公式サイトに明記されており、実際の使用条件付きで公表されている点が特徴です。

おすすめポイント
  • 契約縛りなし・解約金0円。電気代込みの実コスト(月約3,762円)を1〜2カ月だけ試して判断できる
  • 電気代約462円は「節電モード使用・冷温各18L」という使用量まで開示された実測ベースの数値
  • 注ぎ口とタンク内をUV-LEDで自動除菌。節電のために温度を緩めても衛生面を保ちやすい設計

「公表値どおりの電気代になるか不安」という人にとって、解約金0円は電気代リスクの保険になります。

導入後に自宅の検針票で実際の増加分を確かめ、想定より高ければ費用ゼロでやめられるためです。

この「試してから決められる」構造は、2026年8月時点では縛りなしのピュアライフとアイコン(同社の水道直結型)にほぼ限られます。

公表電気代約462円/月(節電モードLv2・冷水18L/温水18L時の実測値)
月額料金3,300円(定額・フィルター定期配送等込み)
方式浄水型(給水タンク式)
契約期間縛りなし・解約金0円
※税込。ウォータースタンド公式サイト・2026年8月時点。
おすすめな人
  • 電気代を含む実コストを自宅で確かめてから継続を決めたい人
  • 数年内に引っ越す可能性があり、解約金0円を確保しておきたい人
  • 小さな子どもがいて、節電と同時に温水ロックや除菌機能も重視する人
おすすめしない人
  • 電気代を月400円近くまで詰めたい人(浄水型の公表値はエブリィフレシャス tallの約401円が下)
  • 給水タンクへの水の補充を面倒に感じる人(水道直結型のアイコンの方が向く)
  • 天然水の味にこだわりたい人(水道水を浄水する方式のため)

ハミングウォーター flows:電気代約711円でも総額が読みやすい定額3,300円

ハミングウォーター flowsは、月額定額3,300円で1日約7.5Lまで浄水できる、たっぷり使う家庭向けの浄水型サーバーです。

公表電気代は約711円/月(エコモード1日2回・温水12L/冷水18L/常温水30L使用時)で、2025年5月時点の単価29.80円/kWhという最新に近い前提で計算されています。

おすすめポイント
  • 電気代の公表が「単価29.80円/kWh・エコモード1日2回・使用量60L/月」まで開示されており、請求とのギャップが小さい
  • 冷水・温水に加えて常温水にも対応。電力を使わない常温水を多用すれば公表値より下げる余地がある
  • 月額3,300円の定額制で、料理や麦茶作りに月60L以上使っても総額約4,011円のまま増えない

約711円という数字は本記事の比較表では高く見えますが、目安単価31円/kWhに揃えると約740円で、古い単価で計算された他社公表値との実際の差は表の見た目より縮まります。

エコモードは温水の加熱を6時間止める仕組みのため、外出前と就寝前の1日2回作動させる運用が公表値の前提です。

公表電気代約711円/月〜(エコモード1日2回・29.80円/kWh換算)
月額料金3,300円(定額・フィルター代等込み)
方式浄水型(給水タンク式・冷水/温水/常温水)
契約期間2年(期間内解約は解約金16,500円)
浄水能力1日約7.5L・フィルターは8カ月ごとに無料配送
※税込。ハミングウォーター公式サイト・2026年8月時点。
おすすめな人
  • 料理・麦茶・ミルクなどで月60L以上使い、水代を定額に固定したい家庭
  • 公表値と請求額のギャップが少ない、前提条件の明確な機種を選びたい人
  • 常温水をよく飲み、電力を使わない出水で電気代を下げたい人
おすすめしない人
  • 使用量が月30L未満と少なく、電気代・月額とも最小化したい一人暮らしの人
  • 2年以内の解約可能性があり、解約金16,500円のリスクを避けたい人
  • エコモードのボタン操作(1日2回)を続ける自信がない人(使わないと公表値を上回る)

ウォーターサーバーの電気代は冷蔵庫・電気ケトルと比べて高い?【31円/kWhで統一試算】

他の家電と比べたウォーターサーバーの電気代は、「冷蔵庫より安く、電気ケトルより高い」が答えです。

条件を揃えるため、電力量単価を目安単価31円/kWh(税込)に統一して試算しました。

家電1カ月の電気代算出の前提
ウォーターサーバー(エコモード機)約390〜740円各社公式公表値(測定条件は機種により異なる)
冷蔵庫(301〜350L)約896円年間消費電力量347kWh×31円÷12カ月
電気ケトル(1日3回)約232円1,250W・0.8Lを約4分で沸騰=1回約2.6円×90回
※単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(税込)で統一。冷蔵庫の年間消費電力量は資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2022年版」の301〜350Lクラス目安、電気ケトルはティファール公表仕様に基づく試算。2026年8月時点。

冷蔵庫との比較では、同じ「24時間つけっぱなしの温度維持家電」でありながら、エコモード搭載サーバーは冷蔵庫の4〜8割程度の電気代です。「つけっぱなし=高い」というイメージほどの負担にはなりません。

一方、お湯を沸かす機能だけを比べるなら電気ケトルの方が安く済みます。1回約2.6円のため、1日3回の湯沸かしでも月232円ほどです。

ただしケトルには冷水機能と保温機能がなく、沸くまで約4分待つ必要があります。「冷水+温水を待ち時間ゼロで使える」対価として月数百円を許容できるかが、導入判断の分かれ目です。

世帯人数別:電気代を含めた1カ月の総額シミュレーション

世帯人数が変わっても、ウォーターサーバーの電気代自体は大きくは変わりません。

電気代の主因は温度維持であり、使用量の影響は限定的だからです。総額を左右するのはむしろ「水代が定額か従量か」で、使用量が増える世帯ほど定額の浄水型が有利になります。

浄水型(月額3,300円)の場合、総額は次の式で確定します。

浄水型の1カ月の総額
  • 月額3,300円(定額)+電気代401〜711円=月3,701〜4,011円
  • 水道代の増加分は月100L使っても約20〜30円程度で、総額への影響はごくわずか

世帯別の目安は、自分に近いパターンだけ開いて確認してください。

一人暮らしの総額目安は、エブリィフレシャス tallなら月3,300円+電気代約401円=約3,701円です。在宅時間が短いほどSLEEP機能やエコモードが効きやすく、公表値に近い電気代を再現しやすい生活パターンと言えます。

使用量が月20〜30Lと少ない場合、1Lあたりのコストは約123〜185円です。飲用だけならペットボトル購入より割高になりやすいため、「冷温水がすぐ使える利便性」に価値を感じるかで判断するのが現実的です。

2人暮らしの総額目安は月3,701〜4,011円で、1Lあたり約62〜100円まで下がります。ハミングウォーターの公表電気代(約711円)は、まさに月60L使用を前提とした数値のため、この世帯規模の実態に近い金額です。

共働きで日中不在なら、外出前にエコモードを作動させる運用(ハミングウォーター)や、光センサーで自動節電するSLEEP機能(エブリィフレシャス)がそのまま活き、電気代を公表値付近に保ちやすくなります。

子育て世帯の総額目安も月3,701〜4,011円で変わらないのが、定額制の浄水型の強みです。月100L使えば1Lあたり約37〜40円まで下がり、使うほど割安になります。

宅配型を選ぶ場合は、水代が使用量に比例して増えるため、月80L以上の世帯では水代だけで月1万円を超えることもあります。使用量が多い世帯ほど、電気代の数百円差より「水代が定額かどうか」の差が総額を決めます。

ウォーターサーバーの電気代を節約する5つの方法

ウォーターサーバーの電気代の節約は、日々の我慢よりも「機種選び」と「設置・設定」でほぼ決まります。

効果の大きい順に5つの方法を紹介します。

  1. エコモード・SLEEP機能を使い倒す
  2. 壁・家電から15cm以上離し、直射日光を避けて設置する
  3. 背面の吹き出し口のホコリを月1〜2回掃除する
  4. 節約目的で電源プラグを抜かない
  5. 電気料金プランそのものを見直す

1. エコモード・SLEEP機能を使い倒す(最大60〜70%カット)

エコモードの活用は、節約効果が最も大きい方法です。

エブリィフレシャスは省エネ機能で消費電力を最大約60%、フレシャスは省エネモード使用時に最大約70%カットできると公表しており、月に数百円単位で差がつきます。

作動のさせ方は機種で異なります。ハミングウォーターはボタン操作で温水加熱を6時間停止する手動型(1日2回が公表値の前提)、エブリィフレシャスやフレシャスは光センサーで就寝時に自動で切り替わるSLEEP型です。

操作を忘れがちな人は、自動型(光センサー式)の機種を選ぶ方が公表値を再現しやすくなります。

2. 壁・家電から15cm以上離し、直射日光を避けて設置する

設置場所の見直しは、初日にできて効果が続く節約方法です。

ウォーターサーバーは稼働中に放熱するため、壁や電子レンジなど熱を持つ家電に密着させると熱がこもり、冷却に余計な電力を使います。

周囲から15cmほどスペースを空けるのが目安です。

直射日光の当たる窓際も避けてください。本体温度が上がって冷却の電力が増えるうえ、タンク内の温度上昇は衛生面のリスクにもなります。

涼しく風通しのよい場所が、電気代と衛生の両方に有利です。

3. 背面の吹き出し口のホコリを月1〜2回掃除する

背面の放熱口の掃除は、見落とされやすい節約ポイントです。

排熱用の吹き出し口にホコリが溜まると熱を逃がせず、コンプレッサーの稼働が増えて消費電力が上がります。

月1〜2回、乾いた布や掃除機でホコリを取り除くだけで放熱効率を保てます。

冷蔵庫の背面掃除と同じ理屈で、衛生面の維持にもつながります。

4. 節約目的で電源プラグを抜かない(逆効果になる)

電源プラグを抜く節約は、ウォーターサーバーでは逆効果です。

電源を切るとタンク内の水が常温に戻り、再び使うときに冷水を冷やし直し、温水を沸かし直すために大きな電力を一気に消費します。

こまめなオン・オフはむしろ電気代を押し上げます。

さらに、多くの機種は通電を前提に自動クリーン機能や温度管理で衛生を保っているため、長時間の電源オフはタンク内の雑菌繁殖リスクにもつながります。

節電したい時間帯は、電源オフではなくエコモードで対応するのが正解です。

旅行などで長期間家を空ける場合の扱いは、水抜き手順を含めて各メーカーの案内に従ってください。

5. 電気料金プランそのものを見直す

電気料金プランの見直しは、サーバー単体の節約より効果が大きくなり得る方法です。

ウォーターサーバーの電気代は月20kWh前後の話ですが、家庭全体の電力使用量は平均で月300kWh前後あり、1kWhあたりの単価が1円下がるだけで月300円、年3,600円の削減になります。

本記事の試算に使った31円/kWhはあくまで目安単価で、実際の単価は契約プランで変わります。

検針票で自宅の実質単価(電力量料金÷使用量)を確認し、高いと感じたら電力会社の切り替えを検討する価値があります。

電気代以外にかかる費用:総額で見ないと後悔しやすい

ウォーターサーバーの月々の負担は、電気代よりも水代・レンタル料・解約金の方が大きくなりがちです。

電気代の数百円差だけで機種を決めると、総額で逆転されることがあるため、費用の全体像を押さえておきましょう。

費用項目目安かかるタイミング
水代浄水型:定額に込み/宅配型:使用量に応じて変動毎月
レンタル料0円〜1,000円程度(機種による)毎月
電気代約360〜1,200円(本記事で解説)毎月
解約金0円〜(例:ハミングウォーター2年未満16,500円/ピュアライフ0円)契約期間内の解約時
その他初回設置費・サーバー回収費用
(例:エブリィフレシャスのサーバー回収費用3,300円)等
契約時・返却時
※税込。各社公式サイト・2026年8月時点。

特に注意したいのは解約金です。

電気代を年間で数千円節約できても、契約期間内の解約で16,500円かかれば数年分の節約が消えます。

引っ越しや生活の変化が読めない人は、電気代の安さより「縛りなし・解約金0円」を優先する方が総支出は安定します。

ウォーターサーバーの電気代に関するよくある質問

ウォーターサーバーの電気代について、本文で触れきれなかった疑問に回答します。

Q

ウォーターサーバーと水を買うのはどっちが安いですか?

A

使用量によります。2Lのペットボトルを1本約100円(1Lあたり約50円)で買う前提だと、浄水型(総額約3,701円/月)の場合、月75L以上使えば1Lあたり50円を下回り、サーバーの方が安くなる計算です。

飲用だけの一人暮らしではペットボトルが安く、料理にも使う世帯ではサーバーが安くなりやすい、と覚えておくと判断しやすいです。

Q

電気代がかからないウォーターサーバーはありますか?

A

冷水・温水が使えるタイプで電気代ゼロの機種はありません。

電源不要の常温タイプは一部存在しますが、冷やす・温めるという主要機能が使えず、導入目的と合わないことがほとんどです。現実的な最安ラインは、エコモード搭載機の公表値である月400円前後(2026年8月時点)と考えてください。

Q

旅行など長期間家を空けるときは電源を抜いた方がいいですか?

A

数日程度の外出なら、電源は入れたままエコモードで対応するのが基本です。電源を切るとタンク内の温度管理が止まり、衛生面のリスクと再加熱・再冷却の電力が発生します。1週間以上の長期不在では、水抜きをしてから電源を切る手順を案内しているメーカーが多いため、契約機種の公式マニュアルに従ってください。

Q

卓上型は床置き型より電気代が安いですか?

A

むしろ卓上型の方が高いケースが目立ちます。例えばエブリィフレシャスは、床置きのtallが約401円/月〜に対し卓上のminiは約453円/月〜、フレシャスも床置きのdewo約420円に対し卓上のdewo miniは約600円です。

小型化に伴う内部構造の違いが理由で、サイズの小ささと電気代の安さは比例しません。

Q

ウォーターサーバーの電気代は夏と冬で変わりますか?

A

変わります。夏は室温が高く冷水の冷却に、冬は水温が低く温水の加熱に、それぞれ多くの電力を使うため、公表値(多くは標準環境での測定)より高くなる傾向があります。エアコンの効いた部屋や直射日光の当たらない場所に設置すると、季節変動の幅を抑えられます。

まとめ:電気代は月500〜1,000円が相場。エコモード機なら冷蔵庫より安い

ウォーターサーバーの電気代は月500〜1,000円前後が相場で、エコモード搭載機なら公表値ベースで月390〜500円前後、冷蔵庫1台(月約896円)より安い水準に収まります(2026年8月時点・31円/kWh換算含む)。

最後に要点を整理します。

この記事の要点
  • 電気代の相場は月500〜1,000円前後。エコモード搭載機なら約390〜500円、非搭載の旧型は約1,200円かかることもある
  • 公表電気代は測定条件・換算単価が各社で異なる。金額の1円差より「エコ機能の有無と削減率」で比べる
  • 電気代最優先ならエブリィフレシャス tall(約401円〜)、お試し重視ならピュアライフ(縛りなし)、たっぷり使うならハミングウォーター(定額3,300円)
  • 節約の基本は「エコモード活用・設置場所・ホコリ掃除」。電源プラグを抜く節約は逆効果
  • 総額は電気代より水代・解約金の影響が大きい。電気料金プランの見直しも並行すると効果的

電気代は「導入をためらう理由」になりがちですが、実態はエコモード機で月400円前後、1日あたり十数円です。

気になる機種があれば、公式サイトで最新の電気代の測定条件とキャンペーン情報を確認したうえで検討してみてください。